誕生日スペシャル、カメムシスペシャル
「参加度、神回だったね。」
9月の実験室、大人リフレクションで振り返り、出てきた言葉です。
参加者それぞれがどんな気持ちでも
「わたしは ここにいて いいんだ」と感じ
「あなたは ここにいて いいんだよ」と言えるような場
なので、参加度を重視しているわけではないのですが、もともとの目的だったリアルで場づくりができなくなってから、その下地作りという意味も込め続けてきたオンラインの場。
今回、場が成熟度を増した感覚がありました。
たとえば、急に持ち掛けられた相談ごとに、
子どもも、大人も対等に、言葉を、気持ちを、アイディアを出し合います。
「部屋の入口の天井にカメムシがずっととまっているんだけど、どうすれば臭いなく取り除けるかな……」
ある大人からのヘルプに、皆間髪入れずハイハイと手を。
「紙コップを使って……」
「カメムシは自分の臭いで……」
「小さいコーヒーの缶を……」
*誰かを助けたい
*自分のアイディアが採用されたら嬉しい
それぞれ色んな思惑があるだろうけれど、ここにいていいんだなと思えるからこそ出てくる発言、動きなのではないかなと思います。
誰かのお困りごとを皆でアイデア出して解決は、
リアルでも鉄板のアイスブレイクになりそうですね。
(私はというと、そういえば、手を挙げて話すって別にルール化していないけれど、いつの間にか定着しているよなぁ、それってなんでなんだろうなぁ?なんて考えていました)
また、今回は、誕生日の参加者がいました!
何をしたい?どうやって祝おう?
演奏したり、歌を歌ったり、ロボットに歌を歌わせたり。
最後には、トーキングゲームカードで質問して、
答えをみんなで当てる大会に。
「好きな色は何?」
「今欲しいものは?」
「苦手な食べ物は?」
「お気に入りの場所は?」
お誕生日のご本人はみんながハイハイ手を挙げるのをご満悦で指名し、
〇×ピンポンブーで回答に反応。
事前準備なくその場で生み出されスペシャルプログラムは、
抜群のフィット感でした。
そして次はもう10月!
ネクストステップは、
成熟した場に初めましての方をお呼びするとどうなるか?
存分にリアルができるまで、実験は続いてゆきます!
引き続き、よろしくお願いします^^
(鈴木かおる)
追伸:2019年度に実施したリアルの場のことをずっと書けていなかったので、年内には、書きたいと思っています……乞う、ご期待……!