かき揚げそば太郎
ミスター味っ子のかき揚げ丼の回はすごい。
こんなの江ノ島とかの観光地でしか見ねえだろ!みたいなめちゃくちゃにデカいかき揚げが登場する。
アニメ版だが例の巨大かき揚げ丼。
さっくりしていてしつこくなくて、これなら毎日でも食えらあ!みたいなことをお客さんたちは言っていたが、恐らく早死にするのでやめた方が良い。
ミスター味っ子こと陽一は老舗の天ぷら屋との料理バトルに備え、かき揚げがあんまりでかいとタレの味が浸透しねえ!とか油まみれでべちゃべちゃになる!とか結構苦心して巨大かき揚げを作っていたような気がするのだが、俺はこの回を読みながら「結構べちゃべちゃになったかき揚げ好きやねんけど!」と思っていた。
汁気めちゃくちゃあるかき揚げ、おいしくない?
油まみれでべちゃべちゃになってるかき揚げ丼は、食うと確実に胃もたれするもののジャンク感が増してて大好きだ。
そしてもっと手っ取り早く汁気を含ませられるかき揚げそばが非常に好きだ!
多分、含まれている味の要素が全部甘いから旨いと感じているに過ぎない。俺の脳はかき揚げそばのことをスイーツだと思っている。
めんつゆの甘さが衣に浸透している状態の甘さ、油の甘さ、玉ねぎとかにんじんとかの甘さが混合して脳を刺激する!最高だ。
会社の近くにチェーンの蕎麦屋がある。
ある時期にひょんなことからかき揚げそばにハマり、毎日天玉そばの大盛りを食っていたら店員に顔を覚えられてしまった。
なんか恥ずかしくなって天玉そば以外も頼むようにしたら、その度におや!みたいな顔をされる。
俺はその人に心の中で天玉大盛り野郎と呼ばれているのだろうか?とか思いつつ、悶々と毎日天玉そばを食ったり食わなかったり、大盛りにしたりしなかったりしていたら、いつの間にかその蕎麦屋はなくなってしまった。
悲しい。
もっと毎日天玉そばが食いたかった。
こんなことならいくらでも俺のことを天玉大盛り野郎と呼んでくれても良かったのに……。
ちなみに、平日毎日天玉そば大盛りを食う生活を半年間以上続けたら内臓脂肪の量が倍になった。
やめておけ。
毎日かき揚げの蕎麦を食うのは普通にやめておけ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?