白晝オオキ

多摩美術大学学生。 脚本、小説を書こうとしています。漫画は描きました。 第2回ヤンジ…

白晝オオキ

多摩美術大学学生。 脚本、小説を書こうとしています。漫画は描きました。 第2回ヤンジャン新人賞最終候補『持続可能のそのあとに』 サークル「半知半会」 http://github.com/041-whitepaper

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タツキは「さよなら絵梨」で漫画と爆発で快を発生させる実用性の確認をしたい

さよなら絵梨を読むのは2度目 恐らく、藤本タツキの試みはあまり成功していない 何を試みたのか正確には言えないけど 説明を試みてみた でもやっぱりあれか、漫画の実用性の極大化か? だから分析が難しいんだと思う 爆発が云々、みたいな話も、あると思う、ネットでの私刑とか、無責任な消費者とか だから、それを爆発することで消化=昇華してるみたいな cf. 「さよなら絵梨」論 ナンセンスな「爆発」とフィクショナルな生の肯定|啄む亭血液法師 まぁ、それもあるだろ、と思う

    • ゴジラ-1.0の感想箇条書き

      雑に感想を流すべきかもしないと思ったので 概要 普通、一応見はした、評価できる点も多々ある。世間からの評価が良いなら恐らく自分に問題が在る 一番強い印象:政治的な意図の排除された日本の内側だけでの物語 自閉的 以下感想表現・演出 VFXが素晴らしい 戦後の都市の描写は良かった 銀座 これはほんとに良い、庵野が褒めてただけある 大空襲で焼けた東京 その空撮は、予算がなかったんだろうが、取れなかったのは痛い その辺コストがないのがひしひしと伝わってきた

      • 令和推し論――ユニバーサル大回転ぺこぺこの舞から同担拒否まで

        このエッセイで分かること ・推しという言葉はどのようにして広まったのか ・ある存在が推しとなる条件 ・様々な推し方(筆者の観測範囲内) 前書きあなたに「推し」はいるだろうか? 1980年には存在していたというこの言葉は、アイドル文化としての出自を飛び出し、広く人口に膾炙した。自己紹介とともに推しが誰なのかを語ることは今や一般的な行為になり、女子大生・女子高校生の9割以上に推しがいるそうだ^1。そればかりか、推しがいないことはむしろマイノリティとなり、「誰を(何を)推している

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      • 論考
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