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そこには確かに、帝劇のみんなが居た。サクラ大戦 the stage 1日目感想

今回は新サクラ大戦が展開されてからはじめての舞台となります。
当初は3月開始予定だったのですがコロナウイルスの影響で一旦公演が中止となった。
我々サクラファンとしては生きる糧でもある舞台がこうした形で中止になってしまったのは気持ちは察するまでもないだろう。

最初は初日の2日間が当選、楽日が落選となったが、今思えばこの結果のまま迎えたら皮肉だがそうとう悔しい気持ちで生活をしていたに違いない。

今回は初日と楽日が見事に当選し、意気揚々としていたのはよく覚えている。

そしてライブ当日
友人と合流してサクラに関する昔話などをしながら会場近くのホテルで休憩していた。

そして会場へ行く
会場内に入ると丁寧にお客さんに挨拶で迎える公平さんが居た。
6年ぶりにも関わらず、覚えていてくれたことで本当に頭が上がらなかった。

他にもかつて通ってたオフ会のメンバーの人と久しぶりに会って他愛もない会話だったけどすごく懐かしい気持ちになったと同時に嬉しくなった。

ゲーム内と役者が違うがその辺りはどう演じてくるのか、ビジュアル面は完璧であったが歌、演劇、踊りはどうなるのか、ある程度の緊張感とソワソワした気持ちで開演を待った。

開演ブザーが鳴り、会場にも緊張がはしる。
最初に出てきたのはダンサーの皆さんで芽組(め組と思った)というグループらしい。

■芽組の前説
今回は観客が拍手してLIPSを選択できる「CLAPLIPS」という新しい試みを提示してくれて、これからのサクラの舞台の可能性を示してくれた。
10人いる芽組のメンバーは本当に良い意味でキャラクター性があって、舞台の空気が一気に明るくなったのも印象的だった。

■プロローグ
そして暗転してプロローグへ
幼少時代の天宮さくらを襲う降魔を一太刀で退けた真宮寺さくら。

このシーンで「!!!」と言葉にならない感情で目が全開で開いた。
あのさくらは誰だ!?まさか智佐さんが出るのか!?

という暇もなく入れかわる形で成長したさくらが舞台へ現れた。
そして…檄帝新章が高らかに流れ…

さくらの最初の歌いはじめを聴いた瞬間に
一瞬で全身に鳥肌が立った。

声である。
ゲーム内のあのさくらがそのまま飛び出してきたではないかと。

そして各花組メンバーが続々とステージに登場し、殺陣を駆使した
激しい立ち回りをしながら歌い、各メンバーもビジュアルだけではなく、原作に寄せられた声だった。

ここでのすみれさんにもビビった。あれ富沢さん?って思ってしまったぐらいである。

初日、ここで泣きながらも確信した。

我々が渇望していた舞台のサクラ大戦が期待値を大幅に超えて帰ってきたんだと。

■エピソード0
「降魔大戦」のあらすじが流れる。
立体感のあるプロジェクションマッピングが当時の絶望的な状況がうまく再現されており、
やはりこれまでの華撃団は居なくなってしまったのだと改めて実感…
これからの舞台は新生帝都の彼女たちが引っ張っていく運営の勝負を感じました。

そして帝都市民になった芽組のみなさんが1人の乙女が降り立ったことを知らせる。
降り立ったさくらの初々しい感じがたまらなかった。
マジでかわいい。

大帝国劇場前もプロジェクションマッピングで再現され、雰囲気も本当にそれっぽいのだ。

ボロクソに帝劇をけなす紙の数々に衝撃を受けるさくら

初日というのもあってか若干セリフが硬い気がするが、それも含めて楽しむのが舞台である。

ここで初穂が登場
「おい!てめぇ…性懲りも無くまた来やがったなぁ…!?」
その声、振る舞い、しゃべり方、そこには確かに初穂が居たのだ。

勘違いで初穂に襲撃されるさくら
ここから殺陣に入る際に「東京…怖~い!」と叫ぶさくら。初々しい。かわいい。
さくらが初穂の攻撃を受け止めてからクラリスが参戦。

個人的に初日で印象に残ったのがクラリスだ。
演者の中でも最もキャラクターが憑依していると思ってもよいぐらい
声がまったく同じなのである。最初の引き止め方とかもそのままなのである。

初穂が勘違いしたのだが、さくらを確認して親友との再会を喜んだ二人の立ち振る舞いはたまらなかった…尊い。

みんな…本当に花組メンバーだ…涙腺が緩んだ。
ゲーム内BGMも使用されているだけあってゲームをプレイしていた時を思い出す(ちなみにこのエピソードは漫画版の内容に準拠していて、ゲームには収録されていない)

なんだかんだあって劇場内へ…初穂とクラリスが案内している中であざみがキョロキョロしながらさくらの入隊資料をササッと取り上げる形で登場

内容を読み上げたあと一言

「こんなものは朝飯前!あざみ、忍者だから!」

もう何度も繰り返しちゃってるんですけど、あざみも完璧なんですよ…これが…
おっさんの涙腺は緩々です。

「これにて…御免!」

そう言いながらモクモクと煙とともにシルエットが去っていき、消える演出もあざみの素早さを示していた。

展開はまだまだ続きます。
ここで、すみれさんが堂々と登場。

すみれさんを演じるって相当な重圧があったと思う。
昔からのファンって個人的にはそうとう五月蠅いと思う。
そんな私もすみれさんも別人と知ったときは、そこを変更しちゃダメでしょって思ったんですが…

許しました。この時点で。

セガよ…興奮させっぱなしで死なせる気かと。

いやー、プロの役者って本当にすごいですな。
本当に頭が上がらないし、足を向けて寝れません。

なんだかんだあって頑固親父である鉄幹からの入隊資料を受け取ったすみれさんは、戦力を上海華撃団に依存していること、舞台でも閑古鳥が鳴いてる状況でもなお、入隊するか聞かれ、さくらはこれを承諾

正式に花組へと入隊することになった。

入隊後の初仕事はキラキラにするために劇場内をきれいにお掃除。
それーっ☆と言いながら綺麗にしていくルンルンとした姿がまた、さくららしい。

その後、こまちちゃんとカオルさんも見参
こまちちゃんは身長がドンピシャ、声や喋り方、すばしっこさもそのまんま…!!
カオルさんも立ち方や威圧感を与えてド真面目な感じもハマっている。

後日知ったのだが、芽組の方が演じているとのことだった。
芽組のみなさん、ポテンシャルとか諸々凄すぎない??

劇場内の客役もまた表現が細かくてあっちこっち目移りしてしまう

カオルさんのすみれへの愛を表現するムーヴも美しい…いま思えば芽組の人ってのが割と納得
踊りがきれいなんですわ…

そうこうしているうちに降魔出現の緊急警報が鳴る
ここから戦闘シーンへ

ここではさくらが力強く、「悔しくないんですか…!」っていう言葉が響きます

最初にここでゲーム内のさくらにはない、関根さん自身の気迫を感じた。

ここからはプロジェクションマッピングを活用した光武の搭乗、戦闘シーンが描かれる。各メンバーの光武が投影されて再現される。

搭乗シーンも黒子さん達の息もぴったりで、光武の正面姿が映し出される。

後で分かったことは最初はここのギミックは黒子専門の人がやっていると思いきや、実は芽組の人がやっていた。

今回ここで驚いたのが、プロジェクションマッピングでの光武だけでなく
実際に演者を使用して降魔を表現したことだ。
これが素晴らしく、心のフィルターで見えるのである。
今までの歌謡ショウではほぼ光武に乗らない戦闘が中心であったが、本格的な戦闘を可能な限り表現したのは今回がはじめてではないだろうか。

上海華撃団が本部に戻っており、たった3人で降魔を迎え撃とうとするも、初穂機とクラリス機が戦闘不能の状態になり、たった一人で大量の降魔を相手にすることになったさくら。

絶体絶命の状況で例え仲間が倒れても、1人になっても、四肢が使えなくなっても帝都を絶対に守るという気合と姿勢で降魔を辛うじて退けた。

ここで満身創痍になりながらも闘おうとする姿は涙が出ます。

また、降魔を退けるために高々に飛び上がり、力強く天宮國定を振り下ろして、勝負を決めた。

辛うじて退けたさくらは、仲間に介抱されながら帝撃本部へと戻っていった。

「真宮寺さくらさんほどではないけど…守れた!!」

泣かせることを言いやがって…

すみれさんが彼女たちの可能性を信じた一言を言って、次回予告へ…

さくらが若干焦りながら予告を言っているのが初々しさを感じた。
芽組の皆さんも次回予告の振り付けが素晴らしい…

話の一部が都合上改変はされているものの、大筋な流れは特に違和感を感じることはなく
新サクラ大戦を知らない人でも充分に楽しめることが出来ると思った。

■1話 新たなる風
ここからゲーム本編と同じように神山が登場、展開の大筋はほぼ同じなので省略
しかし今回は我々が神山という設定になっているためボイスのみの出演となる。

さくらと神山の会話の途中、ここでLIPSが登場
初日は全てのLIPSが選択できると勘違いしていた人が多く、全てのLIPSで拍手が鳴っていたのが記憶に残っている。
ちなみに私もしてました。

二人の再会は照れますねぇ…ニヤニヤが止まりません。
選択肢を待っているときのさくらが尊いです。

選択肢次第では好感度が上がるシステムも採用されているため、今後の展開は果たして…!

場面が切り替わる箇所ではさくら目線で話が進む。

すみれから隊長任命を受けた後は、さくらが劇場内を誘導します。

任命する際のすみれも完璧で…あぁすみれ様…となりました。

まずは初穂がいる中庭に案内されます。

「お!さくらじゃねぇか!ほう…男連れとは隅に置けねぇなぁ?」
もうここの言い回しや動きが完全に初穂でした。尊いです。ありがとうございます。
ここで照れるさくらも人が演じているからこそ可愛らしさが全面に出てます。尊いです。

ここでもLIPSが登場
隊長らしく、バシッと挨拶を決めます。
軟派な選択肢で拍手をしたのは内緒

初穂とのあいさつは済ませ、次は司書室に居るクラリスのところへ挨拶に向かう

「はぁ…うっとりしちゃう…いつか私も、こんな素敵な物語を書きたいなぁ…」

これは発売前のPVで紹介された台詞と同じなのですが、言い方、声質、台詞を言った後のブレス(?)とか諸々完璧すぎて「クラリスだ…!」実感しました。

キャスティングに抜擢した人は神か?

クラリスは神山と初対面したとき、不信感バリバリの台詞を言うのですがここもあまりにも完璧すぎて…尊い。

ここでもLIPSが出現、ここでも隊長らしく君も落ちこぼれなのかい?とあえて言います。

クラリスは「ご自分で確かめれば良いじゃないですか。都合が良いハッピーエンドになるなんて…」と、自分なりの考えを諸々言ったあと「精々頑張ってくださいね」と言葉を後にクラリスは退室。

いやー、本当に完璧なクラリスです。ありがとうございます。

クラリスとは挨拶を済ませた?ところで次は劇場内の大ホールにご案内

ここでステージに立ち、演技を見てほしいとさくらに頼まれます。

壁ドンッ

「どういうつもりなの!?10年間も連絡なしでほっつき歩いて!散々寂しい思いをさせて…いきなり戻ってくるなんて…もう…なんとか言ってよ!」

さぁここで、初登場の「CLAPLIPS」が登場。
芽組の5人が登場して説明してくれます。二者択一です。
初日ということもあり、皆さん大変真面目な回答をしました。
隊長の鏡ですね。

本気にした神山は謝った。
そんなリアクションをしたさくらは嬉しそうに「神山さん、演技ですよ?うふふ♪」と言うのであった。 

尊いです。

ここで一旦さくらと別れたのだが…

シュバババッと苦無を投げられます。

ここであざみが神山と遭遇

最初の構え方から喋り方もここ完璧なあざみでした。

「里の掟24条 知らないものは敵だと思え」

里の掟は原作でもそれなりの種類もあったので、結構覚えるのが大変だったのではないかと思ってます。

えらいぞあざみ。君には十万石饅頭をあげよう。

一通り、メンバーに会ったところで司令室へ戻る。

ここですみれから、現在の帝劇の現状を知るため、舞台を神山に観てもらおうことに。

演目は「活劇ももたろう」

ここで扇子を開いてビシッと決めるすみれさんが本当に美しくて頼りがいがあります…

鬼VSももたろう
クライマックスでここは大事に決めたいところ、かっこいい台詞を決めてお互いに斬りかかろうとするのだが…後ろから黒子がついてきて嫌な予感が…

あえて新人女優のように台詞言ってる二人は可愛かった。

\グキッ!/ \スカッ/

お互いに盛大に捻挫しました。合わせる黒子さんも良い味を出していました。互いに振った攻撃も空振りしてしまいます。
おっとっとっとっと…リズム良く盛大にズッコケてしまい、ステージが大崩壊、後ろに控えていた猿に扮したクラリスも露わになってしまい、ステージは強制的に中断されます。
お客さんもこれを観るために帝劇に来ているとのこと。
完全にドリフです。ありがとうございました。

これには神山も呆れている様子

終演後はすみれからも酷い公演だと評されてしまい、歌劇団としても帝劇は本当に危機に瀕しているのが伝わります。

更に追い打ちを掛けるのが、現状の状況では歯がたたないと分かっている中で全世界で舞踏と武闘で競い合い、世界一の華撃団を決める大会、華撃団大戦の時間も迫っていることを伝えるのだった。

困難な状況で結果を迫られた神山なのであった。

一方さくらたちは帝劇内のお客さんからお叱りを受けていた。
しかしそこへ、目の付けどころがシャープなお客さんが1人さくらのもとへやってくる

彼女の名前は西城いつき。
彼女は若いながら帝国歌劇団の大ファンであり、暇さえあれば帝劇を訪れています。

いつきちゃんもですね…そのまんまいつきちゃんでした…作品内でのファン代表として今後も出演してくれることを心から願います…
ここもちなみに芽組の人が演じているとのことでした。

芽組のみなさんには足を向けて寝れません…

そんな彼女も帝劇の状況なんて関係なく、彼女たちにはポテンシャルがあることを熱意を持って伝えます。
そんな熱意をハッキリと、短く伝えているいつきちゃんはファンの鏡であります。
私も伝えることをまとめるのが下手くそなので応援していくことを考えると見習わなければならないと感じました。

神山はさくらと再度合流。
ここで、華撃団大戦を知らせたところ、さくらは大喜び。意気揚々と次に向けて頑張るのでった。

その夜に初穂とクラリスも呼び、華撃団大戦に参加することになったことを伝えた。喜ぶかと思いきや…

「そんなの無理に決まってます!」
「んなもん無理に決まってんだろ!」

初穂のここの巻き舌で決まってんだろって言ってるのが個人的にけっこう好きです。

実力不足で醜態を晒したくないと思う二人と絶対に優勝すると諦めないさくら。

すみれさんからはまたとんでもない一言が…負けた華撃団は解散…キツイ状況ばかりで、花組は託されたのであった。

就任した神山も現実的な考え方でやることをやるだけという姿勢…

そんな姿勢に憤るさくら

「そんな気持ちで…思いで…本気で帝劇を守る気持ちはあるんですか…仕方ない仕方ないって…そんな気持ちでいる誠兄さんなんて嫌い…大っきらい!!」

悔しい気持ちを持ったまま去っていく姿も完全にさくらでございました…

神山はひとまず、さくらを追うのであった。

劇場の舞台で、忘れるかのように一心不乱に木刀を懸命に振ります。

追ってきた神山に対し、こう言います。

「現状でやれることやる…それだけじゃダメなんです…出来るまでやるんです…!!」

最近、色々あったのでこの台詞がめちゃくちゃ心に刺さった。

真宮寺さくらに憧れて帝劇に入隊したものの…思わず本音をこぼします。
「ダメダメですよ…私…」

そんなネガティブになってるさくらに、神山はある写真をさくらに見せてエピソードを語ります。
「特務艦摩利支天」という戦艦の艦長だった神山であったが、客船が降魔に襲われているところを助けたが、その後の抵抗も虚しく、摩利支天を失うことになったという話であった。

そんな話で暗い雰囲気が続くなか、降魔警報が鳴るのであった。

花組出撃
戦闘服になった初穂とクラリスでしたが、バっと登場する場面はマジでかっこよかった。

降魔は銀座に出現
上海華撃団は横須賀に現れた降魔の迎撃のため不在。
またしても不利な状況が続きます。
神山は指揮官、他は前回と同じく、3人で出撃

銀座には降魔ではなく、傀儡機兵が現れた。

不気味な機械を表現する動きは、まさにゲームと一緒でありました。
そんな傀儡機兵をさくらは奥義「桜吹雪」で敵を一掃します。

ここの必殺演出もお見事かつ驚きました。ほぼ原作再現で感動です。

話はテンポよく進み、初穂とクラリス達は無事に帝都に被害がないまま戦闘を終わらせて、後はさくらが帝劇に戻れば任務は完了…と思った矢先、なぞの紫の霧が大帝国劇場を覆います。

強い妖力の影響で初穂機とクラリス機が戦闘不能状態に、唯一動けるのはさくら機のみ。その後ろ姿を見守ることしかできません。

再び帝都のため、そして自分の夢のためにさくらはまた精神のみで闘おうと抵抗します。
「辛くたって…痛くたって…苦しくたって…悔しくたって…泣きたくなったって…絶対に絶対に絶対に…私自身の夢のために…諦めない!!!」

ここの気迫はカッコよすぎて涙が出ます…もう関根さんというより、天宮さくらでした。

あと一発でやられるところで、最高にGoodJobなタイミングで神山が出撃。

ここは神演出だと思いました。神山…お前やっぱかっこいいわ!!

強敵、狂骨が現れますが、神山は無限を全力で使います。

縦横無刃…嵐!!!
またまたかっこいい必殺演出、痺れます…

そして最後の一撃をさくらが決めて…空間から脱出し、帝都は守られるのであった。

そして、花組の伝統「勝利のポーズ」を決めて…後日談へ

風組の2人とすみれが作戦報告…どうやら「魔幻空間」というめちゃくちゃ強い降魔が作り上げた空間らしい。
謎の人物を映し出し…2話へ

2話の次回予告も芽組とクラリスが尊いです。ありがとうございます。

ここまでは上海華撃団が出ない都合上、サクサクとテンポよくシナリオが進んでいき、かなり見やすかった印象を受けました。

■2話 手のひらほどの倖せ
芽組のみなさんが今回のあらすじを説明、こまちちゃんとカオルさんが今回の軍資金に関しての報告をします。

神山の無限を作った影響で軍資金が底をつき、芽組やこまちちゃん達の給料が0円に…芽組のみなさんにめっちゃ指を指されて指摘されます。

本当にすいませんm(__)m

そこですみれが現れ、こうもあろうかと起死回生のプランを既に考えていたようだ。
それは、世界的なトップスタァを呼ぶこというもの。

すみれさんが呼ぶなら納得です。あなたは今でも私達にとってトッ…………プスタァなのですから…

その名はアナスタシア・パルマ

超大物のオーラを放ちまくって登場です。

元々宝塚出身というのがもうね、異次元でした。
美しすぎて…そのまますぎて…完璧でありました…眩しい…
芽組のみなさんが倒れるのも納得であります…

ここで神山に挨拶をしてLIPSが登場
大変真面目な挨拶で硬派な隊長で素晴らしいです。

彼女は舞台にも加わるだけでなく、戦闘にも加わるという、超強力な戦力を迎えることになった。

興奮が冷めない芽組のみなさんはホールを後に。

アナスタシアはベストを尽くすことを神山と約束することに。

ほどなくしていつきちゃんが再登場
アナスタシアのことも存じていたみたいで、ミーハー全開となっています。

この二人がしゃべるところも、尊いですね。

いつきちゃんはアナスタシアに1番前に座るので、私に手を振ってくれないかとお願いします。
アナスタシアはこれを快諾、いつきちゃんは大喜びします。
かわいいです。

女優の鏡であると神山が褒めますが、アナスタシアは当然のことと答えます。まさに神対応

彼女は自分が求めているものが見つかるかもしれないと言いながらホールを後に。

スマァトロンにさくらからメールが入ります。
内容はどうやらアナスタシアに出汁入り…失礼、弟子入りをお願いします。しかし、アナスタシアは断ります。

ここでゲーム内でもおなじみの密着イベントが登場
もっとも近い距離でさくらと見つめあいます。
ここで完全に惚れました。ありがとうございます。
こんなんリアルでやられたら落ちるに決まってるやろ。
その後の「見ていてくださいねっ♪」て言った後のスマイルがズルいです。

その後、元気を取り戻しメールが再び来ます。
誤字だらけですがそんなの気にしません。

翌朝になり、アナスタシアは花組を指導することに。
夜通し涙目でさくらにお願いをされたとのこと。

5人がここで結集。壮観です。

時間がないため、脚本をどうするかも決めます。
さくらの提案で、脚本はクラリスが書くことに。

帝劇としての命運が掛かっているから頼むよ!という神山たちに

「もっと無理ですー!!」

プレッシャーにクラリスは押し潰されそうになります。ここの言い方も完全にクラリスです。

「どうしてもみんな全滅しちゃう…」
現実目線で書いてるようですが…一体なにを書いているんだ…?

脚本を完成させるために、神山に今からデートを出来ないかお願いすることに。
理由は恋愛というのを知っておきたいからだそうです。
積極的ですね。

さくらはめっちゃ焦ります。

あざみ、初穂、さくらは尾行を開始
うん、ナイストリオですね。

アナスタシアは呆れて後にします。

クラリスは帝劇前、デートって何をすれば良いのか?ってところで
「CLAPLIPS」が入ります。

今回の選択肢では皆さんこっちの席では軟派な人が多かったですが、違う席では硬派な人が多かったみたいです。
真面目な皆さんを尊敬します。
ちなみに私は軟派で拍手しました。

リアクションもやっぱり尊いです。ありがとうございます。

さくらは気になりすぎてついていきます。
「もう!!近づきでしょあの二人~!!」
初穂に諭されますが聞く耳持たず、ずっとついていきます。
ここであざみが付いていきながら一言

「もやもや~」

はい。可愛いです。物凄く印象に残りました。ありがとうございます。

デートの雰囲気はかなり良いみたいです。

ここで怪しげな雰囲気に
なにか怖い独り言をつぶやきます。
明らかに敵ですね。

一方、相変わらずデートを楽しんでいる二人です。
3人は尾行を続けていますが天罰が降ったのか、転んでしまい、2人にバレます。

ササッと3人は誤魔化して退散

楽しい雰囲気も束の間、一般市民が事故に巻き込まれるピンチが訪れますが、クラリスは重魔導の力で辛うじて救うことに…
しかし、そんな力を披露したクラリスは逃げるように去ります。

その後、帝劇に戻った神山はすみれから
彼女の事情を分かってあげられるのはあなたしかいないと、クラリスのケアを頼まれます。

頼まれた神山はさっそくクラリスの元へ
彼女いわく、この力が原因で多くの犠牲を払ってきたのだという。

呪われた力ではなく、やすらぎの力を欲しいと…
この力を持っているのでは素敵な物語を書けないかもしれない、私はやすらぎを与えられるのか…
様々なことに苦悩する彼女に神山は信じること、素敵な物語を既に書いていることを伝え、自信を取り戻した。
あとは結末のセリフをどうするか…しかしここで降魔警報が鳴るのであった。

魔幻空間を展開した敵の正体は果たして…

今回の戦闘ではあざみ、アナスタシアも参加
ここから機体も全員、無限に搭乗します。

二人が戦闘服の状態で出た際に、バックには大きな無限の正面顔が出ました。ここの演出は地味にアツく、燃えたのを覚えています。
プロジェクションマッピングは偉大です。

敵は傀儡機兵

アナスタシアは必殺、アポリトミデンを決める
ここの演出は個人的に神だと思いました。
奥義名を言う時の声やモーションがまんまアナスタシアでくっそかっこよかった。偉大です。
あとプロジェクションマッピングもお見事すぎて…

さくらも参戦し、空中に居る降魔を撃墜します。

あざみも必殺、無双手裏剣を発動
ここも素晴らしく、あざみは原作と同じように、黄色く発光するユニットを持ち、無双手裏剣のモーションをするのです。
ここもアナスタシアと同様にむちゃくちゃかっこよかったです。爆弾でしっかりと決めるのも忘れていません。

初穂もあざみを妹分と一言伝えて、初穂も必殺、御神楽ハンマーを決めて傀儡機兵を一掃

どれも再現度が高くてうるっときます…初穂は必殺発動前のハンマーを肩で支えて、足を上げている立ち方も、完璧でした。

その後もクラリスが参戦…しかし、いまいち乗り気がないのが気になります。

初穂も思わず、気が抜けてるじゃねぇかと喝を入れます。

正しい心で無限を使う…神山が言うものの、自分の力を使いたくないクラリスは悩みます。

ここですみれから通信が届く。
今回の魔幻空間は人々が取り残されており、取り残された人々から生命力を奪っているとのこと、一刻も早くこの空間を作っている上級降魔を倒さなければ危険にさらされてしまう。

危険な状況が続く中、帝国華撃団が全員集合
非常に壮観です。

未だに悩むクラリス、気にかけるさくら、なぜ戦わないのか知りたいアナスタシアとあざみ。

重魔導を使うことで仲間にも傷がつくことを恐れるクラリス…しかし、そんなことはないと信じるさくらと神山であった。

話はサクサクテンポよく進んでいきます。

そして今回の最大の敵が登場。
相手は朧、上級降魔の特権である巨大な両手を持つ「荒覇吐」を操ります。

原作よりも不気味っぷりがスゴイです。あととち狂ってる感じもかなりはまってます。
相手の多種多様な攻撃に絶体絶命に陥る花組
荒覇吐の腕の動きはマジで圧巻です。演者の人はマジでMVP

クラリスは朧の無意味な残虐に怒りを露わにします。

クラリスが持っている力をさくらと神山はクラリスの力は未来と平和を守るためにある力と…

そしてクラリスは重魔導の力を覚醒します。
信じてくれた仲間のために重魔導の力を正しく使うことを誓ったクラリス
ここで必殺、「グラース・ド・ディアブル…アルビトル・ダンフェール!」

朧に致命傷を与え、花組が態勢を立て直します。

「例え私の力が悪魔の力でも…もう恐れはしません!この忌まわしい力を…人々を守る正しい力に変えて…朧を討ちます!!!!」

ここの気合の入れっぷりと絶対に貴様を倒す!っていう気迫がめちゃくちゃかっこよく、めちゃくちゃ燃えました。
この勧善懲悪がサクラ大戦の醍醐味でもあると思います。

そして心がひとつになった花組は朧を追い詰めます。
「帝国華撃団花組…出撃!!」
「了解!」

いやーたまりません。本当に燃えます。

形成逆転した花組は朧を追い詰め、さくら機が神山の無限を踏み台にし、トドメを刺して決着つけるのであった。

憎悪を撒き散らしながら朧は爆散

無事に帝都の平和は守られるのであった。

戦いを終えて、クラリスは神山のもとへ
クラリスは神山に感謝し脚本も頭の中で完成したのであった。
「神山さん…責任とってくださいね?モンシェリ♪何て言ったかは秘密です♡」

尊いです。ありがとうございます。
後で意味を調べたらさくらがモヤモヤするのも理解しました。

さくらとあざみ「もやもや~!!」

おまえら…菓子あげるから落ち着きなさい。

そしてなんだかんだ話して「勝利のポーズ…決めっ!」

帝国華撃団が全員出撃し初めての戦いを終えることができた。
ここから先はどうなるのか…今後のステージを予告するかのように幕は閉じたのであった。

そして…2話エピローグ、ダナンの愛へ

今回はゲーム内では簡易的に挿入されたダナンの愛が本格的な劇中劇として描かれます。

ここは感じたことだけを書きます。

今回の帝劇メンバーの真骨頂かと
鳥肌が止まらなかったです。皆さん歌も最高に旨すぎてもう本物の帝国歌劇団なんですよね。

ベルセス扮するあざみ、クルポス扮する初穂、デミス扮するアナスタシア、レウス扮するクラリス、ダナン扮するさくら

芽組もめちゃくちゃ美しく、ダンサーとしての真価を発揮します。
彼女たちも居なければ、この公演が成功しなかったでしょう。
宝塚にハマる人の気持ちが分かった気がします。

しかも短いのにむちゃくちゃ豪華なんですよ。専用の衣装もあるし、一本これで作ったほうが良いんじゃないんですかね?ってかクラウドファンディングとかで募集したら大金払うので作って?

■第2部
ここは語彙力なしでいきます。
すみれと芽組のみなさんが解説してくれます。
ここからは帝劇メドレーです。
おなじみの振り付け講座もやってくれます。
すみれの足がお美しい…そしてすみれと芽組のみなさんから振り付けを教えていただけるのも有頂天の気持ちです。
そして推しを応援するブレードが大活躍します。
そして歌謡祭がスタート
初日のセトリは以下になります。
---------------------------------------
・スタァ誕生
・女!! 祭りの心意気
・忍者あざみ
・帰れる場所
・輪舞
・乙女なんですよ
・夢見ていよう
・花の戦士
・檄! 帝国華撃団 <新章>

---------------------------------------
ブレードを持って会場スタンバイOK

・スタァ誕生

明るくスタートする感じがさくらの舞台って感じがしました。
会場の雰囲気も盛り上がります。

・女!! 祭りの心意気

オイサ!!オイサ!!オイサ!!オイサ!!オイサ!!
気合がめっちゃ入りました。そこには初穂が居ました。

・忍者あざみ

心!技!体!忍者あ・ざ・み~!!
元気いっぱいで笑顔になります。ありがとうございます。
個人的に身長も完璧だと思います。

・帰れる場所

こんだけ難しい歌と振り付けなのに完璧に仕上げてきたのがやばい。
アナスタシア様様です。
宝塚出身の人のオーラってなんですかね…常時スーパーサイヤ人というくらい強いオーラを感じます。

・輪舞
いやー、クラリスって実在するんですね。
もうクラリスはあなた以外ありえません。ありがとうございました。
実は結構振り付けが激しい。

・乙女なんですよ
完璧に乙女でした。ありがとうございます。
ここまで全曲芽組のみなさんの振り付けが入るんですが美しいです。いったい何役やるんですかねぇ…MVP

・夢見ていよう

歌い継がれてるんですな…うるっときました。
過去の歌を引き継ぐってそれなりに重圧があったと思います。
でも、あなた達が歌ってくれて良かった。
その一言に尽きます。

・花の戦士
これも歌い継がれていた…
ここは花組、芽組とのコールアンドレスポンス(声なし)をしながら
盛り上がります。
サクラ大戦の舞台を観に行ってる人って盛り上げ担当としてもプロすぎるんですよねぇ…そして〆のあの曲へ

・檄! 帝国華撃団 <新章>
もうね、お客さんみんな疼いてました。踊りたいっていうのが伝わりました。多分、振り付けも必死に目に焼き付けて覚えようとしているのも多いと思いました。会場全体の一体感…たまらんです。
ここでも泣いてました。改めてサクラ大戦の舞台は帰ってきたんだなと実感しました。
燃え尽きた…勝利のポーズ担当がいるらしい。今回はさくらが担当
勝利のポーズで〆て終演…

そして…アフタートークへ
花組5人がやってきます…アフタートークに関しては総括でまとめます。
ただ、中の人全員のファンになりました。

■1日目の感想
めちゃくちゃ長い文章になり、言いたいこともうまくまとまらない形になってしまいましたが、とにかく今回の舞台は全部が最高だったってことを言わせていただきます!

初日と楽日の2回だけの予定でしたが衝撃があまりにも強かったこと、今回出演している芽組含む皆さんが回数を重ねて成長していく可能性を感じたこと、その後に人気が爆発して直筆ブロマイドは二度と手に入らないと感じ、5回見に行くことを決めました。

来演特典である直筆サイン入りブロマイド、初日はさくらのブロマイドでした。

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■今回の公演で辛かったこと。
それはこのご時世だからやむを得ないのですが、
声を出せないことがとにかく辛かったです。

サクラの舞台は思いっきり声を出してキャストに声援を送ることも醍醐味であります。
初穂のオイサ!終演後の各キャストの挨拶、各メンバーが歌に入り始めたときの掛け声…諸々

改めてコロナが憎い気持ちになりました。

ライブは3月にありますが、その時までに…とはいかないと思いますが、無事に開催されること、みんなでお祭り気分を全力で楽しめることを祈るばかりです。

初日の感想は一旦この辺りで…これにて御免!


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