折原さん

香港・深圳視察ツアーレポ

こんにちは、The World Beyond 広報セクションの石田です。

先日、12月18日(水) に、
「【緊急対談】香港・深圳(シンセン)視察ツアーで学んだ
これからの時代のリアルな働き方と世界情勢の見方」の対談セミナーが行われました。

今デモが深刻化している香港と、日本以上の発展をしている深圳について、
つい先日視察に行かれた岩清水康生氏と、THE World Beyond代表 森萌絵子さんの香港・深圳で学んだこれからのリアルな働き方と世界情勢の見方の対談をレポートします。


視察後の岩清水氏と森さんがZOOMで話す中、かなり盛り上がったそうで、是非皆さんに届けたいとライブ配信での対談が実現しました。
森さんが、「お金・働き方」という面で岩清水氏にたくさん質問を投げかけています。
30ページにもなるスライドを使ってのお二人の対談をまとめました。

「世界のリアルな情報」に私も興味津々で聞いてしまいました。


岩清水氏は、「リスティング広告の専門家・運用コンサルタント」としてご活躍されています。しかし、広告の運用を教えるとともに、その先にあるものをつかんでほしい、そしてご自身もそうなりたいと思われているそうです。

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今回の視察は金融が盛んだという香港と、中国企業がかなりにぎわって集まってきていると聞いてきたので、関心を持って参加されたということです。


実は、視察前は”たいしたことはないだろう”と思っていたそうですが、
結論からいうと、深圳は想像以上にすごく驚いたとの事です。そして香港は、やはり金融の国だったそうです。


◆対談の概要◆

・香港・深圳について
・香港の特徴
・香港の発展の理由
・日本人から見た魅力
・スマートフォン出荷台数シェア
・21世紀、イノベーションを起こした企業・深セン発の企業は?
・深センに驚いた訳(その1~4)
・鼓舞する国家のスローガン
・これから日本に起こりうること。
・(今の)日本の弱さ。
・これからの私たちの働き方

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とにかくPDCAのスピード!官民一体の熱い思い。

香港と言えば100万ドルの夜景ですよね。夜景と言えば上からと思いがちですが、下からも綺麗に見えるそうです。香港はイギリスの影響を受けてか、2階建てバスが多く、ジャッキーチェンが出てきそうな感じだそうです。

冒頭にも書いた通り、現在デモが深刻化している香港ですが、岩清水氏のイメージでは、日本並みに治安が良いようです。デモをやっているのでいつも人気の場所も閑散としていて香港旅行はオススメとの事です。


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そして、深圳・・・
上の写真は、株式(ブルベア・ブル)がグッと力強く上がっていく有様を表現した牛の像。岩清水氏は、深圳の街中の至る所に貼ってある国家のスローガンには官民一体となって頑張ろうという熱い思いを感じたそうです。


そして、皆さんもお持ちのスマートフォン出荷台数も深圳または近隣の工場が占めています。

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21世紀、イノベーションを起こした企業・深圳発の企業もGoogleやFacebookをはじめ皆さんの聞いた事のある企業ばかりです。

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岩清水氏が深圳に驚いた訳の一つが、下の写真のような街並み。

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日本人の○○主義は弱み

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日本が「失われた」20年と言われてる間に、中国をはじめ先進国・途上国ではGDPもかなり上がり、平均年収400万円と言われている日本とは真逆に、平均年収も1000万円を超えるようになっています。
以前は、日本よりも、人件費が安い、と思っていた中国が、今となっては「日本人の方が買われる時代」になっていると言われます。

なぜ日本はこのように弱くなってしまったのでしょう。
香港や深圳など他国では、いいと思ったものはすぐに出し、悪いところを改善していくのでスピードが速いのです。
しかし、日本は教育によって植え付けられた「完璧主義」が弱みとなってしまっています。
本当に考えさせられるものでした。

ある事を見据えて日々を過ごすか過ごさないかで、おそらく大きく開きが出ると岩清水氏は伝えています。

岩清水氏が教えてくれた、個々人が今やるべき4つの対策

・遊びでもよいので海外に遊びに行くこと。
・大人の学びの機会を積極的に得に行く事
・知識・知恵をつけた上での資産形成
・脱外国人アレルギー


日本ではお金について充分な教育を受けていません。友達や会社の同僚と飲み会をするなら、海外に出ていく事、お金のリテラシーを学び、きちんと資産形成していく事が大切です。お金の使い方、働かせ方を考え直した方が良さそうです。


教育コストが高いわりにたいした教育を受けていなかったなんて、ショックですね。今からでも意識を変え、受け身でなく積極的に受け入れる事が大切です。

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そして、今や日本にいる外国人は200万人に達しようとしているそうです。日本の人口は1億2千万人、消費人口は 7千万人です。さらに、訪日外国人は年間4000万人を超えています。

お店を経営されている方も、まずは翻訳機を店に置いて外貨を収益にするといった対策もどんどんしていくべきとの事でした。

1時間半にわたるお二人の対談に、たくさんの質問や意見もありました。
私自身も「完璧にしないと」という思いから、なかなか行動に移せず、機会を逃したり、後悔したことが多々ありました。

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私の学生時代は、英語は文法を覚えるのに必死でした。(リスニングは少しだけでした)もちろん私は英語が満足に話せません。
現在は文法・リスニングと共に、スピーキングを学ぶようになっていますが、それでもまだまだネイティブの会話についていくのには不十分なようです。そしてここでも「(文法を)完璧にしないと!」という日本人の弱みが出てしまっていますね。

起業でもなんでも、”インプット”より”アウトプット”が大事と言います。

完璧主義も外国人アレルギーも、どんどんアウトプットしてスピードアップが必要だと感じます。
他人事ではなく、個人個人がきちんと向き合っていかなければなりません。是非、ご自身でご覧になって、アウトプットしてみて下さい。

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