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雑魚日記6/25

目覚めが悪い。


身支度をして、今日は勤務先に直行する。

家から駅までのバスが待てど暮らせど来なくて一本遅い電車に乗ることになってしまった。

駅から勤務先までちょこちょこ走りを混ぜながら早足で向かう。

オンタイム。

私のなかでは、アウト。


土曜日にしては混まないなぁと思っていたけれど、夕方はわりと混んだ。

新しく店頭の幟を出したり仕舞ったりすることを覚える。


私のなかで「愛想を母親のお腹に置いてきた」と思っている人から「ありがとう」と言われて「えっ!ありがとうとか言えるんですね?!」って思った。

失礼すぎる。


毎時間、喫煙所清掃を請け負う。

喫煙所清掃担当が忙しそうにしていて、私の担当が暇だからやっているだけなんだけど、また、なんだかなあ……と思って精神がざらざらする。


16歳未満のお客様は17:50には御退店していただくルールで、17:40には御声掛けをするのだが、担当の人がしていなかった。

私が17:55くらいに中学生らしきお客様がまだいらっしゃったのを見かけたので担当の人に「声掛けしなかったんですか?中学生時間すぎても遊んでましたよ」と聞く。

「あー、今からするわ」って言ってきたのが18:00。

声掛けをする意味を分かってなくてただの「作業」だと思っていることに驚く。

「大丈夫です、もう私がしました」


勤務中、ゴミ回収をしてフロアをまわっていたら急に背中がじっとりしてくる。

心臓の音が、大きく、早く鳴る。

まずい。

パニック発作が起きてしまった。

「ちょっと倉庫にいるので何かあったら呼んでください」と伝えて倉庫で座る。

震える手を見て、ついに勤務中に起きてしまったか……しかも社員さんのいない日に……と考える。

有線がうるさい。

私の心臓の音と同じくらいうるさい。


しばらくして私の休憩時間を知らせにバイトの女の子(かわいい)が倉庫に来る。

サボってると思われたかな、私の手やチラチラ見えてしまう腕でワケありなのはわかってるだろうけど引かれたかな、などと考える。


休憩は今日の唯一のご飯(フルーツグラノーラ)を食べてスマホをいじってお終い。


退勤するときに、「今日はお疲れ~~マイク疲れたよね~~」と謎の優しさで労われる。

でもこの勤務先ではまだ五連勤中二日目で、単発バイトも含めたら七連勤中二日目なのだ。

折り返してもないのに疲れている場合ではない。

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