あんなの漫才じゃね~よ!!
そんな論争があったような、なかったような……
もう忘れている方も多いかもしれませんが、2020年の年末から2021年の年始にかけて、お笑い界を激震させた大きな問題です。「M―1グランプリ」で優勝したマジカルラブリーのネタは漫才なのか否かの白熱した議論が展開されました。
申し遅れました。私、こういうものです。(自己紹介の使い方あってます?)
私もM1の敗者復活戦をわくわくしながら見る程度のお笑い好きですが、決して詳しいわけではありません。ですから、マジカルラブリーのネタが漫才か否かは私には判断しかねます。
節度があるネタであれば、手法よりも面白さが優先されると思っている人間です。マジカルラブリーのネタは、節度があったかどうかあやしいネタでしたが。
賞レースに賛否両論はつきもの?
今また白熱した議論が交わされているようです。現在開催されているパリオリンピックも一種の賞レースといえます。賛否両論、さまざまな意見を目にするようになりました。
なかでも注目されているのはJUDOではないでしょうか。
あんなの柔道じゃね~よ!!
多くの日本人が思ったことでしょう。
「タックルすれば勝てるの?」
と。
これはまさに『柔道なのかレスリングなのか問題』です。もしかすると、あなたは夢の中でこんな風に抗議をしていたかもしれません。
それほどまでに節度がなかったように感じました。
しかし、この競技は柔道ではなく、JUDOなのです。だから「あんなの柔道じゃね~よ!」は正しいのです。完全に別の競技と思えば、納得できるでしょうか。JUDOに柔道の精神性を求めるのは間違いといえます。
したがって、日本人は日本人の柔道をするしかありません。それがいやなら、オリンピックに出なければよいのです。JUDOの一人歩きは止められないかもしれませんが。
オリンピックにおいてJUDOの競技で勝つには、JUDOのルールに則った技を磨く必要があります。とはいえ、誤審ばかりでは話になりません。審判の技量がどうのというより、せめて不正疑惑はクリアにしてほしいところです。
そのお陰で「剣道が脚光を浴びている」と東スポの記事にありました。
突然飛んできたボールが顔面に直撃して鼻血を出したときのような衝撃です。「いまさらこの話題?」と。以前の記事でも書いたとおり、剣道はオリンピック競技にはなりません。今回のオリンピックを見て確信しました。
じつは、剣道にも柔道同様に『武道なのかスポーツなのか問題』があります。
剣道は戦後にGHQによって禁止された過去があり、復活させる際に「学校スポーツ」として許可された歴史がありました。したがって、武道でありスポーツなのですが、徐々にスポーツ寄りに偏ってきているように思います。
だから、
さあ、これからは剣道の時代だ!!
と、ならないのが残念なところ。剣道の精神性がヨーロッパではウケているようですが、日本では古いと敬遠されてしまいます。
もっと日本でウケたいんや!
もちろん、節度ある範囲内で。
そんな願いを込めて、7月も『武道・道場ナビ』の記事を執筆しました。執筆した記事は下記の2点です。
簡単に紹介しましょう。
劇的に上手くなる方法……と記載しましたが、初心者向けなので、私のようなおっさん向けではありません。
おっさんも劇的に上手くなりたいんや!
とは思いますが、兀々努力するほかないでしょう。色々なところが痛くて、稽古もままならない状況なのが辛いです。
腕の痛みがましになったと思ったら、今度はアキレウスがお怒りのようで……あとは五十肩というやつでしょうか。満身創痍でございます。
腕の痛みが和らいだとは言ってもやはり痛いことには変わりありません。ですから、最近は子どもの指導をするときには中学生用の軽い竹刀を使用して、腕の痛みを誤魔化しながらの指導です。
剣道の竹刀は色々と規定があったり、竹の種類が違ったりするので、こだわる人は細部までこだわります。私の場合は 安い竹刀しか買えない 弘法筆を選ばずの精神で、そこら辺にある竹刀を使っています。
ちなみに、大人の試合では中学生用の竹刀は使用できません。大人との稽古では、ちゃんと規定の竹刀を使っています。その辺りは節度をわきまえているので大丈夫です。
見苦しくない程度に藻掻いております。
そんなの剣道じゃね~!
と言われることのないようにしなければ。
えっと……
#なんのはなしですか
わけがわからなくなってきたので、終わります。
記事の執筆依頼、取材の依頼をお待ちしています。