社員番号8番の社員に聞くワールドスカイの魅力とは
今回は、ワールドスカイの創業期から在籍しているビジネスソリューション事業部の坂本副事業部長にインタビュー。社員番号8番で入社をしてから今日に至るまで、どのようなキャリアを歩んできたのかお話を伺いました。
今後のキャリアパスについて、先輩社員の声を参考にしていただければ嬉しいです!
熱量に圧倒されたワールドスカイとの出会い
ーワールドスカイとの出会いについて教えてください。
坂本さん:
私がワールドスカイに出会ったのは就職氷河期の終わり頃で、共通の知り合いから紹介を受けたのがきっかけでした。当時の社員数はまだ10名弱。もともとIT業界の経験があったわけではありません。
柳沢社長と取締役の星野さん、田渕さんとカジュアルに話をしたところ、たまたま星野さんと出身地が同じと知って盛り上がりました。また、雑談をする中で「これからどうするの?」「一緒にワールドスカイを盛り上げないか?」と熱く語られ、その熱意に心を動かされたんですよね。
前職でもやもやした日々を過ごしていた自分にとって、3人から受けた熱量は衝撃的でした。そして「ここならチャレンジングで面白い経験ができそうだ」と思い、入社を決めました。
ー3人の熱量以外に印象的だったことはありますか?
坂本さん:
3人と話をしていると、「自分がやってみたいこと」に対してとても前向きに後押ししてくれるのが印象的でしたね。懐が広いだけでなく、前に進むためのヒントももらえるんです。
例えば、ワールドスカイでは社員が手を挙げたときに「いいね、やってみよう」と許容するだけでなく「〇〇さんはここを改善したらもっと良くなると思うよ!」「それはいいアイデアだね、そしたらこんなこともやってみたら?」など親身になって相談に乗り、精一杯に後押しをしてくれます。
また、本当はやってみたいけど勇気が出ない…と悩んでいる社員に対して「いいじゃん、やってみようよ」と声掛けをして、ぐっと引き上げてくれるイメージです。
本人がまだ気付いていない自分自身の魅力にスポットライトを当てて、「気付いてないかもしれないけれど、実は〇〇が得意なんじゃない?」と声をかけるシーンもよく見かけます。こんな風に一人ひとりと向き合う文化は昔からあったと思いますね。
柳沢社長や上層部が常にこの姿勢で社員と向き合ってきたことで、誰もがチャレンジできる社風が根付いたんだと思います。
入社から現在までのキャリアについて
ー2007年から今日に至るまで、どんな仕事を経験してきましたか?
坂本さん:
入社後は保守事業部(現在のテクニカルサポート事業部)に配属となり、インフラ・保守業務に関わりました。具体的には学校法人などのお客様先のサーバーメンテナンスやPCキッティング、リプレイスなどに従事しました。
ITの基礎知識を習得しながら実務経験を積み、2011年頃にインテグレーション事業部に異動して、お客様先のインフラ構築・運用に携わりました。その後おおよそ7年ほど経験を重ね、ビジネスソリューション事業部に異動。請負案件のプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーとなり、現在に至ります。
ー未経験からプロマネを目指すにはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
坂本さん:
あくまでも一般論ですが、インフラエンジニアとしてプロマネを目指すなら10年前後が1つの目安です。でも、2~3年かかる技術を1年ほどで習得する人もいますので習得スピードは人それぞれですね。
ただ、誰もが一律にプロマネを目指すとは限りません。例えば特定の分野において専門性を追求するなど、得意分野に特化したキャリアを描くメンバーもおります。
ワールドスカイでは複数の事業部を行き来しながらキャリアアップしていく人も多く、一人ひとりの得意分野や希望を聞きつつ、相談しながら進めていきます。
ビジネスソリューション事業部の組織体制と特徴
ービジネスソリューション事業部の組織体制を教えてください。
坂本さん:
2024年4月に新しいメンバーも加わり、ビジネスソリューション事業部は17名体制の組織になりました。
組織としては、案件獲得を試みるプリセールス部隊と、請負業務を担うポストセールス部隊に分かれて活動しています。案件によっては一人でお客様先に赴くこともありましたが、今後はより一層、チームで取り組んで、品質や顧客満足度を高めようと考えています。
とくに請負業務では、お客様先で常駐しているメンバーや社内で仮想化基盤のリプレイスに取り組んでいるメンバーなど案件によって活動している場所は異なりますが、最近ではお客様から多くの案件のご依頼も増えてきており、新しく仲間に加わったメンバーも交えてチームでしっかり取り組んでいきたいですね。
ー請負案件に取り組む上でこだわっていることや強みは何ですか?
坂本さん:
ワールドスカイのインフラ事業では、AWSのようなクラウドからオンプレミスの物理サーバーまで扱っており、上流のご提案、要件定義から設計構築まで一気通貫で請負っている点が特徴です。
当たり前のことですが、お客様との信頼関係や品質重視で取り組んでいるのが最大のこだわりでしょうか。お客様に中途半端な成果物を納品するのは絶対にNGです。
例えば、テストフェーズのときに、要件に沿ったテストを設計できているか、取得するエビデンスの内容は正しいか、そもそも設計書はご要望をきちんと満たしているかなどを確認し、間違いなく取り組みます。
例えば、きちんと要件に沿った設計になっているかや、テスト実施時に取得するエビデンスは正しいか、また成果物にお客様との齟齬はないかなど、1つ1つは基本的なことであるものの、小さなことの積み重ねの先に、お客様からの信頼獲得につながると考えています。日々気を抜かず丁寧に取り組める「実直さ」が武器なのかもしれませんね。
ビジネスソリューション事業部の今後の展望
ー改めて今後の展望を教えてください
坂本さん:
ビジネスソリューション事業部では、プリセールス部隊の他にポストセールス部隊として、パブリッククラウドチームとプライベートクラウドチームとの2軸で体制を組んでいます。今後はAWSやAzureに代表されるようなパブリッククラウド系の案件にも力を注ぐと同時に、これまで同様にオンプレミス型のプライベートクラウドも引き続き取り組んでいき、プリセールスからの案件取得からポストセールス部隊での請負完了まで、スムーズなプロジェクトの遂行を目指すとともにより事業部の規模も広げていきたいと考えています。
そして、またコロナのようなイレギュラー事態が起きたとしても対応できるよう、組織力の底上げを図っていきます。
ー坂本さんの個人的な目標はありますか?
坂本さん:
私個人としては、周囲を俯瞰する力を養ってメンバーのフォローや可能性の引き上げに注力したいですね。
ビジネスソリューション事業部のメンバーに限らず、他の事業部のメンバーともコミュニケーションをとって、皆の特性を生かしていきたいです。
冒頭でお話したとおり、ワールドスカイのチャレンジできる社風のおかげで、今までたくさんのチャンスを与えてもらってきました。これからは今までに加えてチャンスをつかんでチャレンジしている若手にとって魅力を最大限に引き出す手助けができればと、そう思います。
社員一人ひとりのキャラクターも魅力
ー長年在籍している坂本さんから見た「ワールドスカイの魅力」を教えてください。
坂本さん:
柳沢社長の熱量やウェットなキャラクターがワールドスカイの特徴と言われることは多いものの、実は社員も非常に個性豊かで、面白い人が多いです。
根っからのエンジニア気質の人もいれば、IT未経験ながらも若手社員育成が得意な者もいますし、物静かそうに見えてとあるマシマシ系ラーメンチェーン店の店内写真を見ただけどの店舗か言い当てるラーメンマニアという隠れキャラの持ち主も。
他にも、50代ながらもサバゲ―やモータースポーツが好きで、超アクティブに社員を巻き込んでいくイケてるメンバーもいます(笑)。
月に1度設けている帰社日では、お客様先に常駐しているメンバーも含めて社内交流していて、一人ひとりの意外な一面を知っては面白いなと思う日々です。とてもユニークなキャラクターに富んでいて、それでいて一体感も感じられるのがワールドスカイの魅力だと思います。
色んな価値観のメンバーがいることを、ぜひ皆さんに知っていただきたいですね。
あと一歩、自分の考えを掘り下げて言葉にする姿勢を大切に
ー就職活動中の方に一言アドバイスをいただけますか?
坂本さん:
当社は、基本的にIT未経験の方も積極採用しています。ただ、誰でもいいわけではなく少し厳しいことを言うと「自分がやりたいこと」の軸があり、自分自身の考えをしっかり掘り下げて考える力があるかどうかを重視しています。
例えば、ESの志望動機に「インフラエンジニアになりたい」と書いてあった方に話を伺うと、本当にやりたいのは開発の仕事だったというケースもあったり、また、インフラエンジニアってどういう仕事だと思う?というちょっと踏み込んだ質問をしてみると、漠然とした内容であまりやりたい仕事のイメージができていなかったりと…。
せっかく貴重な時間を割いて選考に参加いただいているので、なんだかもったいないですよね。一期一会ではないですがせっかくの機会です。お互いに有意義な時間にするためにも、もう一段階掘り下げた「自分のやっていきたい仕事」のことを聞いてみたいですし、そういったお話がお互いにできればいいなと。
ちょっとイメージするのが難しいという方は、皆さんの回りにある身近なものや体験を思い浮かべてみてください。普段何気なく使っている大学の履修登録をするシステムも、大学が指定した要件に従って構築されたインフラシステムです。皆さんがスムーズに履修登録ができるよう、日々システムをメンテナンスしている人もいます。
そして、ユーザーであるご自身がこのシステムを利用している。そういった身近な体験や気づきの中から、自分だったらどう活躍していきたいか?といったことを考えるうちに、インフラエンジニアとして、なりたい自分像のようなものが見えてくるのではないかと思います。
身近なところから情報を張り巡らせれば、自分が将来やっていきたいこともよりクリアになってくるのではないかと。とにかく、ご自身でしっかり考えて、自分なりの言葉に落とし込むことが大切なことだと思います。
自分なりに考えて落とし込んだ言葉はぜひ選考のときにお聞かせください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
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