見出し画像

長ったらしい自己紹介

この記事は、mast Advent Calendar 2019 の16日目の記事です。

15日目はつのた ゛さんの記事『ぼくのはなし』でした。


どうも、mast19の山浦です。

アドベントカレンダー、登録したはいいものの何を書けばいいのやらと思いまして、軽くアンケートを取りました。

僕が持ってる程度の技術系の知識には皆さん興味がなさそうだったので、潔く大学入ってから今日までのこの約8ヶ月間何をしてきたかを書いていきます。(ちなみに、この記事のサムネはtaiChiが撮ってくれました)(書こうと思ってた技術系のやつは、後日暇な時にQiitaにでも上げることにします)

早速始める前に、僕が主にどんなことをやっている人か、ですが、こんなことをしています。画像6

画像5

ちょっと興味出てきましたかね...?


大学入学前

大学入ってからを振り返るって言うたやないかって感じですが、とりあえずそれまでに何をしてたかがわからないとお話にならないなーと思いまして、サクッと僕の18年をまとめます。

小学校時代:週一の和太鼓とポケモンカードゲームとFANTASY LIFEっていうLEVEL5のゲームばっかりやってました。ポケモンカードゲームはそこそこ強かったと思います。関西予選で一次リーグ勝ち上がったりしてました。資金力がアレだったので友達とカード交換しあってデッキ組んでました。週一で片道5kmの道のりをチャリ漕いでちっちゃい大会に出たりしてました。ポケモンセンターで優勝したりもしました(小学生の大会だったけど)。周りの大人がみんな優しくて、それでいて子ども扱いはしない感じでめっちゃ楽しかったです。FANTASY LIFEは神ゲーでした。公式のSNSがあったのでそこに入り浸って知り合った人とマルチプレイしたりしてました。これもまた楽しかったです。

中学時代:剣道部に入って部活三昧で勉強しなかったら3年になる前に成績が下半分に入ってこいつぁやべえってなって勉強始めました。元が低かったのでどんどん成績上がって面白かったです。最終的に偏差値が60ちょっとの公立高校に入りました。

高校時代:引き続き剣道部に入ってかなりしんどくてキツい生活をしてました。勉強は数学以外できない人(数学ができるわけではない)でしたが、筑波大に推薦入試で入ることができました。好きな分野について調べたりこそしていましたが、評定平均が3.7の授業中寝てるかうるさいかのこんなやつに、良くもまああの担任は推薦書書いてくれたなあと今でも思います。本当にありがとうございました。
ここまでプログラミングやったことは一切なかったですが、合格祝いで1月に親にMacBookProを買ってもらい、Pythonで機械学習(scikit-learn)のお勉強をしたりHTML・CSS・JQueryでWebページ作ったりしてました。そうこうしてるうちに4月になり、大学に入学します。

スクリーンショット 2019-12-16 22.48.13

スクリーンショット 2019-12-16 22.48.35

(ダサすぎて全部見せれない程のクソサイトです。こん時はスライドショー作るのにも苦労してた記憶が...)


4・5月

この辺は先輩方の展示とかを見ておおーってなってました。僕は割と大学でやりたいことが決まっていた人間なので、興味を見つける!みたいなテンションではなかったのですが、こういうアート的なことをできる人はすごいなあと思いましたし、今でも思ってます。自分もやりたいなと思うんですが、なんかこう、文脈や伝えたいメッセージやらを具体化すると言うんですか、そういうのがイマイチ苦手なんですよね。まだやったことないんでわからないですけど。来年は挑戦してみたいと思います。あと、自分らも新歓、やりたいですね。何に縛られるわけでもなく自由にやってる先輩たちの姿を後輩に見せられるような19生でいたいなあと思います。

この頃の自分の活動としては、本を買ってDjangoを触ってましたね。webで同期しながら複数人でできるビンゴゲームとか頑張って作ろうとしてましたが、実力不足ですぐに挫折しました。でもまあ適当にDjangoの基礎が知れたので良かったと思います。あと、春日ゆかコンのために(?)TwitterのAPIをいじったりもしてました。


6・7月

あれ、メ創、ゆるくね?(少なくとも1年次は)と気づいたのはこの時期です。高校生の時に想像していた大学生活よりも明らかに授業以外のことをやる余裕が多くあり、実際色々なものに手を出していきます。

まずWebGLをやり始めました。Three.jsではなくWebGLにしたのは、低レイヤーに憧れていたからですかね。自分は多分作品を作るよりも作品を作るための道具を作る方が向いてるので、レイヤーはなるべく低いところを触っていきたいなあと考えています。あと普通に処理が軽いので、webサイトに導入しやすいです。今は勉強の手が止まってしまっている状態ですが、このテスト期間が終わり次第また再開していこうと思います。丁度WebGLでやりたいこともいくつか出てきたので。


集中の授業で先輩方に混ざって3日間のハッカソンに参加したりもしました。複数人で開発したのは初めてだったので、結構いい勉強になったなと思います。ビジュアルプログラミング言語とか、あれ以来一切使ってないんですけど。作ったのは適当に投げた文章を感情分析してそれに似通った何らかのコンテンツの一節を返すLINEbotです。興味がある方は使ってみてください。

スクリーンショット 2019-07-24 11.00.13


あと、Kerasに手をつけたのもこの時期です。図書館で本借りてクリラボでソースコードと睨めっこしてました。CNNを使った簡単な画像処理をやってましたね。あの時は(ディープわからん...)みたいなこと無限に思ってました。まあ、今もあんまりわかってないんですけど。


8・9月

8月は帰省してました。9月はVR学会のアルバイトをやらせていただきました。研究すごいいいいってなって、本郷キャンパスすごいいいいいってなりました。この時期に学会の場にいることができたっていうのは、そこそこいい経験だったなと思います。IVRCも見たんですが、やっぱり国内最大級のコンペはすごいっすね。レベルが違いました。来年は自分たちで出したいなあって思ってます。ハードゴリゴリ触れるようにならなあかんのやけど。

技術面では、Node.jsがちょっと使えるようになりました。実はそれで簡単なSNSを作ってたので、皆様どうかご査収ください(SSL証明書めんどくさくて発行してないです。ごめんなさい)。フロントをVanilla.jsで書いているので(言い訳)デザインは結構手抜きです。あとAWSの無料枠を使ってるのと結構クソなコードを書いてるのが合間って、たまに処理落ちします。優しく見守ってあげてください(Webでデータベースとかいじったのも初めてだったので)。9月は全部これに消えた記憶があります。まあ、そんなもんよね。


10・11月

正直、一番頑張ったのは10月でした。

いばらきデジタルコンテンツ・ソフトウェア大賞に応募したんですね。しかし結果は惨敗。予選通過4作品に選ばれませんでした。通った作品を見てると、まあTwitterでプロトタイプがバズってたような作品がいくつかあって、こりゃあ勝てねえなあってなりましたね。スッと諦めがつくぐらい素晴らしい、クオリティの高いものばかりでした。(でもなんで今年から賞金上げちゃったかなーとか、思わなくもないです。)

で、これに提出したのが冒頭で見せたgif画像の画風変換アプリケーション、「遷移-transition-」(以下「遷移」)なんですね。実はこれはWeb上でマウスカーソルの位置に合わせてヌメヌメ動く仕様になってまして、ユーザがウィンドウ上にドラッグ&ドロップで落とした画像をその場で変換してコンテンツ化する仕様になってるんですね。他にもいろんなエフェクトを試して遊べるようになってます。最初に見せたのは夏と冬の画風変換でしたが、ゴッホの絵風にしたものをゆっくり浮世絵風に、なんてこともできちゃいます。

画像5


遷移を作るにあたって、ReactとWebpackを新たに触ることになりました。Web系の環境構築難しいなあって、今でもめちゃくちゃ思います。ちなみにバックエンドはDjangoを使ってて、ちょっと知識ある人が見たらわかると思いますが、中ではニューラルネット(PyTorch)がせっせと画像処理しています。ただ問題があって、マシンパワーがないと上のツイートにある動画のように、処理にものすんごい時間がかかるんですね。

ただ、何とかして近々リリースしようと思ってるので、その時はみなさん存分に遊んでみてください。


12月

12月に入る少し前からは、お勉強を兼ねて深層学習ライブラリを自作してました。ただまあ、GPUを扱う技術が僕にはないので有用性は皆無ですし、それに気づいてからはやる気が一気に落ちました。おかげでBatchNormalizationもSoftmax-CrossEntoropyLossもAdamOptimizerも実装していません。ただ一応CNNの性能チェックはしときました。

これに関しては、GPUいじれるようになったら再チャレンジしたいなと考えてます。


まとめ

ここまで書いて気づいたんですが、これは長ったらしい自己紹介ですね(ここでタイトルを決める)。僕のことを一言でまとめると、「機械学習とWeb(+WebGL)をちょっと触れるけど、正式にリリースするところまで行き着いた成果物がほとんどない中途半端な奴」ということになります。


これから

お決まりのやつですね。過去を振り返った後は未来を書くと。
来年は、深層学習とWebGLを深めつつ、ハードにも手を伸ばしていくような年にしたいなと思います。AREで研究もしたいし、インターンにも行きたいし、集団開発ももっとしたいし、自作のライブラリも公開したいし、新しい言語に挑戦もしたいし、IVRCに出展もしたいし、先輩方みたいなアート系の作品も作りたいです。ただこの記事を書いてて一番思ったのは、いっつも8割方完成したら満足して残り2割を詰められないようなこの中途半端な癖を治したいなあってことですね。これを治さない俺に、多分未来はないです。

とりあえず、遷移のリリースをしてWebGLとマイコンの勉強からだなあ。

あ、その前に、テストだ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集