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【新しい働き方研究】2021年8月2日(月)

現在「新しい働き方LAB」の第一期研究生として妊娠中の働き方について研究しています。

■今日の体調

★★★☆☆

体調は悪くない。暑い。暑さが重い。

■合計作業時間

3時間

■作業内容

ライティング

■今日工夫したこと

今日は名古屋のコワーキングスペースで作業をした。

家でできる仕事とはいえ、ずっと家に引きこもっていると気持ちも倦んでくる。

これまでもコワーキングスペースでの作業は私にとって息抜きになってきた。

ただ、ここ最近は暑すぎる。

夫に言わせれば「去年よりも涼しい。35度を超える日が少ない」らしいが、私には暑い。

夕方に帰宅し、ソファに寝そべるとそのまま夜まで動けなくなった。

目眩と頭痛がする。

ほんの少しだが鼻血も出た。

先週の金曜日のことを思い出す。

ある程度太陽の光は浴びたほうがいいとは思うが、それをためらうほどに最近は暑すぎる。

■日記

自分のことを真っ白な善人と思うことは全くないが、だからといって邪悪な極悪人でもないとも思っている。

これまでの人生、いいことも悪いこともあくまでも人並みにしてきたはずだ。

それでも時々自分のしてきた悪いことばかりを考えてしまうことがある。

体調が悪く、自分のことがまともにできなくなり夫に世話をしてもらっていると尚更自己嫌悪になる。

「臍の緒を伝って私の悪いところがこの子に伝わっちゃうんじゃないか。臍の緒にフィルターつけたい」

ということまで考えてしまい夫に話すと、

「卵子と精子の段階で決まってるからもう遅い」

と言われた。(本当だろうか?)

体調が悪いから自己嫌悪に陥ってしまうのだと自分でも分かっているため、自己嫌悪に陥っていても「今はそういうことを考えちゃうのも仕方がない」とどこか冷静に考えている自分もいる。

ただ、そこから抜け出せない。

「私のいいところってどんなところ?」

自己嫌悪から抜け出すために私は夫に尋ねた。

短所は長所。

自分が今考えている自分の短所は、もしかしたら夫にとっては長所なのかもしれない。

そんな期待を込めた問いだった。

「頭が良くて面白いところ」

まず最初に夫はそう言った。

これまでにも似たような質問をすると、夫はいつもそう答える。

「もっと性格的なところでは?」

もう一歩踏み込んで尋ねてみた。

「人を否定しないところ」

この答えは私にとって意外だった。

自分の短所を考える中で、私はいつも人から言われてきた「わがまま」だの「傲慢」だのということと、それに関連する自分の行動について考えていたからだ。

人から「わがまま」だの「傲慢」だの言わると、私はいつも腑に落ちなかった。

そして腑に落とすことができない自分を責めてきた。

だから夫のこの答えは、「短所は長所」という結果を期待していた私にとっては意外なものだった。

もっと「わがままなところを言い換えるとこんな長所になるよね」みたいなことを言われるのだと思っていた。

短所を長所に置き換えるのではなく、全く真逆のことを夫は言っている。

「なんで?」

あまりにも意外だったため、思わず聞き返した。

「だって俺がこれだけ鉄道撮影の趣味をやってても、止めようとしないじゃん」

確かに世の中にはパートナーのことを愛していても相手の趣味を好きになれず嫌う人はいる。

だから「同じ趣味を持った人と結婚したい」という気持ちも理解はできる。

しかし私たち夫婦には共通の趣味というものがない。

夫は鉄オタ。

私は歴女。

それでも10年以上付き合ってきた。

人間関係において相手のことを否定しないことは重要だということは広く言われている。

この「否定しない」とはただ「Noと言わない」「疑問を持たない」「口出ししない」という意味でもなければ、いつも「そうだね」「いいね」と言っていれば相手を肯定していることになるかと言えばそうでもない。

私が「わがまま」「傲慢だ」と言われた時に腑に落ちなかったのはこういうことだった。

相手を無闇に否定しない。

共通の趣味がないにもかかわらず10年以上付き合ってきた夫が指摘するのだから、私はその長所をある程度信じてもいいのかもしれない。

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