スピード感ある戦術で成功に導く。ベンチャー気質なコンサルの挑戦の日々【Naoka Uchida】
活躍している WOVNeer を紹介する「Vital WOVNeer」
今回は、BizDev にて実行力と現場マネジメント力でプロジェクトをリードする Naoka さんにインタビュー。どんな仕事も挑戦と捉える姿勢が圧倒的成長を支えているようです。
人見知りなんて感じさせないリーダーシップ
高校までは1メートル先に声を届けるのも大変なくらい、人見知りだったという Naoka さん。
今 WOVN ではプロジェクトの先頭に立って周囲を巻き込み、全社イベントのステージでは自らマイクを持ってプロジェクトの PR も行う。
「正直、人見知りはまだ克服できているとは思っておらず。最初の殻を破れたのはアメリカの大学院の時ですね。日本人が一切居ない環境で、主張が上手な人たちに囲まれて。自分の居場所をつくるためにまずは存在をアピールしなければと、クッキーを焼いて配ることから始めました。」
仲良くしたいと思っているだけでは何も変わらない、人が自ずと話し掛けてくれるような仕掛けを創ることに工夫を重ねていたと Naoka さんは続けた。
「それで言うと仕事は有難いですよね。意外な人との関わりを持たせてくれるので。仕事は仲間作りのいい手段だと思います。」
今挑戦しているのは、頭だけでなくて、体や口も動かして味方を増やしながらみんなで物事を成功させる進め方だと語ってくれた。
コンサルのスキルをフル活用
Naoka さんは8年間、新卒で入社した戦略コンサルティングファームで叩き上げられたと言う。
その経験は WOVN の BizDev としても十二分に発揮されることになった。
混沌とした時代の中でもやるべきことを見つけ、必要なものだけタスクに落とし込み、遂行する力が群を抜いているのだ。
「コンサルって “ある組織の悩みや挑戦を自分事として受け取って、ステークホルダーが納得できるゴール設定とプロセスを通じて、状況を好転させるプロフェッショナル” だと思っています。
BizDev が取り組む仕事は、既存のチームでは対処が難しいこと。または既存の仕組みに当てはまらないことです。時には自分で手を動かして礎を築いて、次にその役割を担う人がスムーズにできるようにするのが仕事ですかね、仕組み化すること。」
新規事業の立ち上げや業務改善にプロジェクトベースで携わる Naoka さん。
最近ではマーケティングの業務改善を行っていたつもりが、自らマーケターとして新たなキャンペーン施策の PM(プロジェクトマネジャー) 兼、プロジェクトリーダーになっていたという。
「挑戦の要素がないものはただの作業だと思っているのですが、WOVN では良い意味で自分が苦手なこと、未経験のことが当たり前に降ってくるんですよね。そうなるともう己との戦いで、何とか成功させようと必死なのでリアルタイムでは楽しむ余裕がないのですが、とにかく成長できます(笑)。あとは、任せてもらえる嬉しさと、色んなメンバーと一緒に仕事ができる楽しさがありますね。」
曖昧模糊として投げられた時に本質を見抜く力と、持ち前のタフさで、自身の活躍の場をどんどん拡大している Naoka さん。
プロジェクト成功の裏には “巻き込み力” が鍵になっているようだ。
「WOVN にはいろんな職種のスペシャリストがいるので、その中で私はジェネラリストとして協力を仰いで、プロジェクトが成功できる形に落とし込むことを意識しています。」
ベンチャーのスピード感。明日60点で動き出す
Naoka さんはコンサルで培ったスキルセットをかなり活用できていた反面、課題となって見えてきたのがベンチャーのスピード感だったと振り返る。
「元々は臆病で慎重な人間。じっくり計画を練って、何度も直して綺麗な資料にしてからやっと動き出せる人でした。お約束できないことは提案したくないので、丁寧に準備していました。けれど、WOVN では求められるスピード感が全然違ったんです。
入社後3ヶ月間、何度か上司から指摘をいただきました。“1週間後の100点より、60点でも良いから明日から誰かが動ける状態にする” こと、だと。1ヶ月後の120点を目指すタイプだったので変わらなければ!と自覚しました。」
トライ&エラーが許されることを学び、Lean な動きを実践していく Naoka さん。
ここでもまた新たな自分の殻を破って、どんどん前に押し進めている。“Naoka さんがいれば回る” この安心感が社内には醸成されている。
「毎日の仕事のモチベーションの一つとして、ベンチャーならではの急成長や、市場でのプレゼンス向上を体験してみたい、というのがあります。BizDev である自分の仕事がその実現に大きく貢献する、と感じていますね。なので、ベンチャーらしい動きをできているかは定期的に自分に問いかけるようにしています。」
WBS は楽譜である
もし大きなプロジェクトを任せてもらったら、多くの人はやるべきことを洗い出し、誰をアサインするか決め、WBS(作業分解構成図)を引くかもしれない。
中学から大学までコーラス部でピアノ伴奏者を担っていたNaoka さん。WBS を引くことは楽譜を書くこと、自身はプロジェクトの伴奏者、とユニークな例えを紹介してくれた。
「WBS って楽しいものではないと思っていて、楽譜だと思うことにしたんです。
伴奏者はまず指揮者の呼吸に合わせなくてはいけない。つまり会社や上司の方針ですね。歌がメインで伴奏は黒子。これはプロジェクトに参画する各担当者が主役だということです。
1週間は 1小節で、みんながメロディーを迷わず歌うことができるように準備して、プロジェクトをたちあげる。この工程が前奏だとしたら、歌い終わった後、後奏で仕上げるまでが仕事ですね。」
この1曲で最大の歌を披露するには?を問いながら楽譜を書くという。
また各パートを誰に任せるか?適任を探し出し、作業のお願いではなく、そのメンバーにとって会社に貢献したと思ってもらえるような依頼をするのがチャレンジだという。
まだ関わったことがない人に頼むということも得意ではないので勇気がいるんですけどね、と Naoka さんは笑いながら WOVN メンバーへ次のようにメッセージを残した。
「様々なスペシャリストが存在することそのものが私達 WOVN の素晴らしい資産。多くのメンバーが意識していると思いますが、私も、部署の壁を越えたコラボレーションで価値を生み出していきたいと思っています。
やりたい Vital Work があるけど進め方にちょっと困った時、ジェネラリストが1人いるだけでチームが機能しやすくなることがあると思う。私でよければ声掛けてみて欲しいです!」
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