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ホーチミンでのインターン中に響いた日本人サラリーマンのある言葉

プロフィール

名前:ジュンイチヒラノ

大学:帝京大学

主な海外経験:バックパッカー、インターン、スタディツアーなど

行った国:グアム、ベトナム、タイ、トルコ、ブルガリア、カンボジア、インドネシア、ラオス…他計14ヵ国

趣味:サッカー、旅、宇宙

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ベトナムでインターンに参加した理由

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ーーまずはこれまで訪れた国を教えてください。

これまで行った国は14ヵ国くらいです。

インターンでベトナムと上海に行って、
バックパックでトルコ、ブルガリアや
タイ、マレーシア、ブルネイ、などの
東南アジアやオーストラリアにも行きました。

ーー海外経験が豊富ですが、今回はベトナムでのインターンについてお伺いします。インターンはいつ行きましたか?

2017年の8月に行きました。
僕が大学1年生の時ですね。

ーーどのくらいの期間で行ったんですか?

1週間弱とかですね。都市は
ベトナムのホーチミンというところです。

ーーインターンに参加した理由はなんですか?

そもそも大学一年生のころに
海外で経験を積みたいなと
漠然と思っていました。

そこでふと頭に浮かんだのが
留学だったんですけど、

留学は誰でもできるし、
他の人とは違うことを経験したいな
っていうのを当時考えていました。

大学でやっていた留学フェアに
行ったときに、そこの1ブーズ、
小さいところに海外インターンの
コーナーがあったんです。

それで面白そうだな、
働いてみたいなって思いました。

ベトナムのホーチミンで
芳香剤の会社のインターンに参加しました。

ーー留学を見に行ったらたまたま一角にインターンがあったんですね。

はい。ビビっときました。
これは絶対面白いなあって(笑)

ーーインターン先をベトナムのホーチミンにした理由はあるんですか?

いや、そのときはまだ規模が小さくて
ベトナム一択でした。

翌年からアメリカとかインドが
選べるようになってましたね。

インターン:市場調査~プレゼン

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ーーインターンはどんなことをしたんですか?

芳香剤とか虫よけを作ってるメーカーの
インターンシップということで。

これからベトナムに進出していきたいから
商品の普及をさせるためにどういう戦略を
練っていったらいいかっていうのを

学生の視点から市場調査を踏まえて
やっていく内容でした。

同じ大学の人や他大の人と
協力してやりましたね。

ーー市場調査はどういう風にやっったんですか?

現地の大学生と協力してアンケートを作って、
道行く人にひたすら声をかけました。

芳香剤の匂いを嗅いでもらって、
「どれが一番リラックスしますか?」
「どれだったら買いたいですか?」
「いくらだったら買いたいですか?」
などを片っ端から聞いていきました。

ーー地道に調査を進めたんですね。話しかけて止まってくれるものなんですか?

はい。だいたいの人がオッケーでしたね。
そこも日本と違っていいなぁと思いました。

ーーインターンに行く前にどんな準備をしましたか?

学校のプログラムだったので
履歴書をだしたりしました。

志望理由とかですね。自分を変えたいんです!
的なことを書いた気がします(笑)

ーーインターンは英語でやるんですか?

日系の会社だったので基本的には日本語で、
調査の際は現地の学生と話すので英語でした。

英語の勉強は全然してなかったんですけど、
ベトナムの歴史とかどういう産業が
発展してるのかっていうのは
事前に勉強しました。

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ーー市場調査をしてそのあとはどうしたんですか?

市場調査を踏まえて練った戦略を
会社の役員さんとか社長さんに発表しました。

夜な夜なああでもないこうでもない
っていって大変でしたね。

関西から参加する学生もいて、
初めましての人とも話し合って
プレゼンまで持っていくっていう流れです。

慣れない土地で、初めての人と、
しかも僕は大学一年だったので
結構刺激的だったなと思います。

ーープレゼンは何人くらいでやったんですか?

インターンに参加した人数は
全体で30・40人くらいで、
プレゼンは1グループは4人とかですね。

ーー大変だったことはありますか?

海外インターンだから
結構アグレッシブな人が多くて、
周りも大学3年4年ばっかだったんです。

マーケティング用語とか
こういう風に戦略立てた方がいいよね~、
とか自分には持ってない知識を
一日中浴びせられるっていう(笑)

「それわからないので教えてください!」
っていうのを繰り返して、
自分全然できないんだなって思いました。

でも学びにはなりましたね。

ーーインターンのプレゼンはどうなったんですか?

チームが東京と関西にわかれた
最終プレゼンをしました。

僕たちは東京で賞は
もらえなかったんですけど、

関西チームは社長賞
みたいなのをもらってました。

インターンがきっかけで
色々な国に行きましたが振り返ると
ベトナムが一番好きだなって思います。

レストランで耳に入ってきた一言

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ーー休日での思い出はありますか?

はい。結構人生を変える
できごとがありました。

インターンに行く前は海外のこと
詳しくなかったから、

ベトナムっていったら
結構ジャングルというか、山の奥地にある
っていうイメージがだったんです。

でも実際行ってみたら
「新宿!」みたいな(笑)

大都市で、人がいっぱいいて、
ギャップにやられました。

経済発展すごいなぁって思いました。

GDP7%成長とかは頭に入ってたんで、
これが7%かあ!と思いました。

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それで自由時間にフラッと
レストランに入った時に、

近くにいた日本のサラリーマンの方が、
たぶん酔ってたんですけど
「いやぁ、今のベトナムの経済
俺たちが支えてるよなぁ」

って言ったのが耳に入ってきたんです。

活気あるジャングルかと
思ってきたんですけど、

この日本の方たちは
「俺たちが経済を支えてる」って
いいながら飯食えるのかぁって、
それがめちゃくちゃかっこいいなって
思ったんです。

意義のあるというか
強い志をもってる姿を見て、
僕もこういう人材に
なりたいなって思いました。

これが自由時間で一番思い出に残ってます。

日本ってどちらかというと
働くことに対してマイナス思考というか、
例えば満員電車とか何時間労働、
ブラック企業~とか。

だからそういう風に誇りをもって働きたい、
ベトナムにいた日本の方みたいに
なれたらいいなってすごく思います。

ーージュンイチヒラノさんは北の都市ハノイにも行ったことがあると思いますが、ホーチミンとハノイで違いはありましたか?

そうですね。ハノイは日本でいう
京都みたいなイメージです。

「歴史的な建築物がいっぱいあって、
人も上品で静か」みたいな。

ホーチミンは「経済!経済!」
って感じだからにぎやかです。

すごく、モノとか商売の中心なんだなって
肌で感じられました。

だからエネルギッシュになれますね。
遊ぶならハノイ、働くならホーチミンです。

このインターンは海外で働きたい
っていうきっかけにはなりましたね。

それで世界をもっと知りたいな
って旅にも出ましたし。

海外インターンに行きたい人へ

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ーーインターンの前後で変わったことはなんですか?

結構変わったことが1つあって。

もともと観光学部で勉強していて
大学入る前は旅行会社で働こうと
思ってたんです。

その海外インターン行ってから
「俺旅行会社じゃないな」っていう
将来の目標が変わりました。

世の中のインフラとか
世界中の人のために
何かできることがあるんじゃないかって
思うようになりました。

ーー行く前の期待と違ったことはありますか?

まあいい意味で裏切り続けられましたね。
ジャングルと思っていたら大都市だったんで。

後はインターンに行ったからといって
目に見えて能力が上がるわけでは
ないんですよ。

「TOEIC何点」とか、
「ビジネス検定が〇級受かった」とか
そういうのはないので。

あるのはインターンに行った
っていう事実だけなので、

何を持って帰ってくるかは
自分次第っていうところはありますね。

それこそ二回目上海に
インターンに行った時に、

中国語を話せるようになったかというと
違うので。そういう所はインターン
するにあたって大事かなと思います。

特に初めて行く人は社会人として
どういう風になっていきたいのかを
あらかじめ考えておくと
持ち帰るモノが多いと思います。

ーージュンイチヒラノさんは何を持ち帰りましたか?

海外で働きたい、
海外と関わって働きたいっていう
モチベーションを持ち帰りました。

行ったことある人はわかると思うんですけど、
東南アジアってエネルギッシュで
活気あふれるイメージがあるんです。

僕はその原因は
バイク社会なのかなって思うんです。

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インドネシア、マレーシア、ベトナムとか。
このバイク社会とどうにかして
関わりたいなって思うのが結構あって、

車とかバイク売りたいな〜
どうやったら輸出できるかな、
とかそういう気持ちを持ち帰りましたね。

こういうビジネスチャンスが
あるんじゃないかっていろいろ
考えるようになりました。

ーー後悔していることはありますか?

何か挙げるとしたら
人脈をどれだけ広げられるか
っていうのがあって、

面白い人たちとどうやって
会話を合わせるか、自分のレベルを
どう上げるかっていうのは
もうちょっとできたかなと思います。

まあ一発目の海外がベトナムで
良かったなとは思いますね。

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ーーそれはなんでですか?

最初はヨーロッパとかアメリカに
行きたい気持ちがありました。

街並みもキレイですし。

でも東南アジアはどこの国も
人が温かいし、人懐っこいんです。

自分の心が洗われてこの人たちのことを
もっと知りたいな。友達になりたいな。
って思うので、そこが東南アジアの
良いところなのかなと思います。

これからの目標

ーー最後にこれからの目標を教えてください。

今は海外でのモノのやりとり、
人の生活がどうしたら向上するんだろうか
っていうところに興味があります。

世界中に良いものが届けられる仕組みを
生み出したいなっていうのは考えていて、
そういう会社に就職したいという
思いがあります。

その一方で、もっと夢はでかく
いきたいなというのもあって。

これから40年50年経つと、
人が宇宙に出て火星とか月に住みだす時代が
くるらしいんですよ。

そういうときに世界でモノをやりとりする
ノウハウを活かして、
宇宙に住む人にモノを運ぶ人材に
なりたいなと思います。

今は宇宙関係の人材、人脈を
広めていきたいなと思います。

その一歩として宇宙教育の団体
Astrogistで活動しています。

昔から遠いところに行くのが好きなので
宇宙にいけたらいいなあって思います(笑)

活動紹介

アストロジストは、
「ふと宇宙の事を考える時間を増やす」
ことを目的とした団体です。

これから宇宙でも
経済活動が行われる事が考える世の中で
宇宙への興味を上げようという団体です!

その活動として、衛星開発や、
惑星探査機の開発してる方を
招待したイベントを開催したりしてます。

また、宇宙事業について
勉強する事のできるボードゲームや、
カードゲームの製作、
販売を目的とした活動もしています!!

ジュンイチヒラノさんが
活動しているアストロジストの
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ぜひ見てみてください!

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