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ラテンアメリカの朝ごはん

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メディアルナ (Medialunas)、アルゼンチン

アルゼンチンのクロワッサン。塩気のきいたものや砂糖でコーティングされたもの、「ドゥルセ・デ・レチェ」と呼ばれるミルクジャムが塗りこまれたものなどさまざまな種類があります。

飲み物には飲むサラダと呼ばれる「マテ茶」。お砂糖を入れて飲まれることが多いのだとか。


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ボカディート (Bocadito)、キューバ

キューバのサンドイッチ。小さな柔らかいパンにハムやチーズ、ローストポーク、 もしくはこれらの具材をペーストにしたものを挟んでいただきます。キューバ人が多く住むアメリカ・マイアミでも人気のあるメニューだそう 。


ガジョピント (Gallo Pinto)、コスタリカ

コスタリカの朝食の定番のひとつ。白米や豆、玉ねぎ、にんにくなどを炒めたもので、スペイン語でガジョ(Gallo)=「雄鶏」、ピント(Pinto)=「まだら模様の」を意味します。お隣のニカラグアでも親しまれている料理です。


アキー & ソルトフィッシュ (Ackee and Saltfish)、ジャマイカ

ジャマイカの代表的な料理の一つ。アキ-と呼ばれる果物と塩漬けしたタラを使った料理で、玉ねぎやトマト、ハーブを一緒に炒めて作られます。

アキ-はとても栄養価の高い食材ですが、開花前のものは有毒で、熟してからでないと食することはできません。


ポンフランセース (Pão Francês)、ブラジル

「フランスパン」を意味するブラジル独特のパン。ハムやサラミ、チーズなどを挟んで食べます。また、ブラジルではフルーツが安価で手に入るため、さまざまな種類の新鮮なフルーツを朝食にいただきます。

飲み物は南国フルーツを牛乳でシェイクした「ビタミーナ」やコーヒーが定番です。


アレパ (Arepas)、ベネズエラ

ベネズエラで親しまれている薄焼きのパン。とうもろこし粉にバターと水または牛乳を加えて練り、フライパンで焼いたもので、主に朝食や軽食として食されます。

牛肉のトマト煮やツナ、チーズ、アボガド、トマトなどさまざまな食材を挟んでいただきます。


タマル (Tamales)、ペルー

ペルー風のちまき。トウモロコシ粉でできた生地をバナナの葉で包んで蒸した料理で、中には肉や玉子、オリーブの実、ピーナッツ、唐辛子などが入っています。

タマルは歴史が古く、今でも南米地域の広い範囲で親しまれています。


ウェボス・ランチェロス (Huevos Rancheros)、メキシコ

メキシコの朝の定番のひとつ。トルティーヤに半熟の目玉焼きとサルサをのせた料理で、付け合わせにフリホーレス(煮豆)やクレマ(サワークリーム)をつけることもあります。

メキシコは卵の消費量が世界一といわれており、特に朝食に卵を食べることが多いそう。


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