SS 動けない影 #爪毛の挑戦状

「やあ　ひさしぶり」たぬきさんが、うさぎさんに挨拶します。うさぎさんは落ち込んでいるようです。昔からの知り合いなので心配です。「うさぎさん、どうだい釣りにでも行くかい」親切なたぬきさんは、うさぎさんと川に行きます。

たぬきさんとうさぎさんが散歩をしていると、地面に影がある。「あれ？なんの影なんだろう？」たぬきさんが不思議に感じます。

上を見ても何もありません。うさぎさんは何やら困惑している様子です。「この影はなんだろうね？」たぬきさんが、うさぎんさんに聞いてみました。「動けない影なんだろうね」いきなり哲学的な話題です。たぬきさんも困惑します。

でも楽天的なたぬきさんは気にしません。「今日は何を釣ろうかな」たぬきさんは嬉しくて仕方がないです。川に到着をすると、お約束の展開です。たぬきさんは泥船を作って川に入りますが、泥船は溶けて沈んでしまいます。

「うさぎさん、たすけて」たぬきさんは叫びます。「おばあさんからの伝言だ　地獄へ落ちろ」うさぎさんは親指を地面に向けると高笑いをします。地面の影はたぬきに食われたおばあさんの幽霊だったのです。

※予想通りに陰鬱な話しか書けない状態です。良い事なのか悪い事なのか。童話調にしても、やさしい世界は無理っぽい。お題はフリーワードをランダムで生成して作成しました。