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アニメ『境界戦機』の個人的な感想とか

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境界戦機の感想文です。
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2022年4月の記事一覧

アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第16話編①(ろくに動かない主役ロボがいるってマジ?)

前回のアモウの行動とその変わりように動揺を隠せないガシン達だったが、何がアモウをそこまでさせるのか聞き出せないでいた。
シオンがどうにか話をしようとしても「ごめん」の一言だけしか返ってこず、ガシンも当たり障りのないことを口にするのが精一杯。
そんな重い空気を引き摺ったままヤタガラス一行は避難民を別の一団に任せて新本部へ向かうのであった。
一方北米軍とユーラシア軍が境界線で対峙、如何なる敵であろうと

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第15話編②(唐突なキャラ変更?、それとトニー・ブランク大尉に思うこと)

このアニメ『境界戦機』だが戦争あるいは武力を用いて抵抗する人々を扱った作品としては奇妙なところがあった。
それは人間同士の命のやり取りの描写を徹底的に避けているように見える点で、作中での描写ばかりか敵が無人機を中心に運用していたりと設定込みで徹底されているようだった。
もっとちゃんとするべき所は沢山あったろうにと言いたくなるが、それは置いておく。
どうしてそうしたかはある程度予想がつく。このアニメ

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第15話編①(敵も味方もろくなのがいない)

前回ヤタガラスのピンチを(ご都合主義をビンビンに感じる展開で)救ったアモウ。対する北米軍の指揮官は突然の乱入者に動揺しながらも後続との合流を優先して部隊を退かせるのだった。
アモウだけでなくガイも健在で相変わらずの騒がしさである。それがかえってアモウの様子のおかしさを目立たせているように見えなくもないが、果たして…?

唐突なネタばらしなんとか危機を脱したヤタガラスはその流れで整備主任のミスズとも

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第14話編②(問題だらけ?のブレイディ・フォックス)

境界戦機も第二期に入り新型機を投入してきた。
これ自体は曲がりなりにもロボアニメなので当然なのであるが、肝心の新型である『ブレイディ・フォックス』が何とも残念な代物になってしまっている。
主観的なものになるがこの『ブレイディ・フォックス』(以降フォックスで呼称)について言及してみたい。

まずこのフォックスだが公式の紹介では『北米同盟軍の新型主力アメインで機動力と汎用性に優れている』という趣旨のこ

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第14話編①(積み重ねって大事よね)

前回第13話からリアルで3ヶ月、作中では8ヶ月の時間が経過した時点で始まる境界戦機の第二期。大したクオリティアップは期待するだけ無駄であるがはてさてどうなることやら。

隠岐の島での戦いから8ヶ月経過した日本では北米軍が自立思考型AI搭載型アメイン『ブレイディフォックス』(以後フォックス)を開発し他の経済圏勢力を圧倒しているという発言がされているが、8ヶ月も時間がかかっているにしては進行速度がいさ

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想…もとい一期に対する愚痴 

リアルで色々ありすぎてすっかりこちらのやる気がなくなってる間に二期が始まってしまった『境界戦機』。一時期とはいえ一期の感想を長々とやってた身としてはこちらに一区切りをつけないとどうにもバツが悪いので二期を見る前にやってしまおうと思う。
一期全体の総括のような内容になり、今までの記事と重複したりはたまた違うことを言ってるかもしれないがご容赦頂きたい。

1.見ていて納得しかねるストーリーいきなりだが

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