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まりんちゃんのTPS(ターニングポイントストーリーズ)

 私の転機は今からちょうど2年ほど前。あるカフェオーナーとの出会いだ。私は生命保険会社の代理店をしている。売り上げを上げ、存在を知ってもらえるように努力していた時だった。同時に、友人が双子を身ごもっていた。妊娠発覚してすぐ切迫流産で入院した。なので、カフェオーナーのところに相談にいった。
 オーナーは霊能者というわけではないのだが、いわゆる『視える』人なのだ。なんだか不思議に受け止める方もいるかもしれないが、普段は普通の喫茶店のオーナーさんである。お茶を飲みに行くと、話も聴いてくれるのだ。
友人は、お腹の子が双子だとは思っていなかった。上の子もまだ小さい。オーナーはこのままでは、双子の命も危ないという。
 そこでオーナーは私に、「人のために動くことも大切よ。友達のサポートをしてあげて。」と言った。
 オーナーの後押しもあり、友人のサポートを優先的に行うことに決めた。そして何とか切迫流産を乗り切り、双子の命を助けた。
 そんな、目まぐるしい日々が落ち着こうとしていた12月末、ミラクルが起こった。保険の契約依頼が舞い込み、次々と契約が決まっていったのだ。ありえない数字が上がり始めた。そして大晦日の日、カフェオーナーから「エネルギーを送るからね。」っといわれた。オーナーから頂いたハンコ入れを触ってみると、明らかに温かい。
 その結果、全社三千人の中でトップセールスをたたき出すこととなった。
 この、神がかっているとしか言いようのない話の中で、自分でも気づいたところがある。友人のサポートをしたことで、生かされていることへの感謝の気持ちから、私自身のお客様へ接するときの気持ちが変わってきたのだ。
 みんなを繋ぐお役目を果たした事で、思わぬ結果が出た。

 鴨さんの『話し方の学校』に入ろうと思ったのは、その後、保険会社から信頼を得て、会社の説明担当員の仕事をすることとなっていたから。なので、伝える力をアップさせたいと思い入学することを決めた。『伝える力』がアップするとお客様に伝わるし、いいスピーチもお届けできる、そう思ったから。
 他の仲間も誘い、みんなで参加した。その中で『鴨楽読』の吉田素直さんとの出会いもあった。この人はただ者ではないと思ったから、素直さんに会わせたい人に会わせていく。
 そんなこんなをしていると、どんどんと人の輪が広がり、みんなで変化を楽しんでいく。そんな今を、こころから楽しみ幸せを感じるのだ。そして人と人とを繋ぐお役目をさせていただけることに感謝の思いでいっぱいだ。
 

ひまわり

 次なる目標は、『鴨楽読』の楽読のインストラクターになること。本当の自分に気付いてもらい、その方の人生を変えれるお手伝いが出来る、そんな素敵なお仕事だと魅力を感じたからだ。
 保険の代理店の仕事も、保険の商品とお客様とを繋いでいく仕事である。おかげ様でそちらも順調に仕事を進めている。


『人と人を繋ぐ』これが私の人生のテーマである。
命への感謝の気持ちとともにね。

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