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女性の活躍を応援する『CDO室』女性キャリアについてのメンバーの想いとは?

CyberZでは「CDO室」の取り組みの一つに、女性幹部・リーダー輩出を応援するWoWプログラムがあります。今回は、CDO室の4名(内WoW1期生である3名)の社員との対談を通して、WoWプログラムから得た学びとその後のビジョンや行動変化についてインタビューをしました。本プログラムを含め、CDO室の活動で女性リーダー比率が高まり、管理職メンバーの輩出にも繋がっています。CDO室の活動を紐解くことで見える、女性キャリアについてのメンバーの想いをインタビューしました。

※CyberZ CDO室が取り組む「WoWとは」
CyberZでは2020年10月に女性活躍を推進する組織として「CDO室」を設立しました。CDO室では、2021年4月より女性の幹部・リーダーの輩出に取り組む活動「WoW」をスタートさせるなど様々な活動に取り組んでいます。WoWには「Way of Woman」=「女性の道を自ら切り開くこと」と願いを込めており、活躍したい・チャレンジしたいという想いをもつ女性へ向けた現場では培われにくいリーダーとしての視座の向上、スキルアップ支援を提供する選抜型のプログラムです。今後も多方面での女性活躍推進に取り組み、世の中的にもポジティブな事例を生み出していきたいと考えています。

Profile

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CyberZ AC事業部 吉田 莉穂 (写真左から2番目)
2016年CyberAgent入社、CyberZに配属。1〜2年目で営業としてゲーム顧客を中心に担当し、2022年1月よりシニアマネージャー兼CDOに就任。(現職)

CyberZ AC事業部 大谷 真由 (写真右)
2017年株式会社CyberZに中途入社し広告代理店事業に配属。大手ナショナルクライアントのコマースサービスなどを中心に営業を担当。2021年1月からマネージャーに従事。

CyberZ AC事業部 工藤 満里奈 (写真右から2番目)
2019年に株式会社CyberZに中途入社。統合プランニング室にて企画プランナーとして従事。プロモーションにおける総合的な戦略立案からコミュニケーションプランニングを担当。2021年サイバーエージェントグループ全社表彰「CyberAgent AWARDS 授賞式」にて「最優秀ベストプレイヤー賞」を受賞。

株式会社eStream ディレクター 稲葉 晟菜 (写真左)
2020年CyberAgent入社、CyberZの関連子会社でありグッズ事業などを手掛ける株式会社eStreamへ配属。2020年サイバーエージェントグループ全社表彰「CyberAgent AWARDS 授賞式」にて「グッドスタート賞」を受賞。

WoW研修の感想を教えてください。
吉田:具体的なビジネスシーンを想定したワークショップや課題が多く、かなり実践的なトレーニングだったと感じています。

大谷:360度評価(立場の違うさまざまな人から多角的に評価を受けるプログラム)や、キャリアプランを考えるプログラムがありました。この研修はスキルを伸ばすだけでなく、自分のやりたい事を見直したり、真剣にキャリアを考え直すきっかけにもなりました

稲葉:私は論理的に考えることに対して苦手意識を持っていました。しかし、研修を通して正面から苦手なことに向き合い、改めて自分の未熟さを認識したと同時に、伸びしろも見つけて挑戦の幅が広がるワクワク感を覚えました

WoW研修を通してご自身の変わった点について教えてください。
吉田:自分の目標に対して、なにをすれば達成できるのか、組織が何を求めているのかが分かり、自分なりの行動指針を持てるようになりました。「裁量権を持って何か大きいことやりたい!」という思いから、現在所属している代理事業の領域を超えた新たなチャレンジをしてみるなど、明確な行動指針を立てることができました。これは研修を通して、自身の性格や過去の意思決定基準を振り返ることができたからだと思います。好奇心旺盛で、数字の成果にこだわりを持ちたいという自分の意志を、改めて認識することができました。

大谷:キャリアプランがシャープになったことが一番大きな変化だと思います。WoWの取り組みを通して、全社や事業サイドの目線でアクションを起こしていく力がまだ足りていないことに気づきました。自分の課題解決のため、代理店営業の業務以外の組織の活性化やCDO室での女性活躍推進の取り組みにチャレンジしたいと思い手を上げました。

稲葉:リーダーシップ研修を通して、自分のキャリア思考がかわるきっかけになりました。この研修に参加する前まではマネージャーと、プレイヤー、どちらか一方を選ばなければいけないと思っていて悩んでいました。しかし、この研修のお陰でどちらかを決める必要はなく自分らしいリーダー像を目指していけばいいと思うようになりました。

なぜCDO室に参加したのですか?
工藤:私はプレイヤーのスペシャリストとして実績を積んで、成長していきたいという思いがあります。「リーダー」と聞くとマネジメント側をイメージしやすいですが、プレイヤー側にも「リーダー」はいると思います。そこで、スキルアップを通じて女性から全社に働きかけをしていくことの出来るCDO室の取り組みに興味を持ち、参加することに決めました

大谷:Zでは女性の比率が少なく、自分に出来ることはないか元々考えていました。また、チームで課題を解決することに興味をもっていたので、WoW研修後その意欲も強まったことから手を挙げて参加することを決めました。

吉田:自分の中でのマネージャーのロールモデルを明確にしたかったからです。多様性が生まれる中で、役職と実務に幅が出るようになってきたと感じています。「マネージャー=マネジメント」と一括りにはできず、同じマネージャーポジションでもそのやり方は異なるとおもいます。ロールモデルに当てはまる人物を探しにいくのではなく、自分の理想的な在り方を言語化するきっかけを作りにいきたいと思いました。

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CDO室の展望を教えてください。
稲葉:CDO室の取り組みを通して、女性社員同士の繋がりを増やし女性社員全体で会社を盛り上げていきたいと思います。私自身、コロナウイルスが蔓延したタイミングでの入社になったため社員同士の関わりが作りづらかったですが、このWoWプログラムを通して他事業部の先輩方とも関わる機会が増えました。
CDO室の取り組みを通して、直属の先輩だけでなく斜め上の先輩とのつながりを増やして、キャリアアップのためのサポートもしていきたいと考えています。

工藤:目の前の仕事に追われると、徐々に視野が狭くなってしまいます。そこで、勉強会や外部講座など外部からの刺激を取り入れるサイクルを女性主導で行っていきたいと思いました。実際に12月上旬に第1回目の勉強会を実施したところ、任意参加だったにも関わらず参加者46名と多くの方に集まっていただきました。また、アンケートでは全員が「次回も参加したい」と答えてくださり非常に満足度の高い結果となりました。今後も社内社外問わず色んなノウハウを吸収できる施策を行い、会社を盛り上げていきたいと思います。

大谷:CyberZのカルチャーを代表する共通言語に「一枚岩」という言葉がありますが、CDO室だけではなく女性社員みんなで考える施策やプロジェクトを作り上げていきたいです。女性社員を巻き込んで意見を交換し合う機会を作り、社員の思いをCDO室で吸い上げて施策に活かしていきたいです。また社内に留まらず社外に向けて、活躍している女性やCDO室の取り組みについて発信し、世の中の女性を応援するきっかけを作りたいです。

吉田:「女性初の〇〇」の事例を世の中に多く作っていきたいという思いがあります。市場に新たなチャンスを作るためにも、女性活躍を今後も推進していきたいです。

内定者に向けてどんな想いがありますか?
吉田:現在はボードメンバーの男性比率が高いです。そこで、男性と女性の相互で理解を深めることで、ライフステージに合わせたキャリアの相談の場を更に充実させるなどをしていきたいです。性別という垣根を超えたお互いの理解があるからこそ、解決できる要素はたくさんあると感じています。

大谷:コミュニケーションの機会を増やしていきたいです。コロナ禍でオンラインで対面する事が増え、相談したり話し合う壁が以前より高くなっていると実感しています。今後はコミュニケーション方法やより社員同士の距離を近づけられるような施策を模索していきたいと考えています。

最後にCDO室のメンバーとして取り組み宣言をお願いします!
大谷:女性のキャリアを考えるとたくさん乗り越えなければならない壁があると思いますが、周りの人も自分も満足いく充実したキャリアが歩めるように、女性がワクワクしながら働ける環境づくりをCDO室を通して実現したいです。

吉田:現在会社のボード会議に参加させて頂いているので、女性の視点からCyberZに市場に変革を起こしていきたいと考えています。それを自分自身で実現することで他の方々に1つの新しいロールモデルを示せるようにしていきたいです。

工藤:業界未経験でZにジョインし、そこから約3年間たくさんのことにチャレンジする機会を頂きました。今後は自分の成長だけではなく、女性社員が活躍しやすい土壌作りをしていきたいと思っています。

稲葉:自分らしくワクワクしながら働ける環境を作ってくれたマネージャーのお陰で仕事が楽しいと思えましたし、その時の経験があったからこそ今の自分があると思います。この気持ちを後輩たちにも感じてもらえるように、近しい存在のロールモデルとして後輩に還元していきたいです。

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