オランダの郷土料理
カプサロン (Kapsalon)
フライドポテトの上にケバブやシャワルマといった肉料理とチーズをのせ、さらに生野菜やガーリックソース、サンバル(チリソースの一種)をトッピングした料理。一見すると中東料理のようにも見えるこの料理は、2003年にオランダ・ロッテルダムの“El Aviva”というシャワルマ店で生み出されました。
この店によく通っていた美容師Nathaniël Gomes氏が、彼の好きな食材だけで作られたオリジナルメニューを注文していたところ、他の客にも好評を得て、広く知られるようになったのだそうです。
「カプサロン」という名称はオランダ語で「理容室」を意味し、この料理の発案者Nathaniël Gomes氏に由来します。
クロケット (Kroket)
オランダで親しまれているファストフードの1つ。ホワイトソースとひき肉(牛肉や子牛肉)にパン粉をまぶし、筒状に形を整えてから油で揚げた料理です。
もともとはフランス料理の“Croquette”が原型で、オランダに伝わった後、特に第二次世界大戦後に広く親しまれるようになりました。その人気は、街中に専用の自動販売機が設置されているほど。
スタンポット (Stamppot)
オランダの伝統的な家庭料理。じゃがいもにケールやほうれん草、ニンジンなどの野菜を加えてマッシュして作られます。
ソーセージやベーコンなど肉料理が添えられていることが多く、グレービーソースをかけて食べるのが一般的です。
ビターバレン (Bitterballen)
オランダの伝統的なスナック。一口サイズのコロッケのような料理で、マスタードを付けていただくのが一般的です。特にビールとの相性は抜群で、おつまみや軽食の定番として親しまれています。
エルテンスープ (Erwtensoep)
オランダの伝統的なスープ。エンドウ豆や野菜、カットした豚肉などから作られるもので、冬の定番料理の一つとして知られています。スープにはライ麦パンやベーコン、チーズなどが添えられていることが多いそう。
さらに記事を読む
おすすめの記事