日本人が海外で出稼ぎ!「安いニッポン」って逆に面白くない?

こんばんは、ひらっちです。怒涛の1月が終了してホッと一息ついていたのの束の間、来週あたりからまた怒涛のスケジュールがやってきそうです…。なんだかずっと働いているなぁ~。まあ、全然いいんですけど(笑)昨年から忙しすぎて健康診断に行けていないんで、そろそろ行かなきゃな…。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。農業にご興味のある方、半農半Xに関心のある方はぜひどうぞ!(^^♪

どうやら近いうちに経済メディアの『NewsPicks』でも記事が転載されるようになるみたいです!また公開されたらご報告させていただきますね♪

■安いニッポン。すっかりお馴染みのフレーズになったようで。

あらためまして、ひらっちです。今日は「安いニッポン」をテーマに書いてみたいと思います。

昨年の急激な円安の影響もあってか、最近は「安いニッポン」というフレーズを本当によく耳にするようになりましたよね。

もう数年前から言われていたことですが、下記の本をきっかけに一気にトレンドワードになったという感じでしょうか?

一時の急激な円安は少し一服した感はありますが、それでも大きな流れは変わりそうになく…。なかなか賃上げも進みそうにないですし、「安いニッポン状態」はしばらく続いていきそうな気配が漂っております。

大企業の経営者の皆さんには、くれぐれも「上げる上げる詐欺」だけはご勘弁願いたいなぁ。フリーランスのギャラアップは本当に最後の最後だと思うので、まずは思い切った賃上げで先陣を切ってもらいたいものです!

■日本人が海外で出稼ぎ!なんだか楽しそうだなぁ

さて、そんな中、先日NHKの「クローズアップ現代」で面白い特集をしていた。皆さんはご覧になられましたか?

どうやら最近、安いニッポンを抜け出して、海外に出稼ぎにいく日本人の若者が増えているらしいのです。

番組ではオーストラリアの農場で働く若者の姿が紹介されていました。何でもブルーベリーの収穫で月50万円くらい稼ぐんだそうな。単純計算で年収600万円くらい。大卒の新卒社員でも初任給が月収25万円ならまあまあな水準だと思いますが、その倍を稼ぐわけです。20代前半くらいの若者が単純労働でこれだけ稼ごうと思うとなかなか難しい金額だと思います。

ブラック企業に勤めてメンタルをやられるぐらいなら「めちゃくちゃいい選択かも!」と個人的には思って見ていました。なるほどね~。色々と考える人がいるもんだ。

ちなみに番組の途中、MCを務める桑子アナウンサーが「海外での出稼ぎにはこんなリスクもあるので注意するように」とテロップ付きで伝えていたのが下記の内容です…。

【外務省】
不当に安い賃金での雇用やセクハラやパワハラなどの被害注意が必要

……これ、海外だけでなく、日本でもかなりリスクが高い気がするのは、僕だけでしょうか(笑)

ちなみに、このnoteでは、過去にこんな記事をアップしています。

詳しく知りたい方はぜひご覧いただければと思いますが、簡単に説明すると「高校・大学に進学せず、その分の教育資金とバイト代を投資に回して実家暮らしをすれば30歳前後でセミリタイアが達成できそう」というお話です。

この記事ではバイト代を月20万円に設定していましたが、アルバイトで月50万円を稼いで大半を貯金できれば、もっとスピーディーにFIREを達成できます。海外で暮らしている間に円安が進めば、その速度はもっと早まりそうです。

もしかしたらこれからは、

①若いうちに海外で稼ぐ
②しっかり貯金する
③ほとんどを投資に回す
④円安の日本に戻って悠々自適(FIRE)

なんて新しいライフスタイルが定番化するかもしれませんね。

■まとめ

もちろん海外で単純作業を続けることは、スキルを磨く機会が失われるという点でリスクもあるでしょう。高度なスキルを日本国内で磨けるのであれば、生涯賃金を考えて留まるのが得策だと思います。あと「若いうちはいいけれど…問題」はどうしても付きまとうでしょうね。

ツイッターなんかを見てみると「オーストラリアは物価が高いから意味ないでしょ…」という意見の人もいるようでしたが、「でも物価が低くても給料が上がらない日本よりマシ」という見方もできます。

それを言うなら、そもそも東南アジアから日本に出稼ぎにきていた外国人労働者は「日本は物価が高いから意味ないよね」という理屈になりますしね。

もし日本国内で単純作業をしている人なら、いっそのこと語学力が身に付く海外で単純作業をするという選択の方が将来の可能性が広がるかもしれない。一昔前なら「日本国内の方が賃金が高い」というのが前提になっていましたが、それが崩壊した今、別の選択肢が浮上してきたというわけです。

このトレンド、あなたはどのように見ますか? 僕が若くて「どーでもいい仕事をさせられてるなぁー」と感じているなら、海外に出たかもしれません。個人的には「なかなか面白い時代になったもんだ!」と思いますね。

これが絶対にいいとはもちろん言えませんが、どうせ一度きりの人生、いろんな選択肢を考慮し、悔いなく有意義に楽しみたいものですね!(^^♪


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