TOEIC攻略〜単語学習 接尾辞編〜

どーもホワイティンです。

前回の単語学習に続いての第二弾を始めます。

今回は、みんな大好き接尾辞についてのご紹介をします。

接頭辞に比べて、接尾辞は意味だけでなく、品詞の類別においても大切なものになります。

本当に奥が深い。

数多ある中からいくつかご紹介いたします。

あくまでも皆様の好奇心をくすぐるための機会であることをご理解ください。

需要があればまとめ回を作成したいですね!

それでは行ってみましょーーう!!!

接尾辞とは?

まず、接尾辞を知らないあなたのために説明しましょう。

接尾辞とは、ある語の後に置かれて意味を付加させたり、品詞を変化させる役割を果たす要素の一つです。

英語の品詞に弱い学習者にとっては素晴らしい識別手段になります。

品詞を知る必要があるのかと思われましたか?

必要です。

とりわけ、読み書きにおいて不可欠です。

話が長くなるのでこれもまた別の機会で。

それでは、接尾辞の紹介へ移りましょう。

接尾辞-ly

最頻出かつ有名どころと言えば、接尾辞-ly です。

quickly 「すばやく」
beautifuly 「美しく」

こちらの接尾辞は形容詞と呼応して、副詞へと品詞を変える働きをします。

形容詞 + ly = 副詞

さて、これくらいは英語を多少勉強されている方であれば、ご存知かと思います。

では、次はいかがでしょうか?

friendly 「やさしい」

daily 「日々の」

上記の-lyをはずすと、

friend + ly ← friendly

day + ly ← daily

上記をまとめると以下になります。

名詞 + ly = 形容詞

どうでしょうか?



英語初級の方ですとこの知識を知らない人は多いのではないでしょうか?

初級者だけど知っているという方はいい参考書や良い情報源に出会いましたね。

さて、接尾辞 -ly について、改めてまとめましょう。

形容詞 + ly = 副詞

名詞 + ly = 形容詞

ここで、見分けがつかないではないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください。

-ly を見かけたら、ほぼ副詞だと思ってください。

副詞の方が出会う確率は高いです。

実際にどちらの方が多いのかは知りませんが、遭遇率は極めて高いと思います。

もう一つご紹介しましょう。

接尾辞 -tion

接尾辞 tion は動詞と呼応して、品詞を動詞から名詞へと変化させます。

言い換えれば、tionを外せばその単語の派生語となる動詞の形がわかるということですね。

animate(命を吹き込む)+ tion
→ animation 「命を吹き込むこと、アニメーション」


attract(魅了する) + tion
→ attraction「魅力、引力、アトラクション」

ちなみに、豆知識として、tionで終わる単語のアクセントの位置はtionの一つ手前の母音になります。

animation

attraction

発音まで意識した単語学習を心がけたいですね!

それではラストにもう一つ!

接尾辞 -able, -ible, -ble

そもそもableって単体で存在する単語ですよね?

こういった単語も時に接尾辞として使われるようになることもあります。

言葉って非常に変化が目まぐるしいですよね。

言葉は生きてると比喩的に言われることがありますが、正しくその通りだと私は思います。

それはさておき、具体的な単語をピックアップして行きましょう。

audi(聞く)+ ble
→ audible 「聞きとれる」

cred(信じる)+ ible
→ credible 「信頼できる」

sustain (持続させる)+ able
→ sustainable 「持続できる」

able系統の派生語は非常に多いです。語幹をおさえることができていれば、新しく暗記する必要性もないですよね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?接尾辞も接頭辞と同様に、非常にたくさんありますから、語彙力アップに使えます。

ただ、語幹がわからないと根本的な解決にならないパターンもありますから、そもそもの基本の単語の暗記はしっかりとしなければなりませんよね。

最後に豆知識として、電子辞書のメリットは逆引きができるということをお話します。

tionで終わる単語を知りたいなという場合は、〜tionで検索するとそれだけが出できます。

ただし、接尾辞によっては候補が上がりすぎるので、用途として単語の一部はわかるけど、ほかが思い出せないといった場合に有効になります。

電子辞書をお持ちの方はぜひ試してみてください。

それでは今回はこれにて。

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