見出し画像

こっそり返歌

昨日は中秋の名月。
今日こそ十六夜ですね🌕

こっそり返歌も4回目。

毎週こちらの元歌に返歌していると
2首、作品が生まれます。

考えてるときは一生懸命ですけど
振り返ってみたら結構いい歌
詠んでいるのではないでしょうか。

十六夜杯に出せる
作品があるかも(*´艸`)

この企画は来週が最終回。

あと2回、素敵な作品をコメント欄に
こっそり置きにきてください💖

それではどうぞ✨

元歌①

恋心移ろわぬものと教えしは男のまごころ月光のごと

返歌

ついていく心に決めたあの日から
まごころ胸に春秋のごと

沙々良まど夏


移ろわぬ おもわせぶりの その背中
あなたの空は 秋空のごと

しろくまきりん


月と日の比喩を用いし記者会見
愛を貫き異国で暮らす

山根あきら


恋心男心は月光で
女心は秋の空らし

リコット

その心月の光というならば
私の心日の光と

春~と共に🌸


憂いなき瞳に吸い込まれていく
月の灯りに照らされる君

友音


月といふカンヴァスに描く恋心
色褪せることなくて幾年

のんちゃ


うつろはぬ月の光の照らす先
月下美人の一夜の栄華

雪ん子⛄


学校の夕陽はキミの席座る
教えておくれ恋の移ろい

おはようよねちゃん


いざ宵に君を探して惑う月
欠けたる姿愛しき十六夜

rira


恋心移ろひゆくは月の船
今宵何処に月宿るらむ

十六夜


揺るがなき瞳の人に捧げしは
胸一杯の満月の歌

夕凪遥


うつろはぬものと願いし恋なれど
君が心はさまよい続け

ふぅ。


返答す女のこころ十六夜へ
鉄色くろがねいろのペン先光り

ゆず


移ろはぬものはまごころ恋心
移ろふ君は十六夜の月

KOMA


月を背に道ゆく身こそ惜しみつつ
きみが恋より比ぶものなき

つる


満ちる月光あふれて我照らす
胸高鳴って涙こぼれた

Minmin


月キレイ✨異国の君のLINEから
同じ月みて時空を超える

Hiro



元歌②

メモリーがあふれる程の思い出はcloudに預けて明日明後日も


返歌

 cloud は吾のこころに寄り添ひて
欠ければ足してこぼるれば受く

沙々良まど夏


思い出メモリーを あふれるほどに詰め込んで
あの雲に乗り永遠へとはこぶ

しろくまきりん


雲が満ち涙の雨が降る時は
まどWindowsを開いて空見上げよう

のんちゃ


思ひ出は雲の如く変はるもの
良き記憶のみこころ刻まむ

山根あきら


泣き笑いメモリあふれて二十年
君と生きてく明日明後日も

リコット


大切な心の中のメモリーは
雲に預けて消し去ることなく

春~と共に🌸


雲の上あなたは知らないパスワード
見つけてごらん色んな秘密

友音


思い出の圧縮ファイル開くとき
ときめく胸も解凍されて

雪ん子⛄


デジタル化されてかがやく思い出は
0と1との隙間の∞

おはようよねちゃん


溢れるる想い繋いだ秋の雲
裂いて契って溶けぬ夏の日

rira


寄る辺なきあなたとのおもひで胸に抱き
生きるよすがに十六夜の月

十六夜


闇雲がクローズさせし思い出も
約束の地で春を待つ種

夕凪遥


cloudに預けるための思い出を
いつかあなたと同期したくて

ふぅ。


飛び乗った高速バスの行先は
カーテンを閉め十六夜まかせ

ゆず


今でさえありありと浮かぶ面影の
心いたくて書けそうになし

NN


思ひ出は胸に秘むとも溢れ出づ
なかんづく君との秘めごとは

KOMA


雲満ちて零れくるもの思い出を
数えるような今朝の雨粒

つる


クラウドのパスワードにと誕生日
勇気を出して尋ねたあの日

てまり


柔らかな雲に包まれ思い出は
温み満たされ膨らんでゆく

Minmin



元歌のお二人はこちらっ✨


この記事が参加している募集

#今日の短歌

39,627件

いただいたサポートは記事のネタ代に。 そして時にはみんなのサンタさんになるために使わせていただきます。