コピーライティングの本質。超初心者が読むべき本3選
ブログに訪れていただき、ありがとうございます。
ライティングサロンを運営しているケント(@KENJINWRITING)です。
僕は、かつて副業中に114名の女性ライターと19サイトを同時運営していました。
現在は女性限定のライティングサロンを運営「Site New Tourism」し、全員で学び、稼ぐ仕組み作りに取り組んでいます。
コピーライティングにどのようなイメージを持っていますか?
華やか、クリエイティブ、才能。
多くの人を魅了する言葉を生み出す天才。
ポジティブなキーワードが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
しかし、断言します。コピーライティングは泥臭い努力の上に成る。
一言目から人の心を震わせるような言葉を紡げる人はいません。
これから創り出す言葉の対象を想い、何個も何百個も言葉を重ね、何千個ものアイデアをゴミ箱に捨て、ようやく生み出されるものが人々の目に入るのです。
コピーライティングの本質を知り、努力を重ねる覚悟があるのなら、あなたもコピーライターに必ずなれます。
今回こちらの記事では、コピーライターになりたい、もしくは興味がある人が押さえるべき基礎の基礎を学べる本を紹介していきます。
コピーライティングとは
そもそもコピーライティングとは、
「人間の感情を深く理解し、言葉で人を動かす(主に購買行動)広告の文章、またはその技術のこと。」
新聞や雑誌、テレビCM、Twitter広告などのメディアで見かけるキャッチフレーズや宣伝文句はすべてコピーライティングです。
コピーライティングの技術を身につけるためには、言葉の発想法や文章の書き方を学ぶだけでは不十分です。
それでは他にどのような知識が必要になってくるでしょうか。
最低限押さえておきたい知識は以下2点です。
・ビジネスが創り出す「モノ・コト」は何のために存在するのか。優れたビジネスとはどうあるべきかなど、ビジネスの基礎。
・人がどんな時に、何が要因になって、どう動くかといった人の行動。
より人々の心を動かす言葉を生み出すためには、このビジネスの存在理由や価値、そして人の行動要因は最低限押さえておきたい知識です。
こちら2つを学べる本にプラスして、コピーライティングの技術を網羅的に学べる本が以下の3冊です。
ビジネスの本質とコピーライティングが学べる本【3選】
1. 創造する経営者 ピーター・F・ドラッカー (著)
経営学の父や経営の神様とも言われるドラッカーの名著。
「事業の目的は顧客の創造」という言葉が表すとおりに、ビジネスは顧客無くしてあらずというビジネスの本質を定義し、解説している本です。
ビジネスを「金儲け」と捉えている人は少なくはないのではないでしょうか。
確かに、ビジネスにおいて利益は必要不可欠です。
しかし、本来の目的はビジネス(事業)を通して顧客のニーズを満たすことです。
この「顧客」という視点を無視してしまっては、利益を得られないだけではなく、何の価値もないビジネスしか生まれません。
そして、コピーライティングは「顧客」に向けた言葉を創り出します。
顧客を深く知ることで、売りだす「モノ・コト」を深く知る。
顧客とビジネスの関係性を理解するためにも、こちらの本は必読書です。
2. 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ ダン アリエリー (著)
行動経済学の入門書です。
行動経済学とは「人が必ずしも合理的に行動しないことに着目し、人間行動を観察することで諸々の要因を説明」する新たな学問です。
冒頭で記載した通り、コピーライティングは言葉で「人を動かす」ことを目的としています。
人がどんなときに、何が要因になって、どう動くかを知ることで、「人を動かす」ことによりフォーカスした言葉を創り出すことが可能になります。
「合理的に行動しないこと」とは、例えば健康のためにはダイエットをしないといけないと頭で理解していても、甘いものを食べるのをやめられないことってありますよね。
本当は必要な行動だと理解していても、その通りには行動できない状況を指します。
誰しも経験があるのではないでしょうか?
こちらの本ではこのような非合理的な行動をとってしまう理由が解説されています。
非合理的な行動を引き起こす要因を知ることで、コピーライティングの見せ方を工夫することができます。
3. 最強のコピーライティングバイブル 横田 伊佐男 (著) 神田 昌典 (監修)
タイトルのとおり、コピーライティングのバイブルといえる本です。
コピーライティングの基礎となる型やフレームと、豊富な事例・実績が紹介されています。
事例は国内のものが集められており、日本の社会や環境に合った知識を得られるとともに、知っている企業の成果を知る楽しさもあります。
本の最後には、実際のコピーライティングで使える体系的習得法が記載されており、1冊で基礎・事例・実践と学びに必要なプロセスを網羅している本です。
おすすめの本いろいろ
▶必見! コピーライティングに関する人気の本ランキング」
▶「まずはこれ! ライティング初心者がはじめに読みたい本」
スキルの習得は膨大なインプットと実践あるのみ
コピーライティングの技術は決して才能ではなく、十分な情報と知識のインプット・圧倒的実践量で必ず身につけることができます。
情報・知識を得る上で本は最高の教材です。先輩コピーライターがおすすめする本は全てを読むぐらいの覚悟で臨みましょう。
得た知識は、長期的にみてあなたのコピーライティング技術をサポートする財産になります。
何事も1歩から。まずは1冊読み切りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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