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相変わらず観ています。大河ドラマ#4 近代日本経済の父渋沢栄一

青天を衝けも、とうとう、41話視聴完了致しました!

視聴しはじめる前は、主人公、渋沢栄一ときくと、近代。偉業を成し遂げており、戦国時代など比較して、リアリティがありすぎるので、そこが魅力であり、ちょっと、とっつきづらさを感じたのです。

ですが、視聴完了して一変です!

これは、現代を生きる人に本当に、観て欲しいと思う作品だと思います。

敢えて、その偉業の数々は、記載しない方がいいかな思うくらい。
でも私たちの身近にあるインフラ整備に携わっている方なので、最後にまとめておきますね。私たちは、こういう愛情深い人の行動の結果の中で、生かされている。

『偉人』という側面ではなく、
『愛情溢れる人』という側面で、渋沢栄一とその
功績を捉えるのが、この作品にとってふさわしい感想かなと思います。


渋沢栄一の人生の追究は、『世の平和』そのために自分は、役に立ちたいんだ。

その想いを、行動化し続けた人。

江戸時代幕末の黒船来航とそれに伴って、世間は揺らぎます。お隣の清国がアヘン戦争で滅亡していく、
様を観ているので、本当にその当時、生きる人々は、不安、恐怖であったでしょう。どうにかせねば、各々考え、それが実現するよう動きました。

渋沢栄一も、その1人です。尊王攘夷派の影響を受けて、決断し学びはじめるんですが、これは、『世の平和』となんか違うぞ、理解する。目的を果たせる過程にならない。きっぱり、真逆の幕臣になるのでした。

徳川慶喜の側近、平岡円四郎に、渋沢栄一は、見出されたのです。平岡円四郎という人物も、面白い人で、先の先を読みすぎて、周囲を置いて行動してしまいう人物で『天才』だったのでしょう。そんな天才が見初めていたのが、秀才タイプの慶喜。志半ばで、円四郎は暗殺されてしまいます。

幕末の最大の失敗は、優秀な人材が次々、暗殺されたり処刑されて、失われたことだとおもいます。本気で平和な日本をつくる目的を考え、行動していた影響力のある人が、反対の主張の人に殺されていったこと。それは、明治も続き、首相レベルの人たちは次々暗殺されています。平和的解決を進める人が、過激な思想に走る人と共和していくことは、
難しいのでしょうか。それは、人に生まれたからには、一生付きまとうテーマなのかもしれません。


幕末は、内乱状態となり、幕府軍が敗北して、
明治へと時代は移ります。


明治4年に、商業を盛り上げるために円という通貨が誕生します。

銀行業、郵便、鉄道、貿易がインフラ整備されていきます。

渋沢栄一は、携わっているのですが、その企業の仕組みもこだわっていました。幕臣であった頃のフランスに倣い、『合本主義』というカタチにこだわりました。
国の経済をみんなで力を合わせて、成業する仕組みにこだわりました。

みんなでやって、みんなで豊かになろう。
みんなが豊かになるための事業だから、手を取り助け合いましょう!

自身の財閥はつくらず、合本主義にこだわって姿勢は、その後の会社の経営者を見てもわかるかと思います。

財を残さず、人を残すことに価値がある。
本当に、身に染みて学んでいるのではないでしょうか。幕末の内乱状態で、恩師である平岡円四郎や、
渋沢栄一に影響を与えた人物は命を落としていますし。明治時代に突入しても、多くの惜しい人物を亡くしています。


政治の世界には入らず、民のレベルで世界平和を呼びかけた人物。


江戸時代から昭和を、逞しく生きぬいた人物。


色々な側面で、経済、歴史、世界をみれます。


大事なのは、最終的には人と人のレベルということです。

また、戦争の道に走ろうとしている日本をみて、
どんなに無念だったことでしょうか。

しかし、彼が今世に残してくれた功績に感謝することで、その気持ちに寄り添えたらなと思います。


最後に渋沢栄一さんが、今世に残してくれた
功績を記載して終わりにします。


いや、まとめきれません!その数600社ほど!


日本の平和を夢見て、生き続けた人物がいる。
その恩恵を受けて、私たちは今世を生きている。

ありがとう。素直に思うことが、大事なんじゃないかな。思います。


渋沢栄一という人物にご興味を持って頂いた方がいたら、是非これをきっかけに、理解を深める行動の原動力にしていただければ、幸いです。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。


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