起業なんて失敗ばかり?
起業なんて失敗ばかり?
起業したいけど、中々踏み出せない方の多くが抱えている悩み、それが「失敗したくない」ということですよね。
そりゃぁ、結構な資金を費やして起業して失敗するとリスクが大きいですから、そう考えるのは分かります。最近ではほとんど資金を使わずにインターネットで起業する方も増えていますが、それでも「上手くいかなくなるのでは?」という不安は起業の第一歩を妨げます。
失敗、といっても様々な失敗がありますね。例えば、
・お店を出したは良いが、集客できず閉店。負債だけが残る。
・お客さんは入ったのだが思うように売上が伸びず、やむなく閉店。
・友人と始めた事業だったが二人の間がギクシャクし、離職。
もちろん、これ以外にもたくさん失敗談はありますよね。やっぱり現実を見ると、起業って難しいんじゃない?と思われるかもしれません。でもこういう失敗って結構簡単に乗り越えられるんです。
失敗は踏石、躓かなくてもいい
前に書いた例で分かるように、失敗例の多くは「資金」「顧客」「経営」「人間関係」が原因です。それもそのはず、これは個人で起業するときだけでなく、大企業が経営不振になるときにも問題になる要素です。
つまり、こういう問題が起こらないようにすることはほぼ不可能なのです。
大企業のユニクロだって、数年前は大幅減益と言われたのをご存知ですか?その時の最大の要因は「顧客」と「経営」と言われています。
「顧客」がユニクロの商品に飽きつつあり、それまでの「フリース」や「ヒートテック」のようにリピーターを量産するような商品が出てこなかったこと。
アベノミクスの影響を受けて「経営」判断で、商品の値上げに転じたこと。
これらが要因となって、16年2月中間期連結決算で、純利益が前年同期比55%と急減したのです。
もちろんココまで大きな企業の場合、これで倒産、閉鎖とはなりません。でも、個人の起業家がこういう状態に陥ったら、真剣に廃業を考えますよね。地力が違うので当然。
じゃあ個人で事業している方々は失敗したら終わりなんでしょうか?
そうではありません。
失敗したらそこを改善していけば良いのです。
失敗は踏石、その石を踏んで飛べば次のステップに進めるのです。もしかして靴下は濡れるかもしれないけど、そこで引き返す必要はありません。
例えば「顧客」の問題で失敗したら。集客が上手くいかず、リピーターも増えていかないならどうするか?
そんな時は、競合が何をやっているか見てみましょう。そしてそれをそのまま真似してみましょう。
「それで上手くいくの?」
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