服も、いまだ完全自動で出来上がるには程遠いのだ!笑

車の完全運転自動化も、まだまだ簡単ではないようですね。車と比べてはいけませんが、それに比べたら服の製作自動化なんてもっと簡単にできるように思いますがそうはなっていません。「自動」の定義にもよりますが、まだまだ人の手が必要です。だからこそ人件費の安い国に工場をシフトさせているのだと思いますが、正直そんなこと、服を買う理由にはならないから服の世界では、自動化はほぼ大企業の利益率をあげるためだけの発明です。

さて問題です。下の3枚の写真。ニットのお値段を予想してください。。笑

ユニクロ カーディガン 1990

トムブラウン238700

ぺラフィネ638000

正解は・・・

上:UNIQLO                3,990円       

中:トム・ブラウン      238,700円    

下:ルシアン・ぺラフィネ   638,000円      (出典:すべて公式サイトより)

もちろん、1枚のお値段。。笑 たぶん「温かさ」はだいたい同じです笑。 技術は日々進化し人の手はどんどん要らなくなると思いますが、このお値段のようにブランドというのはそんなに単純ではないですね。作る側、売る側からの立場だったらどちらをやりたいのか。社会的に必要なのは明らかにユニクロの方だと思いますが、それでも世の中そんな単純でもありません。いま苦しんでいるアパレル企業はユニクロに負けたのではなく買っていただける服が作れなかっただけです。自動で作れなかったからでもありませんね。

これから、あらたな服オタクが増えると思っています。みんなと違う。個性を主張する。ユニクロとグッチ。ユニクロとホントのジルサンダー笑。ヴィンテージとヴィヴィアン・ウェストウッド。アートを買うように服を買う。カジュアルをさらに自由なコーディネートで表現する若者が増えていくと予想しています。

ビジネスにおいてハナから勝てない勝負はしてはいけません。だから闘うフィールドは自分で決めます。いずれ完全自動化は果たされるでしょうけれどそこと闘う必要はありません。結局ユニクロが売れれば売れるほどチャンスが広がる時代が来ているということ。それには、売り上げが巨額ではないのに充分な利益を出せるビジネスモデル。もう、服をたくさん売る必要はありません。。自動化どんと来いです。今週から法人設立の準備が始まります。頑張るぞ。おー。。

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