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駅蕎麦の常識を超える味わい『いろり庵きらく』の魅力を徹底解剖

関東地方駅蕎麦の名店『いろり庵きらく』のJR上野駅改札外にある上野店と、JR東京駅改札外にある東京京葉店へ行って来ました。

お店は駅構内に位置しているにもかかわらず、本格的な蕎麦を楽しむことができます。いろり庵きらくは、忙しい日常の中で少しの贅沢を提供する場所だと私は感じました。

いろり庵きらくの魅力は、その立地と店の雰囲気にあります。駅構内という便利なロケーションでありながら、一歩店内に入るとそこはまるで別世界。木の温もりを感じるインテリアや、和のテイストを取り入れたデザインが、訪れる人々に安らぎを提供します。駅の喧騒から解放され、静かで落ち着いた空間で過ごす時間は、まさに癒しのひと時でした。

いろり庵きらくは、ただの駅蕎麦屋ではありません。その一皿一皿に対するこだわりは、食材の選定から調理方法に至るまで徹底されています。特に蕎麦粉は、香り豊かで風味が濃厚なものを使用しており、値段の割にはその質の高さに私は魅了されました。
また、季節ごとに提供される限定メニューも魅力の一つで、毎回訪れるたびに新しい発見がありそうです。

いろり庵きらくでは、スタッフの皆さんの温かいおもてなしが良かったです。
店外で食券を買い店内に足を踏み入れると、すぐに笑顔で迎えてくれるスタッフの姿が見られ、心がほっと温まりました。初めて訪れる私にも親切に対応してくれました。

また、スタッフは常に細やかなサービスを心がけており、お客さんが快適に過ごせるよう努めています。急いでいる人にはスムーズなサービスを提供し、ゆったりと過ごしたい人にはその時間を大切にしてくれるなど、一人ひとりに合った接客が魅力でした。いろり庵きらくでの食事は、ただ美味しい蕎麦を味わうだけでなく、心温まるおもてなしを通じて心地よい時間を過ごすことができました。

上野店(JR上野駅改札外)

上野店では「ざるそば2倍盛り」を注文しました。
ざるそばは、蕎麦そのものの風味を最もシンプルに楽しめる一品です。そのため、使用される蕎麦粉の質や茹で加減が非常に重要です。いろり庵きらくのざるそばは、まずその美しい見た目が印象的です。薄く透けるような淡い色合いの蕎麦が整然と盛られており、見るからに涼しげで食欲をそそります。

一口食べてみると、その絶妙なコシに驚かされました。茹で加減は最適で硬すぎず柔らかすぎず、噛むたびに感じる歯応えがたまりませんでした。つゆに少し浸して食べると、昆布と鰹節の出汁が効いたつゆが蕎麦の香りを引き立て、豊かな味わいが口いっぱいに広がります。このつゆのバランスもまた絶妙で、蕎麦の繊細な風味を損なうことなく、全体を引き立てていました。

さらに、薬味として提供されるネギやわさびも新鮮で、蕎麦の味わいにアクセントを加えます。特にわさびのピリッとした辛さがつゆの甘みと絶妙に調和し、味覚に心地よい刺激を与えてくれます。このように、シンプルなざるそばだからこそ、素材の質と職人技が光り、その美味しさが一層際立っています。

ざるそば2倍盛り(730円)
東京京葉店(JR東京駅改札外)

東京京葉店では『麺2倍盛りキャンペーン』の「国産海苔の冷やしとろろそば」を私は注文しました。
特に暑い季節には、このメニューがぴったりだと私は思います。
冷やされた蕎麦にたっぷりと乗ったとろろ、その上に新鮮な国産海苔が散りばめられており、視覚的にも非常に涼しげな一品です。見た目だけでなく、味わいもまた清涼感があり、暑さで食欲が落ちているときでもするっと食べられました。

冷水で締められた蕎麦は、弾力がありつつも滑らかで、のど越しが非常に良かったです。この蕎麦にとろろをたっぷりとかけて食べると、とろろの粘りと蕎麦の滑らかな食感が絶妙に絡み合い、口の中で豊かな風味が広がりました。とろろの自然な甘さは、蕎麦の風味を引き立てるのに最適で、添加物に頼らない優しい味わいが特徴だと私は思いました。

また、国産海苔の風味が全体に深みとアクセントを加え、とろろの柔らかな甘さと見事にマッチしています。この組み合わせは非常に上品で、蕎麦の味わいに新たな次元を加えてくれました。
さらに、薬味として添えられたわさびやネギが、味に変化をつけ、最後まで飽きずに楽しむことができます。いろり庵きらくの「国産海苔の冷やしとろろそば」は、暑い季節にぴったりだと私は思います。

麺2倍盛り国産海苔の冷やしとろろそば(780円)


いろり庵きらくはただの駅蕎麦屋ではなく、訪れる人々に特別な食の体験を提供してくれる場所だと私は思います。
質の高い蕎麦と温かいおもてなしで、心と体を癒してくれるこのお店は、まさに大人のためのオアシスと言えるでしょう。
次に訪れた際は、看板メニューのかき揚げそばを私は食べたいです。

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