男のわたしが生理用ナプキンを付けてみた感想。

遠大な宇宙の歴史や万物の真理など想像もつかないわたしだけど、今回の記事が一定の不快感を持たれているであろう事は容易に想像がつく。

無理もないとは思う。記事のタイトルだけなら、女性用の下着を付けると興奮するド変態の告白にしか見えない。

そういう趣味を持つ人がド変態かどうかの議論はあるけれど、特別な理由や女装趣味ではなく、性的興奮を得る目的で女性用の下着を着用するのであれば、個人的にはド変態と認定している。


生理用ナプキンを付けてみたとホザくお前がどの口でと言われても。わたしは別に生理用ナプキンを付けて性的興奮を覚えているわけじゃない。常習的な趣味でもない。これは下ネタとは違う、純粋な興味なんだよ。

じゃあ聞くけど。この記事を読んでくれている諸兄の中で、生理用ナプキンを付けてみた事のある人が一体どれだけいるというのか。恐らくは一人もいないのでは?

だったら付けてみないと、付け心地なんて分からないじゃない。いや分かんなくてもいいだろって言われりゃ確かにそれまでだけれども。


長女(14)が奥さんのお腹にいた時に受けたセミナーで、妊婦さん体験が出来るベストを着た事がある。お腹の部分が大きく張り出した重たいベストだった。布団から起き上がれない。靴下が履けない。日常の行動すべてに制限が伴ってすごく大変だった。

驚いたのは、自分のお腹に隠れて足元がよく見えなかった事だ。ちょっとした段差が分からず危険極まりなかった。これはこの経験がなければ気付けなかっただろう。以後、わたしはどこに行くにも奥さんの手を掴んで離さなかった事は言うまでもない。


もうお分かりだろう。妊婦さん体験ベストを着る事と今回のナプキン事件、もう事件とか言っちゃってるけど、根底に流れているものは同じだ。敢えてなんだよ。男のわたしが敢えて生理用ナプキンを付けてみて、その経験から何を得てどう活かす事が出来るのか。それこそが重要なんだ。

ここからは今回の事件、いや実験で分かった事をお伝えしていくけど、撮影した写真を載せるとさすがにちょっとエグいのでイラストにした。

まず奥さんに『ソフィ センターイン』というナプキンをもらった。



ネコの絵がたくさん描いてあった。どうしてこんなところにネコの絵が描いてあるのか奥さんに訊ねた。かわいいからだって。どうせならかわいい方がいいらしい。女性はこういうモノにまでかわいさを求めるのか。かわいいは正義。勉強になった。

ナプキンを開けてみた。ネコがいた。

点線がネコの形になっている。
こんなところにネコがいて何のミーニングがあるのかと思ったけど、もう奥さんには何も聞かなかった。かわいいは正義。さっき勉強したところだ。

ここにバスクリンクールを溶かした水を20ml流してみた。それくらいが通常の量とか何とか。調べてもよく分からなかったので取り敢えず20mlとした。



元気はじけるレモン&ライムの香り。
少ししてから表面を触ってみたけど、水が付く感じはなかった。しっかりと内部に吸水されているようだ。すごい。肌触りも良かった。

当然だけどわたしは女性用下着は着用していないので、この状態のナプキンをトランクスに貼り付け、フグリと肛門にあてがうような位置に調整して履いた。

 



この状態で3時間過ごしたらムレた。超ムレた。わたしのフグリが元気はじけるレモン&ライムの香りになってしまった。

今回の実験で分かった事を以下にまとめた。


・20mlの水を浸したナプキンを3時間つけると超ムレる

・ナプキンにはネコがいてかわいいは正義

・バスクリンクールを使うとフグリがいい香りになる


で? この結果をわたしにどうしろと? 

申し訳ない。大層な事をぶち上げておいていまさらだけど、この結果を何かに活かせる自信はない。どうにもならんこんな検証結果。

だが追試験で分かったこともある。このナプキンがヒタヒタになるには50mlを要した。これが多いのかどうかは分からないけど。

それと今のうちに言っておくけど、タンポンはない。アイツを自分の水戸に挿入して検証する勇気と好奇心はわたしにはない。

でも実験だけはした。奥さんからソフィスーパーというタンポンをもらって、500mlのペットボトルに栓として使ってみた。タンポンの吸水量は20mlが限界だった。

 



バスクリンクール再び。
ナプキンの吸水限界と比べたらだいぶ少ないけど、使い方も違うからきっとこれでいいんだと思う。


以上が今回の実験の全てだ。

わたしのやる事を娘たち2人は興味深そうに見ていた。これも教育の一環。決してムダにはなるまいよ。

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