時間とお金を気にせず過ごす

自分の道に迷ったら、時間とお金を気にせず生活してみて


今の自分、働き方、生き方について悩む方へ。

「時間もお金もなんの制限もないとしたら、何したい?」

人と話していると、なにかと話題にあがる、この質問。


この質問は、自分が今その時、やりたいけど我慢してやれていないことに気づくためにはいい質問だと思う。

でもそれが、魂から生まれた本当にやりたいことかどうかは、また別。

趣味がない人
休みの日に何をしていいかわからない人
この人生で何をすべきかわからない人
やりたい事は?と言われても何も思い浮かばない人
好きな事が少なすぎる人

なんかも多い。

こういった人達は、心の感度がかなり鈍っている可能性がある。


でも、大半の人がそうだと思う。

「別に夢なんてわからんよねー。」
私が昔友達とよく言ってた台詞。

社会に出たら自由な時間の方が少ないし、残業残業。
昇進したらしたで責任も重圧も増え、常に仕事のことで頭を働かせなきゃいけない。

結婚していたら、家庭でも自分の役割を全うしなければならず、心が休まる暇もないかもしれない。

・・・

今から私が言うことは、かなり非現実的なことかもしれない。
特に結婚している方、守らなきゃいけないものがある方、一時の遊びも許されずに生きている方、なんかは。

そういう状況の方が殆どだということも理解した上で、あえて言う。
特に、今の生き方、働き方を見つめ直したい人、自分の道に迷っている人に向けて。


数か月間、実際に時間とお金を気にせずに過ごす生活をしてみよう


今貯金がない人も、その数か月間のために頑張って貯蓄してみて、と
言いたくなるぐらいの価値
があると思う。

数か月間が無理なら、1か月分でもいい。

なにも、たくさん旅行に行けるだけの大金を貯めなきゃ、と思う必要はない。

いつもゆっくり探す暇もなかった好きな服を買ったり、
いつもは行けなかった近くの商店街に行ってゆっくり食べ歩きをしてみたり、
いつも読めなかった本を読んでみたり、
気になるカフェに入って一人でぼーっとすごしてみたり。


なんなら、週1日、いや、2日でもいいから、そういう、
何も我慢しない日、を続けて欲しい。


そうするとね、

好きなことが見つかる。

やりたい事が見つかる。

好きな生き方が見つかる。


最初のうちは、わからないと思う。
心の感度が鈍くなっているから。
何を見ても聞いても、心が動きにくい。

好きだなとか、楽しい、とかいう感情が湧いてこないと思う。

でも、なるべく心の動きを意識しながらそういう我慢しない生活をしてみると、だんだんと、見えてくる。

自分が好きだなって思うもの。
かわいいなって思うもの。
行きたいなって思うもの。
これにはときめかないな、って思うもの。

やっぱり、国内より海外の方が好きだなって思うかもしれない。
田舎に住みたいなって思うかもしれない。
人生一度は都会で暮らしたいって思うかもしれない。

・・・

時間とお金を気にせず、なるべく我慢せず過ごすということは、

自分の心を開放するということ。

感性を研ぎ澄ますということ。

本来の自分に戻るということ。

ありのままの自分を見つけるということ。

自分を喜ばすということ。


現代社会では、これと真逆な生き方を強いられるから、生き苦しくなる。
自分の好きなものがわからくなる。
やりたいことがわからなくなる。
ありのままで生きられなくなる。
「自分らしさ」に蓋をしたまま生きてるから、自分を好きになれなくなる。


そんな過ごし方をしてみて、本当に自分が好きなもの、やりたいものが見えてきたら、必然的に縁が結ばれて、その理想の生き方に繋がる道が見えてくるもの。

神様はちゃーんと私達が一番幸せに生きられる道を作ってくださってるから。

むしろ、自分の本来の進むべき道を見つけると、全てがとんとん拍子でうまくいったりする。

それは、その道で合ってるよ、間違ってないよってこと。


何の確証もないのに、そんなリスクとれない!

って思われるかもしれない。

でも、私が会社員としての安定を手放して、そんなゆるーい生活に飛び込んでみた今思うのは、“ストレスの多い妥協した働き方”を続けてているうちは、いくら考えたって、自分のやりたいこと、自分の道は、見えてこないなってこと。

先に、会社員という安定を捨ててからでないと、入ってこない。

頭で考えているうちは、絶対に、わからない。


でも、頭は知らないけど、心は知っているんだよ。

私達は、既に、自分が何に喜びを感じるか、その答えを持っている。

だから、その錆びついた心を伸び伸びと開放させてあげることで、答えが自ずと見えてくる。

そうして見つかった生き方をすれば、
きっと人生がもっと楽しくなる。

もっと、幸せになれる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?