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【新しい働き方研究】2021年8月30日(月)

現在「新しい働き方LAB」の第一期研究生として妊娠中の働き方について研究しています。

■今日の体調

★★★☆☆

■合計作業時間

0時間

■作業内容

なし(今日は元からライターの仕事の予定がなかった)

■日記

一昨日の土曜日は本来ならば夫の鉄道写真撮影についていく予定だった。

しかし出発が早朝だったため、私はあらかじめ「とりあえず起きた時の体調によって最終的な行くかどうかの判断をする」と夫にも伝えておき、夫もそれを理解していた。

そして先に目を覚ました夫に起こされる。

起こされた瞬間に「あ……今日は無理だな」と思い、

「今日はやめておく。家で留守番してるよ」

と答えた。

そのまま夫は出かけていき、私はベッドで二度寝を試みる。

試みるがなかなか寝付けない。

妊娠してから度々ある「まだ眠いのに二度寝できない」がこの日にも起こった。

夫とデートに行きたかった気持ちや、眠れない中で嫌なことばかりを考えてしまうこともあって私はベッドの中で辛い時間を過ごすしかなかった。

普段ならば隣で夫が眠っている。

だがこの日はすでに夫はベッドにも家の中にもいない。

それをいいことに、私はベッドの中から天井に向かってありったけの声を張り上げて泣きながらあらゆる不満を吐き出した。

妊娠8ヶ月ともなると胎児の聴覚も発達しつつあるらしい。

私の怒りの絶叫を聞いて娘は怯えていたかもしれない。

実際一通り叫び終えるとお腹が張り、痛みも感じた。

しかし、どうすることもできなかった。

結局いつも通り明け方にうとうとし始めそのままふて寝のように私は昼過ぎまで眠った。

睡眠時間としては十分だが朝食は食べていないことになる。

水も飲んでいない。

こうした行為は娘にだけでなく私にとってもマイナスでしかない。

昼過ぎにようやく起き出し、台所にあるものを食欲もないのに無理やり口に押し込むようにして食べる。

食べ終わると再び疲れを感じたのでソファに横になる。

「13時まで」

「やっぱり13時半まで」

「14時になったら少し外出してみよう」

「15時には近くのコンビニで甘いデザートでも買いに行こうか」

「16時からリストに登録してある映画でも観ようかな」

「17時日が暮れてきたから外はだいぶ涼しくなってるかも?」

「マーク君は20時ごろ帰ってくるって言ってたな。てことはきっと早くても20時半に帰ってくるんだろうな。あと2時間半」

「帰ってくる1時間前には自分で散歩に行こうか」

「あ、マーク君からメールだ。やっぱり20時半くらいに帰ってくるみたい。そういえば昼の食事の食器をまだ洗ってない。ていうか歯磨きも洗顔もしてない」

ソファで横になったままその日を過ごした。

「ただだらだらするならいいんだけど、ネガティブなことばかり考えてしまうんだったら多少無理してでもついて行けばよかった」

途中何度もそう後悔した。

帰宅した夫と食事をしながらも「行けばよかった」と何度も漏らす。

昼過ぎまで横になり、あれだけ体を動かさなかったにもかかわらず、その夜は不思議なほど寝付きがよく翌朝までぐっすり眠ることができた。

日曜日は近場で撮影をしつつ、買い物に行く予定だった。

朝目覚めた瞬間に気持ちも体もすっきりしているのを感じる。

夫の鉄道撮影について行くのも苦ではなかった。

「昨日は一日横になってて一緒に行けなかったのを後悔してたけど、今日かなりすっきりしてる。……そういうものなのかな」

「そういうものなんだろ」

撮影の間夫とそんなことを話し合った。

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