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えせエッセイ

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記事一覧

あんなの漫才じゃね~よ!!

そんな論争があったような、なかったような…… もう忘れている方も多いかもしれませんが、2020年の年末から2021年の年始にかけて、お笑い界を激震させた大きな問題です。「M―1グランプリ」で優勝したマジカルラブリーのネタは漫才なのか否かの白熱した議論が展開されました。 申し遅れました。私、こういうものです。(自己紹介の使い方あってます?) 私もM1の敗者復活戦をわくわくしながら見る程度のお笑い好きですが、決して詳しいわけではありません。ですから、マジカルラブリーのネタが

オリンピックなんかやめちまえ!って書いたら反感を買うだろうか(えせエッセイNo.16)

1980年、ジョン・レノンが殺害された。 まだ40歳という若さだったらしい。 中学のとき、英語の授業でジョン・レノンの存在を知った。何をしている人かも知らなかったが、英語の教科書を読みビートルズの一員だったと知る。ただし、「ずぅとるび」は知っていても、「ビートルズ」は知らなかった。 似たようなものか…… そんな風に思っていた。ごめんなさい。 ジョンが殺害されたのは、のがわ少年が小学校に入学するかしないかの、まだ寝小便に悩まされていた頃の話である。 ジョンは世界平和を曲

噛みたくない(えせエッセイNo.15)

パンや米は1,000回以上噛むと「味の向こう側」へ行けるらしい。 SHARPさんのnoteを読んで衝撃を受けた。味がほぼなくなった後、さらに噛み続けると「味の向こう側」の境地に辿り着けるとのこと。興味はあるが、挑戦する勇気は出ない。 記事は「バイトスキャン」を紹介する内容で、噛むことに興味を抱かせる。とにかく現代人は噛まないらしい。私も加齢と共に噛めなくなってきた。それ以前に、歯並びが悪く上手く噛めない。 冷たい飲み物を飲むのもつらくなってきている。これが老いというやつ

一夜限りのギグ(えせエッセイNo.12)

哲学者のブレーズ・パスカルは言ったそうです。実に哲学的ではないでしょうか。ミケランジェロも、彫刻の分野において似たようなことを言ったといいます。 余計な贅肉を削ぎ落とし、美しい姿を見せたい! そう思いつつも、甘いものがやめられません。noteの文章も、ついつい要らないことばかり書いてしまいます。冗長表現には気をつけていますが、的確に伝えようと思うと、どうしても文章が長くなってしまうもの…… 最近の執筆依頼は、平均すると1記事あたり6,000~7,000文字が多い気がしま

必勝法を見つけたので誰か買ってほしい【えせエッセイNo.3】

必勝、それは、「必ず勝つ」こと。つまり、必勝法がわかれば、勝ち続けることも可能となる。 世の中には必勝法と名の付く商材で溢れている。心躍るネーミングだ。世の中には多くのマーケティング手法がある。 「期間限定」「限定商品」に騙された人も多いのではないだろうか。『必勝法』は、これらに匹敵するマーケティング手法なのではないかと考える。否、それ以上のマーケティング手法に違いない。 『必勝法』さえ知ってしまえば、負けて辛酸をなめることがなくなるのだ。 今日は、私が考えた『必勝法

おひがしさんと武徳殿(えせエッセイ vol.1)

そういや、おひがしさん、行ったこと無かったわ。 おひがしさんとはおひがしさん、つまり、浄土真宗の本山東本願寺のことだ。我が家の宗教は浄土真宗大谷派。他力本願の、この上なくありがたい宗教である。とくに信仰心は無いのだが、他力本願の言葉の響きは荘厳な宇宙の響きだ。 私は、おひがしさんの存在は知っていたものの、実際に見たことも行ったことも無かった。信仰心のかけらもない。一方、我が家の子どもたちは地元の寺の行事で、東本願寺の行事に参加し「あかほんくん」にも会っている。 ちなみに

アウトプットが成長のカギ(えせエッセイNo.2)

新聞を読んでいると、気になる一文が飛び込んできた。 プロになった頃は勢いもあり、順風満帆⛵に事が運んでいたとしても、あるときふと不安に襲われる。あなたにも、そんな経験があるのではないだろうか。 Webライターは記事を書いて報酬を受け取れば、プロだ。いや、報酬を受け取る前に、すでにプロとしての意識が必要となる。 案件応募の際のノウハウとして「初心者なので」は禁句だと聞いたことがある人も多いだろう。依頼する側が初心者にお金を払うリスクを避けたいのは当然だ。 つまり、案件に

DX化の弊害を逆手に取った戦略(えせエッセイNo.4)

新型コロナウィルスが流行したことによって、甚大な被害が発生した。一方で、新型コロナウィルスがもたらしたメリットもある。 急激なDX化は、数少ないメリットの一つだろう。 DXとはデジタルトランスフォーメーションの略。DX関連の記事をいくつか執筆したことがあり、進化の速さに驚かされている。DXは政府主導で進められ、企業や学校でのアナログデータは少しずつデジタルデータに置き換わってきていた。 時代が一気に動いたのは、コロナによるリモートワークやリモート授業、ソーシャルディスタ

今も昔も甘い罠には気を付けよう(えせエッセイNo.5)

小学校低学年の頃の話だ。 ネズミを捕獲するための罠を仕掛けたことがある。仕掛けたのは家の中ではなく、雪の中だ。 画像のようなドーム型の原始的な罠だった。 獲物が餌を取ろうと中に入ると、入口が閉じて外に出られなくなる単純な原理だ。餌として中に入れたのは、真っ赤な絵の具を丸めたような、小さな南天の実だった。 もちろん、ネズミが南天の実を食べるとは考えていない。のがゎ少年はそこまで馬鹿ではないので安心してほしい。捕獲したかったのは、ネズミではなく、鳥だった。 当時、我が家に

脱線しても戻ってくればいい(えせエッセイNo.6)

Webライターのお役立ち記事を絶賛配信中の、Webライターのがゎです。今日はWebライターの基本テクニックを、どこよりもわかりやすくお伝えしたいと思います。 信じるか信じないかは、あなた次第…… ブログの記事は1記事1テーマが原則Googleの検索エンジンにキーワードと記事の関連性を認識させるには、1つの記事に多くのキーワードを盛り込もうと考えるのは的確ではありません。 1記事にキーワードは1つだけ!! 検索エンジンだけでなく、読者にとってわかりやすい記事を執筆する際

映像で見せてもらえませんか?(えせエッセイNo.7)

書籍の予約なんて久々かも。たしか、前に予約して購入したのは、カマたくさんの『お前のために生きてないから大丈夫です』だったはず。3年前のことだ。 なんと、『大丈夫』つながりだった❗❗ 予約して購入したのは、岸田奈美さんの『国道沿いで、だいじょうぶ100回』。我ながら、良い買い物をしたと思う。 じつは「奈美さん大好き💖」なのだが、はまらない人にははまらないらしい。わからなくもない。なぜなら、エッセイ自体を好まない人も多いからだ。 私自身も以前は、さくらももこさんのエッセイ

ここも、せんじょうだったとは……(えせエッセイNo.8)

「今、地学にはまってんねん」 すっかり大阪に染まってしまった娘が言う。あぁ、都会の風に染まってしまったのか……父は遠い目をしながら聞いていた。 いや、それより地学って何よ? 中学、高校では地学が大嫌いだったという娘は、大学で理科を専攻して多くの先生との出会いがあったようだ。担当の先生によって、その教科の好き嫌いは大きく変わるらしい。先生って責任重大。 先日は大阪の有名な地下街を練り歩き、壁や床の化石を探したと嬉しそうに話してくれた。化石が見つかりそうな石を見たらビビビ

ローン人間(えせエッセイNo.9)

頭が痛い!!低気圧のせいだろうか、頭が割れそうだ。孫悟空が頭を締め付けられているイメージに近い。悪いことばかりしているので仕方がないか…… 朝から大雨警報が発令されている。特大の低気圧だろうか。当然、こんな日は会社に行きたくない。 こんなときに、コピー人形が居てくれたら…… 誰もが憧れたであろう、あのコピー人形。藤子不二雄の名作パーマンのコピー人形だ。鼻を押すだけで、押した人そっくりの人がむくむくっとできあがる。目印は、赤い鼻だ。 1996年、イギリスでクローン羊が誕

興味のないジャンルの長文は読めません(えせエッセイNo.10)

興味のないジャンルの内容が書かれた長文を読むことほど、苦痛なものはない。 職場の同僚Yさんから社内メールが送られてきた。Yさんは、行動パターンを見て引いてしまうほどのジャニヲタ(今はスタヲタと呼ぶらしい?)だ。そんなYさんからのメールの内容は下記のとおり。 「この謎解きをして💕」 謎解きはディナーのあとで……と言いたいところだが、少し眠くなり始めた午前10時のできごとだった。ディナーには程遠い。 彼女の言う「謎解き」とは、「文章の意味がよくわかんないんだけど」の意味らし