私のサードプレイス
「私は一緒に頑張りたいと思ってるよ。」
高校時代、私は吹奏楽部だった。
同じ楽器だった同級生と、部活への取り組み方で衝突していた。
仲がいいからこそ頑張って欲しかった。
部活後、駅前のドトールで
私たちは本音をぶつけた。
ミルクレープとアイスカフェモカ
注文したのは、ミルクレープとアイスカフェモカのケーキセット。
今考えると甘くて仕方ないが、高校生の私にとってはちょうどよかった。
話した内容ははっきり覚えていない。
しかしお互い号泣して励まし合ったこと
ケーキセットがいつもより美味しかったことは覚えている。
受験勉強とモーニング
3年生最後のコンクールが終わり、受験勉強を本格的に始めた。
私は地元のドトールでモーニングを食べて
勉強のやる気スイッチを入れる習慣が付いた。
地元のドトールは店員さんの笑顔が素敵で、常連さんに愛されている店舗だった。
チェーン店に大きな変わりは無いと考えていたが、地元の店舗は違った。
店員さんの明るさやホスピタリティが一段と高かったからだ。
朝からドトールで元気を貰い、1日勉強するためのエネルギーを蓄える日々が続いた。
提供される側から、提供する側へ
第一志望の大学に合格し、1番に始めたことは地元ドトールでのアルバイト。
高校時代を過ごしてきた分、思い入れがあったのかもしれない。
大好きな空間で働ける幸せと、マニュアルの範囲内でお客様に満足してもらう難しさがあった。
常連さんのメニューを覚えたり、お客様に合わせて接客をしたり、楽しい4年間だった。
就職活動中もドトールで働いていると、心が安らぐ感覚があった。
ドトールが好きな理由
私がドトールが好きな理由は3つある。
店内BGMが心地いい
コスパがいい
提供速度が早い
店内BGMが心地いい
ドトールのBGMは落ち着く音楽が詰まっている。
今時のカフェミュージックではなく、80〜90年代の曲が中心。
時間帯によって客層が変わるドトールは、有線放送でオリジナルプレイリストを作成している。
音楽へのこだわりから、落ち着く空間が創られている理由が感じられる。
コスパが良い
ドトールでドリンクとフードのセットを注文しても、800円程度で収まる。
ミラノサンドは具沢山で腹持ちがいいところがお気に入りだ。
期間限定のミラノサンドは、頑張った日にプチご褒美として注文していた。
提供速度が速い
注文から提供されるまでの提供速度が速い。
フードの提供時間のクリアは、スタッフとして働いていた時苦労した思い出がある。
忙しいビジネスマンにも人気な理由がわかる。
いつでも安らげる場所
社会人になった今でも、私はドトールをよく利用する。
外回り中のランチタイム、考え事をしたい時、本を読みたい時。
私にとってドトールは、日常にちょっとした安らぎを与えてくれる大切な場所だ。
#このお店が好きなわけ
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