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3/2の日記

いつの間にか3月になっていた。
嘘ぺこでしょお!?

仕事が馬鹿忙しくて晩飯に困り続ける毎日。
ジャガバードとセブンイレブンのお好み焼きばかり食べている。


先日、俺がほぼ唯一配信を観ているVtuberである月ノ美兎さんのエッセイ本が家に届いた。(ほかに鷹宮リオンさん、雨森小夜さんの配信は観ているが、前者は配信頻度があまりにも高く追いきれず、後者は後者でレアキャラなので一番ちゃんと観てるのはやはり月ノ委員長の動画になるだろう)

読むのすごい楽しみ!!

エッセイは良い。
殆ど日記のはずなのに半小説というか、独特の語り口で書かれていることが多くて面白い。
俺が読んできたエッセイって、そもそも好きな作家とかアーティストのやつばっかりだけど……と思いつつ、いや、エッセイ買う層ってそういうもんか……と思い直した。
大槻ケンヂ、森見登美彦、滝本竜彦、平山夢明、星野源……などなど。
中でも星野源のエッセイは非常に面白い!
実は星野源の音楽には一切触れずにエッセイだけ読んでて、星野源に対してとにかくガス代とか携帯料金とかを払い忘れ続ける人という印象しかなかった時期もある。

滝本竜彦の超人計画も良い。ルサンチマンを脱ぎ捨てて人生の虚無からも脱して立派な『超人』となる!というテーマのエッセイ集だが、なんかわりとなんもしてない回が多くて、しかもずっと脳内彼女のレイ(外見は綾波レイそのもの)と喋り続けている様子が描かれている。
たまにエッセイなのに視点がレイ主観になって、克明に心情が描かれたりもする。
読んだ当時は高校生くらいだったと思うけど、なんなんだこれは……と思いながらも読みふけってしまったのを覚えている。この頃の滝本竜彦、24歳だって!俺は一体……。



超人計画の文庫版あとがきで、グルグルと巡るダメ人間道の中でうまくいったり凹んだりしながらそれでも死なぬ限り人生は続くのだ……みたいな本編の落とし方しといてお前、あとがきで結婚して何もかも良くなりました!みたいなこと書いてくるなよ!オイ!みたいなキレ方をした当時と今と、あんまり精神状態が変わっておりません。

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