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スーツケースに「お守りとして入れているもの」

たくさんの思い出とお土産、そして心地よい疲れに包まれながら旅の荷物をほどき、日常へと戻っていく時間。

旅に出かける前の高揚感とは違う、充足感に満ちたこの気持ちも旅にでることでしか得られないと感じる、特別なもののように感じます。

旅に持参する必需品はいろいろとあるのですが、その中でもかなり長い間、スーツケースの中にお守り代わりとして入れているものがあるんです。

それは、

SBKけむりフード

万が一の火災時、煙を吸わず逃げられるように頭からすっぽりかぶる防煙アイテムです。

火災の時、命を落とす危険性が高いのは"炎ではなく煙"という事実は、ご存知の方も多いと思います。

まだ火の手が回っていないのに逃げられないのは、多くの場合、気付かぬうちに一酸化炭素を吸い込み、逃げる途中で意識を失ってしまうから。東京消防庁のデータを確認したところ、0.5%〜の一酸化炭素を吸い込むと、たった1〜2分ほどしか命がもたないそうです。

そして恐ろしいのは、一酸化炭素は無色無臭ということ。いわゆる、ものが焼けた際に生じる"焦げ臭い匂い"が危険と思ってしまいがちですが、一酸化炭素は火災の初期段階からすでに発生していて、吸い込んでいることに気が付きづらい、とても危険な気体ということになります。

もし、そんな事態になった時、一酸化炭素を吸い込まず逃げきることができたなら、大切な人を守ることができたなら・・・・・・。

そんな風に思っていた時、偶然見つけたのがこちらのアイテムでした。

煙の中、走って3分、歩いて5分もの間、命を繋いでくれるという、やや本格仕様のタイプ。耐熱性(150℃)もあります。

そしてもう一品はこちらの↓

スモーク シャットアウト

こちらは耐熱性はありませんが、数分程度、煙から呼吸を守ってくれるという商品です。

スモークシャットアウトの方は一部の100円均一のお店などでも手軽に購入でき、お手頃価格というのが良い点かと。SBKけむりフードの方は、防災用リュックやスーツケースなどに常備しておきたいタイプの商品かと思います。

ちなみに、他にも高機能防煙フードは販売されているのですが、調べてみると中には肝心の一酸化炭素は除去できないと明記されているものもあるようなので、購入前に機能面をしっかり確認する必要はあるように思いました。

そんなこんなで、このアイテム、
スーツケースの他、自宅のナイトテーブルの引き出し、車の中、会社などにも置くようにしています。

また、家族や旅行へ行く友人知人にも、ちょっとしたお守り代わりに渡したりすることも多いです。

特に小さなお子さんは、非常事態を目の当たりにして泣いてしまったり、長い間息を止めて避難することもかなり難しいので、家族としてこのような防煙グッズがあるという安心感はかなり大きいのではないかと、私は思っています。

我が家の在庫分集結!

こちらの商品、幸いなことに使ってみてよかった!的なレビューはなく、私自身も感想を書くことはできないのですが、ただ旅から戻りアンパッキング中にふと目が合うと、「今回も楽しい旅をありがとね」とつい言いたくなる、

商品のレビューがないのは幸せなこと

いつのまにか「旅のお守り的存在」になっていると、思うことがあります。

コメ子。

▶︎「コメ子のコメごと」とは

『ブログ1周年と「コメ子のコメごと」』昨年の2月16日にブログをスタートしてから、本日で1年を迎えることができました。▼一年前の初めての投稿はこんな感じでした。『はじめまして、コメ子と申します!』…

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