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【映画レビュー】マッドマックス:フェリオサ

良い意味で映画館の4DXでしか楽しめない映画でした。

前作の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と同様にストーリー度外視です。

端的に説明するなら、フュリオサの起源、彼女の苦難、そして彼女がマッドマックスと手を組む戦士になるまで前作の前編です。

下記はネタバレです。
未見の人たちはネタバレを知っても何ら悪影響が無いと私は考えます。


あらすじ

第1章: 到達不能極
放射能に汚染された未来のオーストラリアで、フュリオサは多くの母が住む緑の地から、バイカー集団のリーダーであるデメンタスによって誘拐されます。フュリオサの母、メアリーは救出を試みますが、最終的に殺され、フュリオサはデメンタスの支配下で生き抜くことを強いられます。

第2章: 荒れ地からの教訓
デメンタスと彼の集団はシタデルを攻撃しますが、イモータン・ジョーのウォーボーイズによって撃退されます。その後、デメンタスはガスタウンを攻略することに焦点を移し、フュリオサは交渉の駒として使われます。

第3章: 密航者
フュリオサはシタデルに潜入し、ミュートの少年としてジョーの信頼を得ていきます。彼女はウォーリグを建設し、最終的に脱出を計画します。

第4章: 帰路
フュリオサと彼女の仲間ジャックは、ブレットファームへの任務中に脱出を計画します。しかし、待ち伏せに遭い、ジャックは死亡、フュリオサは重傷を負います。彼女は自分の腕を犠牲にして脱出し、シタデルに戻ります。

第5章: 復讐を超えて
義手をつけたフュリオサはデメンタスを追い詰め、彼を捕えます。デメンタスの体を肥料として、母親の種から桃の木を育てます。フュリオサはイモータン・ジョーから「インペラトル」に昇進し、新しいウォーリグの指揮を任されます。

今作もその圧倒的なアクションシーン、ビジュアルスタイル、そしてフェリオサ以外の強い女性キャラクターがキラリと光ります。

同じく前作同様に暴力とカオスの中にも希望と再生のテーマを描いています。

今作もDVDやサブスクで鑑賞せず、映画館で4DXの臨場感をお楽しみください。
私はテーマパークのアトラクションのように楽しめました。

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