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「時給」という考えに物申す。

こんにちは、マイケル達郎(こと坂本達郎)です!

今日、初めて記事を投稿させていただきました。

最近、自分の中での気づきを記事として形にして、振り返りたいと思った次第です。

まず、、、

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プロフィールに書いている通り、私マイケル達郎は、現在株式会社Gaiaxにjoinさせていただいております。今は人事支援チームに所属しており、主にエンジニア採用を担当しています。

雇用形態としては、

- 業務委託←ここ重要

- インターン

です。

僕は2021年1月からjoinしているので、めちゃ新入りです(笑)

Gaiaxの面白いところ→自分で報酬を決める

*言葉の定義として、
報酬=「労働や物の使用などに対する対価としての金銭や物品」
給与=「雇用契約を結んでいること」を前提として、その働いた対価に対して金銭を受け取ること
を念頭にこの記事を読んでいただけたらと思います。

・・・

Gaiaxでは、基本的に自分で報酬(給与)を決めるということになっています。僕の場合だと、業務委託契約社員なので月に1度報酬を決めるMCP(Monthly Coaching Program)という時間が設けられます。(正社員の方は1Qごとにマイルストーンセッションという同じような時間があります。)

MCPでメンターの方と1ヶ月を振り返り、「自分はこれをしました!」「だから、これくらいの報酬だと思います!」という感じで自分で報酬額を提案して、その報酬額が妥当だとされれば、実際にその報酬をいただくことになります。

しかし、このMCPで自分の報酬額を自分で決めるというのは、一見良く見えても、実は結構難しい。。。

あなたならどうする?(笑)

マイケル達郎は、今まで「時給」という考え方しか知らないので、自分が社会に対してどれくらいの価値提供をしたのかなんて正直わからないです(笑)

僕なりにMCPでどのような報酬を提示しようか考え、とりあえず

働いた時間がどれくらいであったか

1ヶ月間で何をしたのか?

を記録して、報酬を決めよう!と考えました。

実際に先日MCPがあったので、①働いた時間と②1ヶ月間行ってきたことを説明して、自分で報酬を提案しました。

マイケル達郎が報告したこと↓

働いた時間:約95時間
1ヶ月間やってきたこと:エンジニア採用関連、その他細々したタスク。*ここにタスクを羅列しても伝わらないので割愛(笑)
提案する報酬:10万円

普通のアルバイトをしていたら、これくらいの給与になるのかなと思います。(そう思って、このように提案しました(笑))

自分がどれだけ頑張ったではなく、事実として何ができたのか?

実際にMCPの時に、上に示したことを説明/提案しました。もちろん、MCPではメンターの方からのコメントをいただくので、そのコメントを参考に報酬を調整していきます。

しかし、報酬の件について、話をうつした時に

「これでは、提案された(10万)が正しい報酬なのかわからない!」

と言われてしまいました。*実際はもっと優しく言っていただきました。(笑)

僕としては「そらそうか(笑)」となりました。

僕は、業務委託社員なので、Gaiaxに所属していながらも、「あくまで、Gaiaxがマイケル達郎に業務委託します」という考え方になります。

そのため、何に時間をかけたのかではなく、どんなことを達成したのかというアウトプットベース、つまり「どんなことをGaiaxがマイケル達郎に業務委託したのか?」という観点のもとで報酬を提案しなければならないということです。*

「改めて、1ヶ月やってきたことをアウトプットベースで考えてごらん」と言っていただき、もう1度報酬を考えました。

・・・

自分の中で真剣に自分を評価してみると、出ました2月の報酬がこちら↓

45,000円

あれ〜、(笑)

何度自分の業務を確認しても、やはりこの金額が妥当でした。


正直、「くやしい」ですね。(泣)

MCPが終わった後で、時給換算してみると「時給470円」でした。。(笑)

僕は社会に対して、これだけしか自分の価値を提供していなかったのか、、、

メンターの方は「あれ、減ったの?!(笑)」とちょっとびっくりされてました。(実際にはどうかわからないですけど(笑))

自分の価値をどれだけ社会に提供したのか?

まあでも、報酬に関しては納得です。

自分で決めましたし。変に割高に報酬をもらってもその報酬は何の意味も表さないので。
*Gaiaxの代表の上田さんがこの「自分で報酬を決めること」に関してコメントされているので、もし良ければこちらも参考にしていただければ。

「このMCPという制度には、ここまでの力があったのか!」
と、正直驚いております。

僕の価値をここまで的確に示すことができる機会はなかなかないです。

普通にアルバイトだったり、あるいは正社員として、雇用契約を結び働くのであれば、会社側が自分を補償してくれています。

会社が人を雇うのに、1時間に対して1200円払います。と言う風な感じですね。「雇われる」と言う観点であれば、この考え方が正しいと思います。また、社会全体としてはこれが当たり前なのかなと思います。

しかし、社会に対して「貢献したい!」とか「自分の価値を提供したい!」と考えている人であれば、「時給」という考え方で働くのはどうなのだろうか?と思いました。

と言うのも、時給は「どれだけ働いたのか?」という観点で人の給与を評価するので、「本質的にどれだけ社会に貢献/価値提供したのか?」はわからないのでは、、、?

今回のMCPを通して

メンターの方からは「良かったところ」/「改善できるところ」などたくさんコメントいただきました。これらのコメントを元に次の1ヶ月間をより良いものにできるよう奮闘するので、メンターの方にはすごく感謝しています。

また、正確な指標を持って、自分の価値がどれだけあるのかがわかったというのが今回は1番でかいです。(僕はまだまだへなちょこですね(笑))

もし、この記事を読んでおられる方で、「社会に貢献がしたい!」と言う風に考えている方がおられるのであれば、ぜひ会社などからもらう給与と言うことについて、少し考えて欲しいです。

自分が社会的に認められた会社に働いているからと言って、必ずしもあなたが社会に貢献しているとは限りません。

働いているところに「自分で報酬を決めさせろ!」と言うのはなかなか無理があると思うので、
まず、自分がどのような成果を出したのか?をアウトプットベースで振り返る時間を1ヶ月に1度作ってみるのでも良いと思います。

それらの振り替えを元に「自分にはどんな価値があるのか?」や「次の1ヶ月は何を目標にするのか?」を考え、行動してみてください!そうすると自ずと自分が社会に対してどう貢献したのかが、明確になりますし、自分が働く意義が見えてくると思います。僕は、まだまだ社会貢献度としては高くないのでここまでのことしか言えませんが、今後マイケル達郎に成長があれば発信していこうと思います。

(2021年3月は奮闘するか。)


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