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【新しい働き方研究】2021年7月16日(金)

現在「新しい働き方LAB」の第一期研究生として妊娠中の働き方について研究しています。

■今日の体調

★★★☆☆

朝洗面所で洗顔をしている間に鼻血が出た。

■合計作業時間

2時間

■作業内容

ライティング

■今日工夫したこと

元々疲れ・ストレスがたまると鼻血が出てくる体質だ。

仕事での疲れだけでなく、季節や天気によるストレスでも鼻血が出やすくなったりする。

特に頭を下に向ける洗顔中に鼻血が出ることは多い。

今日はまさにそんなパターンだった。

昨日は午前中地域で開催されるママ講座に参加し、午後はコワーキングスペースで仕事をし、夜にはプールでウォーキングもした。

疲れがたまっているといえばそうなのかもしれない。

今日は自宅で時折休みながら仕事の量もセーブした。

昼間に散歩をすることも控え、夕方から出かけるようにもした。

■日記

適度に体を動かすために元から散歩を日課にしている。

妊娠してからは夜ぐっすり眠るために普段以上に意識的に散歩をするようになった。

しかし上記で説明した通り、私は元々疲れやストレスがたまると鼻血が出やすくなる。

今年の5月の下旬、妊娠4ヶ月末の蒸し暑い中を散歩している最中にも突然鼻血が出た。

「ちょっと近所を歩こう」くらいのつもりだったため、手に持っていたのは家の鍵だけでティッシュなど鼻血を拭き取れるものは何も持っていない。

「いつものやつだ……」

たれてくる鼻血が厄介ではあるものの、自分としては大して心配もしていなかった。

自宅まであと5分という距離。

なんとかなる。

でも、もし通行人からティッシュがもらえるのであればそれに越したことはない。

そう思っていたところ側の住宅から都合よく男性が出てきた。

「すみません……ちょっとティッシュもらえますか?散歩してたら鼻血が出てきちゃって」

相手の男性は最初「大変ですね。暑いですから」と言って冷静だったが、駐車場の車からティシュを差し出す際に私の姿を改めて確認し顔色を変えた。

「……に、妊婦さんですか……?!」

私はこの頃あまり自覚はしていなかったが、周囲から「妊婦さんっぽい体型になってきたね」と言われることも増えていた。

それでも私は自分の体型がどう見られているのかをこの時すっかり忘れていた。

さらにティッシュを受け取る私の手には血がべったりとついている。

恐らく血は顔にもついている。

胸元や服はたれた血で汚れている。

鼻血は症状自体は大したことがなくとも流れる血をティッシュで拭き取らなければ絵面が映画『バイオハザード』のゾンビになってしまう。

冷静に考えればどんなに自分では「大したことない」と思っていても目の前にバイオハザードのゾンビのような妊婦が現れれば誰もが慌てる。

「え、ちょ、ちょっと大丈夫ですか?家はどこですか?送っていきますよ!」

すっかり慌てふためいている男性に、私も慌ててしまう。

もらったティッシュで血を拭いながら、

「大丈夫です。本当に全然大丈夫なんで。家もあそこのパチンコ店のある通りの角なんで本当にすぐ近くなんです」

「本当自分は大丈夫なんで送っていきますよ」

「大丈夫です。なんかただの鼻血なのに無駄に心配をおかけしてすみません」

そんなやりとりをしばらくしている間に鼻血はほとんど止まった。

「本当すみません。もう大丈夫です」

「本当に大丈夫ですか……?」

最終的に自分の足で家に帰ったが、本当に無駄に相手を心配させてしまった。

ただ、ああした心遣いはやはりありがたく、家に帰り保冷剤で頭を冷やしながらお腹に「こっちの世界にはああいう優しい人がたくさんいるよ」と語りかけた。

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