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【読むPodcast】1,000人以上の文章を見てきたライター「山口ちゆきさん」ゲスト回

公開日2023年12月5日

こんにちは。

「にっしーのやってみなわからんやん!」編集室のふむりんです。

「にっしーのやってみなわからんやん!」とはライターゼミのメンバーである「にっしーさん」がおこなっているポッドキャスト番組です。

これまで放送された回の中から、にっしーさんがライターゼミメンバーに「ゼミに入った理由」や、「ゼミに入ってどのように過ごしているか」などを深堀りしていくコーナー【みんなで繋ごうライゼミの輪】を記事化していきます。

今回紹介するのは「山口ちゆきさん」がゲストの回です。

山口さんはクラウドワークスが運営するオンライン講座「みんなのカレッジ WEBライターコース【初級】【中級】」でメンターを務めながら(※放送当時。2023年12月から【上級】メンター)、フリーランスのライターとして活躍しています。

その活躍ぶりから、“寝ていない疑惑” も浮上する山口さんの日々に迫りました。


1,000人以上の文章を見てきた山口さんのお仕事内容は? 

にっしー:皆さんこんばんは。「にっしーのやってみなわからんやん! みんなで繋ごうライゼミの輪」本日、第2弾になります。前回のそわかさんからのご紹介で今回は山口ちゆきさんがゲストです。

山口ちゆき:よろしくお願いします。山口です。

にっしー:X(旧Twitter)でも「山口ちゆき@1,000人の文章を見てきたライター」というアカウント名で活動されていますけども、本当に1,000人くらい見てこられたんですか。

山口ちゆき:そうですね。私がメンターとして添削を担当している「みんなのカレッジ ライターコース」の受講生は軽く1,000人を超えています。

私が直接担当した人数は1,000人ではないのですが、日報などで皆さんの動向を見ているし、特徴のある方の課題はちらっと拝見しているので、「1,000人の文章を見てきた」を肩書きにしているんです。

にっしー:ありがとうございます。

ちゆきさんがライターコースのメンターを担当しているのは、多くのリスナーが知っていると思いますが、他にはどのようなお仕事をされていますか? ライターがほとんどですかね? 

山口ちゆき:そうですね。ライターがメインです。

にっしー:ライターのジャンルとしては、何か決めて取り組んでいるのですか? 取材やSEOなど、いろいろジャンルがあると思うんですけど。

山口ちゆき:以前は教育ジャンルに特化したライターと名乗っていたのですが、最近、教育ジャンルはあまり書いていなくて、取材が多くなってきましたね。

にっしー:そういえばPTAに関する記事も書いていましたよね? 

山口ちゆき:はい。私自身PTAの役員になり、いろいろ試行錯誤した経験があるので、それをnoteに書きましたね。PTA関連の執筆依頼も受けていきたいと思っています。

にっしー:実は、僕も中学でPTAの会長を2年間やらせてもらいました。

山口ちゆき:おっ! 素晴らしい。

にっしー:誰も手を挙げないので2年間担当しましたね。そこからの繫がりで、今でも地域の役員をしています。

山口ちゆき:繋がりますよね。

理系のお仕事からライターに転向したきっかけは? 

にっしー:ライターになる以前はOLをされていたんですか? 

山口ちゆき:OLは憧れなんですけど、経験はないんです。最初に勤めた会社は、農業系の法人の研究職なんですよ。

にっしー:なるほど。いわゆる理系なんですか? 

山口ちゆき:理系です。生物屋です。その後、塾講師をして、別の研究所のスタッフを経験しました。その次にしばらく専業主婦をした後、大学のスタッフとして働いていたという職歴です。

にっしー:そうなんですね。そこからライターという仕事に進んだのは何かきっかけがあったんでしょうか? 

山口ちゆき:子どもが学校に行けなくなって、大学の仕事を辞めざるを得なくなったんですね。

子どもが家にいるから外に働きに行けない。あちこち連れていく必要もある。パートなども考えたんですけど、どうも不安でしょうがない。

そこで、「家でできる仕事はないだろうか?」と探し始め、在宅ライターにたどり着きました。

にっしー:なるほど。家族の状況を踏まえ、家でできる仕事として「ライター」を選んだのですね。

山口ちゆき:はい。たまたま在宅で働くことを考えていたときに、私が住んでいる市とクラウドワークスの共催で「在宅ワーク実践講座」が開かれたんですね。

その講座に参加してライティングの勉強をして、今はメンターを任せていただいています。

山口さんがこれから力を入れたいと思っていることは? 

にっしー︰今はメンターや取材を中心にお仕事をされているとのことでしたが、これから何か違うお仕事や方向性は考えていますか? 

山口ちゆき:そうですね。今は地元のメディアでディレクターの見習いのようなことをしています。他にも、新人ライターの育成に関わっていて、そのあたりにも力を入れていけたらいいなと思っています。

あと、執筆のジャンルとしては、発達障害とか不登校とかのお子さんや保護者に寄り添う記事を書いていきたいですね。今は、その資格取得に向けても勉強中です。

にっしー:そうなんですね。不登校は僕もすごく関心があります。

というのも、僕の子どもはもう学校に所属していないんですけど、役員として地域に関わり続けているので、学校に行く機会が今でもあるんですね。そうすると、必ず出てくる話題が「不登校」かなと感じています。

在学中の問題に留まらず、不登校から引きこもりになって、ご両親が亡くなられるぐらいの年齢になっても、外へ出られない場合もあるそうですね。民生委員の方が「大きな問題だ」と言っているのをよく聞きます。

だからといって「僕に何かできるんかな?」と思いながらも、関心を持っているテーマではありますね。

山口ちゆき:そうね、なんか孤独に抱えちゃいがちなんですよね、保護者って。

だから、不登校のお子さんがいらっしゃるご家族が、もっと他の人や外と繋がれるようなヒントをお出しできたらいいなって思っています。自分が昔読みたかった記事を書きたいです。

メンターと受講生はどんな関係性?

にっしー︰そわかさんが今入って来られました。

そわか︰こんばんは〜。

山口ちゆき︰こんばんは〜。そわかさんとの出会いは、WEB ライターコースでメンターを担当したことでしたね。課題の添削を何回もやりとりをしました。覚えていますか?

そわか︰はい。私が課題の意図を全然わかっていなくて、何回もやりとりをして。やっとハッとわかって「ちゆきさん、こういうことだったんですね〜」と言ったことがありましたね。

山口ちゆき︰本当に何回添削しても、くらいついてくるから「この人すごいな」と思っていました。絶対に諦めなかった。すごかったね。

そわか︰ありがとうございます(笑)。

山口ちゆき︰当時は再添削1回じゃなくて、何回でもやりとりしていたんですよ。何回やりました? 5〜6回くらいしましたよね。

そわか︰はい。本当にあのときはお世話になりました。ちなみに今は1回なんですか? 

山口ちゆき︰今は1回です。修正した課題を再提出してもらい、再添削まで対応しています。

そわか︰再添削を何回もしてもらえたのは、貴重だったんですね。そんなときに受講できてよかったです。

にっしー︰めっちゃ育てられてますやんか。

そわか︰そうなんです。講座を受けているときに、課題とは別で、Slackで日報を書きますよね。

そのときに私が「もう心が折れそうです」というような内容を書いたら、ちゆきさんが「頑張ったら、頑張った人にしか見えない景色があるので、その景色を見てください」と応援してくださって。

にっしー︰泣くシーンですね。コレ。

山口ちゆき︰そんなこと言いましたっけ? 私(笑)。

そわか:はい(笑)。書いてくださいました。すごくその言葉がジーンと心に染みて。

当時、私の友達が税理士を目指していたんです。すごく頑張っていたのですが、落ちてしまって。そこで「頑張ったら頑張っただけの景色が見えるよ」と言ったら「頑張るわ!もう1回受験するわ!」という返事がきました。

それほど、ちゆきさんの言葉がパワーになりました。今も心に残っています。

にっしー︰わかります。受講中にメンターの方からかけてもらった言葉って、心に残りますよね。そわかさんだけじゃなくて、多分こういう思いを持っている人が他にも大勢いらっしゃるはずだから、やっぱりすごいなと思いますね。

山口さんがメンターを担当する受講生は1カ月につき最大●●人! 

そわか:ちゆきさんは今まで、何人の受講生のメンターをされていたんでしょうか?

山口ちゆき:そうですね。メンターを担当した人数は数えていないんです。1回あたりの人数もさまざまなんですが、一番多いときは1カ月で18人のメンターを担当しました。

にっしー:18人!?(笑)。その課題を一つずつ見て、コメントを入れて……。そわかさんのように、5〜6回やりとりをする人がいたら大変ですよね。

そわか:そうなんですよね。ちゆきさんはメンターも担当しているうえに、ご自身も講座を受けているじゃないですか。

「ちゆきさん、いつ寝てはるんやろ?」と思うんですよね。

にっしー:僕もね、「いつ寝てんのかな?」と思う人が2人いるんですよ。

1人はまあちさん、もう1人はちゆきさん。寝てます?(笑)。

山口ちゆき:寝てます。まあちさんは寝てない(笑)。

にっしー:すごいなと思って、本当に。夜でもゼミ内のSlackや、X(旧Twitter)などの反応が早いのに、朝方も反応が返ってくる。

もちろんメンターとして18人くらいの受講生を担当して、自分も講座を受けて、お菓子や料理も作って……。

そわか:そうそう。ライターゼミのSlackのリアクションボタンもすぐ押していて……。

山口ちゆき:最近は、そわかさんの方が早いですよね。

そわか:でも時間帯によります。子どもを迎えに行っている時間とかは、一番にリアクションできなくて「あ〜しまった〜!」というときがあります(笑)。

山口ちゆき:ふふふふ(笑)。一番を取らなくていいから(笑)。

にっしー:別に一番じゃなくても大丈夫ですから(笑)。でも、誰かがリアクションをくれると、やっぱりこっちは安心できますよね。

そわか:ほんとホッとする〜! 嬉しいです、あのリアクション。言葉は返って来なくても、リアクションだけで「あ〜見てくれてるんや」っていうのがわかって本当にいい感じになりますよね。

Slackでは投稿に対して、絵文字でリアクションが可能。さまざまな種類のリアクションに投稿した方も嬉しくなる。

メンター、取材、Slackの返信にお菓子作り……多忙な山口さんの時間管理術は? 

そわか:ちゆきさん、睡眠をとっているのであれば、時間術を教えていただきたいです。

どうやっていろいろな業務や、やることをこなしているのですか? 

山口ちゆき:本当に “ながら” ですね。X(旧Twitter)とSlackは基本ずっと開いているので。そろそろ閉じないといけないと思っています。

にっしー:例えば9時から5時まで作業できる時間があるとして、「メンターは9時から12時まで」といったように時間配分はきっちり決めているんですか? 

山口ちゆき:いや〜、それもやっていないですね。

時間の作り方としては、家の掃除をしないとか、庭を放置するとか、ご飯の手を抜くとか……。そっちの方向ですね。

そわか:やっぱり家事をね(笑)。

にっしー:時間を作ろうと思うと、何かの手間を省かないとやっていけないですもんね。

やっぱり休む時間も絶対いるし……。ガーッと、ある物事にのめり込むのもいいんですけど、違うこともやっておかないと何となく自分の幅が広がらないような気もするんですよね。

山口ちゆき:そうですね。さとうれいこさんのnoteでライター検定2級を受験するときに、家事の手を抜いたことを書いたものがありますけど、あれがもうずっと続いている感じですね。我が家では(笑)。

にっしー:僕は何となく、ちゆきさんは「9時から12時はメンター業、何時から何時まではコレ!」と細かくスケジュールを決めているようなきっちりとした生活スタイルだとイメージしていました。そうじゃないと聞いて、ちょっとだけ安心しました(笑)。

山口ちゆき:全然決まっていないです。だって添削って五月雨式に来るんで、決められないんですよ。決めていても、課題が送られてこなかったり、反対に提出日にいっぱい来たりとかがあるので。

だから、できるときに他の仕事をやっておいて、添削の依頼が来たら、できるところからやっていくスタイルです。

にっしー:でも締め切りがあるってことは、締め切りの間際に集中して、皆さん提出してくるのかなと思うんですよ。

山口ちゆき:そうでもないんですよ。早くに提出される方もいらっしゃいます。

土日にしか課題ができない人とか、逆に土日には取り組めないから平日にやりたい人とか、受講生の皆さんのお仕事や属性が本当に違うので、ありがたいことにほどよくバラけています。

にっしー:確かに、僕も土日しかできない週と意外に平日でもできる週に分かれていました。うまく分かれて提出されるんですね。

山口ちゆき:とはいえ、やっぱり課題提出日が多いですけどね。

にっしー:そうでしょうね。だって、もうギリギリまで頑張って書いたり作ったりしますからね。

次のゲストは、山口さんがメンターを担当した「あの人」! 

にっしー:「みんなで繋ごうライゼミの輪」はライターゼミのメンバーに順番に出演していただくコーナーです。

ちゆきさん、次に出ていただく人の指名をお願いします。

山口ちゆき:そうですね。そわかさんもにっしーさんも、私が担当した受講生だったということで、その繋がりで「なるめろんさん」をお呼びしたいなと思います。

なるめろんさんは、実はクラウドワークスで「ライターになろう」というセミナーがあったときに、私が登壇して喋ったのを聞いて、WEBライターコースに入ってこられて、今に至るんですよ。

その話を聞いたときに、「私が今やっていることって、いろんな人の人生に影響することなんだな」というのを改めて実感させられたんですね。

その大きなきっかけをくださった「なるめろんさん」をお呼びしたいと思います。

にっしー:なるめろんさん、ちゆきさんのご指名ですので、ぜひよろしくお願いします。

今日は初期メンバーの山口ちゆきさんに来ていただきました。本当にありがとうございました。

山口ちゆき:ありがとうございました。

そわか:ありがとうございました。

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ライターゼミメンバーのゼミでの過ごし方やライターとしてどのように活動しているかがわかる「みんなで繋ごうライゼミの輪!」

本編ではもっといろいろな話もしておりますので、よろしければ音声もチェックしてみてくださいね。



執筆者プロフィール:ふむりん

本業、副業ともにライターとして活動中。本業では健康食品を扱う通販会社のキャンペーンの企画からメールマガジン・ランディングページ作成まで、CRMに関する業務をライターとしてサポート。
副業ではSEO記事・オウンドメディア記事などの構成作成、執筆を請け負う。


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