なんでオバケってでてくるの?
電車中の一コマ 子どもとお母さん。
「なんでオバケってでてくるの~。ねえ~ねえ~」
「さあ、なんでなのかなあ。そんなことより、次降りるんだからね」
お母さん、ごまかしたな、っと思った。だけどこの子どもちゃんの疑問はなかなかに深いと思ったのだ。
オバケってそもそも、認知科学的には、人間が脳の中で、架空に作り出しているものである。しかし、古来より、オバケは存在するものとして人が認識しているので、きっとオバケはいるのだろう。
では、何でオバケは出てくるのか?
人間が脳の中で架空に作り出したものなのであれば、その人がオバケが出てきてほしかったから、出てきたのだろう。オバケが存在することで何らかのメリットがあるから。
しかしながら、オバケって、たまに複数の人が見えたりする。では複数の人が同時に同じ認識をもっていて、オバケに出てきてもらいたいからオバケが存在してしまう。
例えば、テレビ番組だと、番組が盛り上がったほうがいいという、共通認識から、オバケがリアルに実在しているかのようにみんなの脳の中にあらわれていく。
そんなこんなを考えていると、「何でオバケが出てくるのか」それは人のエゴが作り出したものに他ならないのかもしれない。
しかし・・・本当ながらこんな私にも、実はオバケを感じた体験があるのです・・・。しかも友人たちと一緒に。そのリアルさといったら・・・
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