見出し画像

富士日記

先日「事実を連ねていくことで情景が見えてくる」表現が好きで、
そういう文学、映画、作品集等はご存じありませんか、と呼びかけたところ一通のコメントをいただいた。
何冊か本をご紹介くださり、その中から武田百合子さんの「富士日記」を読み始めている。富士山麓に暮らした作者の日付け入りの日記で、まだ数ページだけど、主張のない良い風景を眺めているようで読んでいてとても心地よい。
(教えていただきありがとうございます。)

「事実を連ねていくことで情景が見えてくる」展覧会を作りたくて、ギャラリーを介さず直接作品を届けられる形も作っていきたくて、WEBの良い使い方を模索している。
「事実を連ねていくことで情景が見えてくる」ことの面白さを伝えるのは、WEBのデザインに、なにか日記的な工夫が必要なのかもな、ということが分かってきた。


上・中・下巻とあるのでしばらくは富士日記ですが、
「事実を連ねていくことで情景が見えてくる」表現、引き続き募集します。
こんなのもあるよーという方、ぜひ教えて下さい!
コメント欄でお待ちしています。

読みにきてくださりありがとうございます。
次回は6月21日頃更新します。夏至ですね。

サポートいただいたお金は、文化と美術の水脈を辿るべく、書籍や美術館代として使わせていただきます。記事として還元いたします。