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工作の罠

子どものね、保育園では、晴れた日は園庭で外遊びをするんですが、雨の日は教室で工作をするんですよ。

何の工作するのかなと思っていたら、今は各家庭から持ち寄った空き箱を使って、各々好きなものを作る、ってやつなんです。
最初はそんなの全く知らなくて(たぶんお知らせを読み過ごしていた)、子どもが勝手に作った空き箱で、へぇ~こんな工作して遊んでるんだなとしか思わなかったんですが、空き箱はすべて家庭からの持ち込みというので、じゃあウチからも持っていこうと思って、カレールーの空き箱やら、お菓子やら、贈答品の箱やらいろいろ集めては工作用の空き箱入れボックスへとせっせとお布施していました。

しかし空き箱入れボックスを覗いてみれば、各家庭の様子(誰が、とまでは分からないけど)がチラリと垣間見れてチョット面白い。

山ほどの箱入り栄養ドリンクやら、ネジみたいな工具の箱、高級化粧品、はたまた銀座のいちごケーキや東京バナナの箱なんかね。お土産の箱ってかわいいよね。

ところでうちの息子は電車が大好きなので、当然工作といえば鉄関連。それまで工作と言えばお絵かきだったので、これはあの電車~この電車~と絵を描いていたころはたいへんほほえましかったのだけど、この工作が始まってからというもの、線路!線路!といってはなにやらセロテープで箱をつなげたものを一生懸命持って帰ってくるようになった。

お迎えにいったときに見せられる軽い絶望感。だいたい1回につき1m弱の箱がつながった線路を持ち帰らされるのです。ラップの箱はその上を走る電車(だろうね)。

1回目こそ、そうかそうか線路か、そんなこと考えて作ったのかえらいなぁと思っていたのですが、さすがに2回目、3回目となると、

持っていった分以上の空き箱持って帰ってきとるやんけ・・・(白目)

となったもんです。

だいたい家にもプラレールはあるし、電車まみれの上にこれ。
うちは狭いアパートだし、そのリビングをつっきるように伸ばされた空き箱線路(ゴミ)・・・Oh・・・・。しかもご丁寧に箱には線路がペンで描かれているのですが、水性ペンなもんだから触ると手について仕方ねぇっていう・・・(ママが持って帰って!といわれて家に着くまでに手がインクまみれ)。

お子様をお持ちのかたはだいたいご存知だと思うんですが、このあとね、捨てるっていうと、そりゃ怒られるんですよ、もちろん。で、ポジティブ?にそろそろ捨てていいかな?ってお伺い立てても、ダメっていうんですよ。やっぱりね。しかも5歳にもなると、一生懸命つくったのに・・・って不満を訴えられます。確かにすごいってほめたけど。おかーちゃんはゴミ屋敷に住みたくないんだ(親のエゴ)。

もちろん余裕があれば、置いておいてあげたいけどさー、とにかくうっかり踏んでしまうんだよね。足は痛いし箱は壊れて怒るし。

しかしいよいよ5回目くらいで、電車ではなく、ものすごいデカイ飛行機を作ってこられたときには、さすがにこの後飛行機シリーズまでいっちゃったらヤバイのではと思いました。なので、次作ったら、前にあるものは捨てようと提案しました。お家が箱だらけになっちゃうよ~~~って。神妙に考えた5歳児は、一応納得してくれたので今は、「作って持って帰るときは何か一個捨てる」を繰り返しています。でも、

よく考えると、減ってない(涙)


まぁしかし、こうして付き合うのもきっと今だけ・・・今だけ・・・と思い、家の中を縦断させております。これがきっとクリエイティブなのだと!信じて!・・・たぶん(小声)。

ちなみにこの、家にある空き箱線路を友人へ見せたところ、彼女は大爆笑しながら並んだ空き箱のうち、GUCCIの空き箱が優勝と言ってくれました。よその家庭の空き箱は面白い。

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トップ画像は渾身の作品、「駅」だそうです。近ごろ覚えたひらがなを書いたりして、ほほえましい(捨てたい)。

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本名ではありません。昔のバイト先で「君はシーラカンスみたいだね」と言われたのがはじまり。しいらって書くと椎平になりました。年を重ねて胸に留めておきたいことも、伝えたいこともだんだん見えてきたお年頃。noteで何かしら伝えられるといいなと思っています。ただの一般人です。
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