【新しい働き方研究】2021年8月6日(金)

現在「新しい働き方LAB」の第一期研究生として妊娠中の働き方について研究しています。

■今日の体調

★★★☆☆

午前中はバテていたものの、午後になると持ち直したので少し仕事をした。……が、夜になるとぐったりと疲れてしまった。

■合計作業時間

2時間

■作業内容

納品作業

■今日工夫したこと

我ながら単純な性格だと思う。

午前中は無気力・虚無感のためにぐったりと動けずにいた。

動けないまま午前中を過ごし、そろそろ昼ごはんを食べなければと思っていても気力が湧かずだらだらしているところに、クライアントの一人から「先日はクオリティの高い記事をありがとうございます」と連絡が入った。

「やるか」

そのメッセージを見て、私はようやく重い腰をあげることができた。

■日記

昨日の検診はあらかじめ11時半に予約を入れていた。

私の勝手な思い込みかもしれないが、病院での予約はだいたい遅れると思っていた。

それでも一人で家にいるよりも産院の待合室にいたほうが気が紛れるため、11時頃に私は受付を過ごした。

11時15分ごろ。

産院到着直後に尿検査のためにトイレに行ったにもかかわらず、トイレに行きたくなる。

「まだ15分くらいあるし……トイレに行こう」

と思って腰を浮かしかけたその時、

「能世さーん」

診察の順番が回ってきてしまった。

「すぐに終わるし。終わってからトイレに行こう」

と自分に言い聞かせながらも、尿意は一歩診察室に向かって進むごとに増してくる。

「体調に異常はありませんか?」

問診をしている間も尿意は少しずつ増していく。

この日のために先生に聞きたいことをあらかじめスマホにメモしていたため、私は先生の前でスマホを開いてあれこれ話そうとするが尿意のために頭がまともに働かない。

一応聞きたいことは聞けたものの自分の日本語能力の低さに落ち込む。

いよいよ内診ということになり、パンツを脱いで婦人科のあの椅子に座る。

じわじわと増していく尿意。

パンツを脱ぐ動作がいちいち膀胱を刺激する。

「膣の様子見ていきます」

「は、はい……」

私は全意識を尿道に集中させる。

「問題なさそうですね。……力を抜いてください。リラックスですよ」

機器をつっこみ様子を見ている先生は私の緊張をほぐそうと優しく声をかけてくれるがそういうわけにもいかない。

「あかちゃんも元気です。問題ないです。……女の子ですね」

7ヶ月にしてようやく分かった性別に安堵しながらも、私の緊迫状況は続いている。

内診が終わり、椅子から下り、パンツを履いている間も気合を入れ続ける。

「それでは次は2週間後に来てください」

助産師(看護師?)の言葉に「はい。ありがとうございます」と答え、私は診察室を出た。

猛ダッシュでトイレに駆け込み用を足すと、今日の検診で性別が分かったことや、検診中に見た我が子の顔へのよろこびをようやく噛み締めることができた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?