【新しい働き方研究】2021年7月22日(木)
現在「新しい働き方LAB」の第一期研究生として妊娠中の働き方について研究しています。
■今日の体調
★★★☆☆
体は元気なのだが気力が湧かない。なかなか仕事に取りかかることができなかった。
■合計作業時間
2時間
■作業内容
ライティング
■今日工夫したこと
執筆の仕事をするようになってもう5年になる。
だから妊娠前から「一日中一人で家にいることで生まれる孤独感」の恐ろしさを知っていた。
仕事をしながら孤独感を紛らすための工夫もしてきた。
私の場合1週間に3回以内、2週間で5回ほど外出をすると程よく孤独感を紛らすことができることにも気づけた。
妊婦に夏の暑さは厳しい。
さらに一人で普段とは異なる体調の変化に向き合っていると心細くなる。
外出すればげっそりと疲れ、家に引きこもれば孤独感に襲われる。
体力と孤独感のバランスを探っているうちに夏が終わってくれれば……と願う。
■日記
最近体力作りのためにプールでウォーキングをすることがある。
実は妊娠4ヶ月の段階で妊婦用の水着も用意していたのだが、5ヶ月の検診で産院から「プールはまだ」と言われたのでなかなか行けずにいた。
先月の6ヶ月検診でOKが出たので週に1回、30分ほど歩くようになった。
散歩に行くのも億劫になるほどの暑さのため、家で仕事をする日は引きこもりがちになる。
引きこもっていると精神的にも暗くなる。
そんな私にとってプールでのウォーキングは救いだった。
確かに屋内プールは蒸し暑いが、外を歩くよりはずっと快適だ。
それにライトアップされているため非常に明るい。
30分という短い時間ではあるが、カロリーも消費できる。
明るい空間をてくてく歩けば気分も上がる。
鼻歌が漏れることさえある。
ただしやはり衝撃は避けなければならない。
プールサイドを歩くときには転ばないよう慎重に、プールに入るときにも慎重に。
プールから出るときには後ろにひっくり返るのを防ぐためにはしごではなくスロープを使う。
水から一歩ずつゆっくりと、丁寧に。
妊婦用の水着は上半身は半袖、下半身はハーフパンツになっている。
しかも冷え防止のため上半身も下半身もしっかりとお腹を覆ってくれる。
従って布面積が大きい。
布面積が大きければプールに入ったときに吸収する水の量も多くなる。
私がスロープで手すりを掴みゆっくりと歩くのは転倒を防ぐためだけではない。
一歩進むごとに水着の重さが体にのしかかるのだ。
プールの中を歩くよりも負荷がかかっている気さえする。
スロープをのぼり切ると立ち止まって息継ぎをする。
これからこの重い水着を着たまま更衣室まで行かなければならない。
更衣室で水着を脱ぐと、
「さてさて、そろそろから本気を出そうかね」
という気分になる。
妊婦のプールでのウォーキングは体力づくりに効果的ではあるが、あの最後の負荷が一番効くのではないだろうか。
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