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3年ぶりの時代祭

正確に言うと、3年ぶりの「時代行列」なのだけど、それはまあよいだろう。

今年、京都では「3年ぶり」がとても多い。祇園祭の山鉾巡行もそうだった。そして、京都三大祭のひとつである時代祭も、また。

衣装も、甲冑も、当時を再現した衣装

とはいえ、有料の観覧席は当日券も出るほどの空きよう。コロナ禍前は有料の観覧席はだいたい売り切れていたように思うのだけど。いや、記憶違いだったらごめん。

参加者は市内の自治会などを通じて集まる

行列の先頭から最後尾まではたっぷり2時間かかった。なんとゆったりした行列であることか。

個人的に気になったのが、戦国武将などの鎧は何も音がしなかったのに、時代を遡ると(鎌倉時代だったかな)武者が歩くたびにカチャカチャと音がしたことだった。素材が違うのかな。

時代行列の衣装は、きちんと考証をつけて当時の素材や製法をできるかぎり再現している。そしてその再現には、京都の伝統工芸職人さんの技が欠かせない。

時代行列はまた、職人さん達の腕の発表会でもある。

この衣装も、もちろん「本物」。雅やかー!

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