見出し画像

あの人が、本気でビジネスに目覚めたら?【星のカービィ/カービィ編】

■「食べることだけでいきていく」。話題の人気YouTuber・カービィ

 今や小学生の「将来なりたい職業No.1」に挙げられることも多い「YouTuber」。ヒカキンやはじめしゃちょーなど、人気のYouTuberは子どもたちから絶大な人気を集めている。

 最近では彼らの収入にも話題が集まり、チャンネル登録者数100万人を超えるようなトップYouTuberともなれば、年収1億円以上を稼ぐことも珍しくない。

 そんなYouTuberのなかでも、一つのジャンルとして根強い人気を集めているのが「大食い系YouTuber」だ。

 テレビでは一時期、大食い番組が数多く放送されていたが、大食いを真似した子どもの死亡事故などを契機に社会問題化し、その後は長らく下火となっていた。

 しかし、テレビに比べて規制が少ないYouTubeでは、人気の動画コンテンツとして定番化。すでに登録者数 550万人に達している「Yuka Kinoshita 木下ゆうか」をはじめ、多くのチャンネルが存在し、人気を集めている。

 そんな大食い系YouTuberの中でも、爆発的にチャンネル登録者数を増やしているのがカービィ氏だ。

 ピンクの全身タイツと丸身を帯びた体型がトレードマークで、愛くるしいその姿から多くの女性ファンを獲得。どんな食べものも丸呑みするという驚異的なスタイルで早食いをする光景は、言語の壁を越え、今や日本のみならず全世界にファンが広がっているという。

■日本人初の2000万人登録も視野。今後は「ものまね」に注力

 チャンネル登録者は、わずか10日間で500万人を達成。大好物であるトマトを吸い込むように食べる動画は、すでに1億回再生を突破し、さらに再生回数を伸ばし続けている。このままいけば、日本人初となる2000万人登録の大台を達成する日も近いだろう。

 ただ、カービィ氏の大食いスタイルは、常人が真似するのは相当危険だ。今後、子どもたちが真似するようなことがあれば、テレビの大食い番組が消えていったように、YouTubeでも規制対象になる可能性がある。

 こうした懸念からか、最近頻繁にアップされているのが「ものまね動画」だ。見た目は若干衣装が変わった程度だが、その動きはまるで本人をそのままコピーしたかのような出来で、プロのものまね芸人も舌を巻くほどだ。

 彗星のごとく現れた人気YouTuberは、いまだ秘密のベールに包まれている。決して正体を明かさず、近しい関係者も「実は性別すら分かっていない」と話すほど。一部には「アメリカ人弁護士なのでは」との噂もある。

 いずれにせよ、その留まることを知らない人気は、軽々と国境を越え、遙か彼方の星にまで届きそうな勢いだ。

(文・空想ビジネスオンライン 編集長/もっぴ)

※この記事はフィクションです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?