一文怪談:二十編目:願う人

画像1 いつもの夢、女を見ている自分がいる。 美しいが恐ろしい彼女を、痺れるよう見つめる。 「あなたと付き合いたい」  そっとつぶやく僕は天を埋め尽くす彼女を 賛美する、巨大な顔がニヤリと笑う。

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