#32 嫌われ者の凛々しい横顔
なんだか年々暑くなってきているかつての避暑地・北海道。
その広大な離島の都市、札幌のとある地下道である風変わりでイカすアートを見つけた。
大通公園〜バスセンター前という名の駅まで地下道を歩いていると、地元民は知っているであろう小さなアートAreaがある。
ここでは代わる代わるなかなか攻めたアートを展示している。
先日みたのは過去イチでビビッドなアート(“ビビッド”の単語を使いたかった)。
それはずばり、『カラスの横顔』展。
展示名は確認し忘れたので、我が命名。
(我が命名 それが運命、なんて気分はラッパー)
はい、続けましょう。
そう、『カラスの横顔』です。
7〜8種類だっただろうか。
カラスカラスカラスカラスカラスカラスカラス。
写真はモノクロ仕立て。
これがなんとも格好良い。
そうか、あいつらはもともとイケメンだったのだ。これは見落としておったな。
カラスは我ら人間からしたら完全にヒール。
僕は何回頭を「テン!」て踏み台のようにされたか。
「まあ、繁殖期なのだろう。親の役目はたしてエラいぞ」て拳をプルプルさせながら顔は微笑み、大人の余裕な、僕。
冷静になりましょう。
僕たちは彼ら、カラスのことを知ろうと歩み寄ってるだろうか。
短絡的に「嫌なヤツ」のレッテルをぺたぺた貼ってないだろうか。
今度カラス本読んでみよ。
ともかく、
“カラス”を撮ろう、
その感性が素敵で
すばらしい。
それが間違いのない、事実。
(人間の煩悩くすぐる本能♪と耳から流れるhiphop、そりゃ引っ張られるわな)
(ほら言わんこっちゃないね♪と今も耳元で囁かれている僕)
※妖艶金魚 BLACK
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