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今日の気づき

こんにちは。羽根宮です。
今回は母親のひとことから思ったことを書こうと思います。

母はこんな人

私の母はとにかくよくしゃべる人。
思いついたことはその場で口に出す人です。
相手がどう思うかと言うことは二の次三の次。
まとまっていなくて、何が言いたいのか分からないことも良くあります。
ものの名前が出てこないので「あのほら、あれがあるから、あれを先に……」みたいなことをよくいいます。
何の脈絡もなく話が飛ぶこともしょっちゅう。
昔からそのような感じなので、私と弟は何を言おうとしているのかを推察する力が伸びました。

母のいるダイニングに行くと、必ず言われることがあります。
それは本日のご飯。
その日作ったもの、食べられるもの、早く食べてほしいもの、買ってきたもの、もらったもの等を片っ端から伝えられます。
基本的に私が自室にこもっているので、何かを食べるために来ているのだと思っている可能性が大です。
別の用事で行ったため「まだ食べないよ」と言っても、話し出したことは最後まで言わないと気が済まないようなので、とりあえず聞きます。
そして食事にをしに行ったときに、再度同じ事を繰り返されることもよくあります。

今日の出来事

今日は山芋がありました。
「年末に誰それさんから何本届いて~」とかいう情報をセットで聞かされます。
毎回聞かされます。
とろろご飯だけでは飽きてしまうから、炒め物にしたり色々作るのですが、とろろご飯の時も炒め物の時も、誰それさんから何本届いて残りが何本かという情報が付け加えられます。
そして今回の母の言葉は以下の通りでした。

「今日は山芋を千切りにしたから」

それでは画像をご覧いただきましょう。

……千切りではない

千切りとは
食材を幅1〜2mmに細く切ること。「細切り」よりも細く切ります。

“千切りとは―クックパッド料理の基本”. https://cookpad.com (参照2023.1.9)


画像ではわかりにくいですが1cmはあるので、少なくとも千切りではないですね。
細切りよりも太め。
これを見たときに、ちょっとクスッと笑いそうになってしまったんです。
あ、千切りが出来なくて馬鹿にするとかじゃないです。
そういう意味じゃないです。

今は料理は母に任せていますが、私が子どもの頃から大学に入る頃までは、私が料理をすることが多かったんです。
母は家事が苦手で極力したくなくて、娘に任せようとしていました。
この話は長くなるのでまたの機会にしますが。

今日の気づき

千切りと言われたこの山芋を見たときに、母にとってはこれが千切りなんだなと思うとともに、以前の私だったら「これは千切りじゃないでしょ」とか口にしていたなと思ったんです
完璧でなければならない、正しくなければならないと思っていた頃にこれを見せられたら、要らないことを言ってお互い嫌な気分になっていたのではないかなと思いました。
そういう言葉を出さなかった自分に、ちょっと今日は余裕があるなと思い、肯定感でクスッと笑いたくなったのです。
やっぱり行き過ぎる完璧主義は苦しかったし、周りとの関係もギクシャクするわけだなあと思ったのでありました。

おわりに

シンプルにまとめようと思っても、長くなってしまいますね。
慣れれば簡潔にまとめられるかしら。
母の説明が長くなってしまったのは、色々面白い人なので、今後母をネタにして(←言い方)色々書けるのではないかなと思ったからです。
これでは何でもかんでも話したい母と変わらないですね。
母との関係も色々あったし、自分の考え方も過去と今では違うのですが、そういったこともその内に書いていこうと思います。
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。

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