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フリーランスになってよかった

私にとってフリーランスになるのは大きな決断でした。強い気持ちはありつつも、初めてのことに漠然とした不安が付きまとい何度もやめる理由を探しました。

不安に打ち勝って早4年、「私はフリーランスになってよかった」と日々感じています。


仕事は楽しいけどこのままで良いのかな

大学を卒業した私は縁あって中間支援組織に入職し、地域活性化のためとある市の行政とその市をメインに活動するNPO団体をサポートしていました。

3年目には公共施設の責任者にもなり、25歳で信頼も厚くよいポジションについており、充実していましたが、それと同時に「このままこの仕事で30代、40代になっていくのかな」と考え始めました。

仕事内容はとても大好きで、自分にもピッタリの仕事だったと今でも思っています。ただ、後悔しない人生を送りたいと強く思っていた私は、居心地よかった職場を離れることを決意しました。

人生のテーマを設定

仕事を辞めた私のテーマは「後悔しない」に確定したところで、かねてより憧れていた「場所を選ばず働ける」を実現させようと決めました。自由に生活と働く場所を決められる=自分で自分の人生を作っているという感覚に惹かれた私はフリーランスしかない!と思いました。

ただ、気合はあっても中間支援組織出身であるため、Web業界に通じるアピールポイントがありませんでした。

そこで、実績作りのため完全独学でWordPressを活用し恋愛ブログを始めました。男女のお悩み、街コンの参加レポ、結婚相談所の話しなど、恋愛から結婚、美容とどんどん幅が広がっていきました。

アフィリエイトも始めていたので、収入もちょこちょこ入り、「自分で稼ぐ」を経験しました。

自分で稼げるようになったけど、食べていけない…

ブログとライター案件でお小遣い程度は入るようになったけど、生活となるとまだまだな状況でした。そこで私は上流工程を目指し、ライターの力も活かせる「コンテンツディレクター」の案件を探し始めました。

ディレクションに近い部分でいうと経験は編集と少しのライター管理、数カ月のLP制作進行管理のみだったため、コンテンツディレクターとしての実績はほぼゼロの状態です。

それでも、ライターを含めるこれまでの経験をアピールし、エージェントの力も借りて何とか案件を取ることに成功しました。

この案件獲得は自分の中で大きな自信になり、収入もグググっとUPし、思い描いていたフリーランスに近づいた手ごたえを感じました。

フリーランスになってよかった

フリーランスとして生活している今、自分の手で稼ぎ、自分で人生を作っているように感じます。仕事面以外では、カフェで気分転換をしたり、市役所や銀行へ行ったりと、会社員の時よりも休みや空き時間を有効的に使えるようになったことはストレスの軽減につながっています。

時間をどう使うか、どのスキルを上げるか付けるか、新しい事業を始めるか、など思い立ったときに行動しやすいのも、人生の選択肢が増え、心が豊かになった気がします。

もちろん、良いことばかりではなく、経理や仕事への責任はすべて自分が対処していかなくてはなりません。私は仕事が着れる時期が何度かありました。頭を悩ませることも多いですが、1つ解決するたびに自分の力になって行く、自己成長は自分の自信になります。

安定するまでの苦労と安定してからも続く苦労、そして時間の自由や収入の可能性などなど、この4年で起こったすべてのことを踏まえてもフリーランスになってよかったと思います。



#自分で選んでよかったこと

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