1️⃣猿でもわかる世界史の教科書[1.ヨーロッパ州先史時代]


世界史における先史時代は研究や探求するとまで行けば奥深いが一般知識を身につける上においてはとても短い。なのでさほど覚えることも多くなく、すんなりと覚えられるでしょう。

人類とは

人類とは一般的にホモ・サピエンスと定義される。人類は文化を文明を発展させ、時には争い今現在まで至った。その元祖とも言える歴史の時代が先史時代である。かつては人類はその段階の中で進化してきたと言われていたが今現在では違い、過去にはその他の人類が存在してそのその他の人類が絶滅してを繰り返していたことが明らかになった。では何故私達の種族が生き残れたのか。それは3つの理由があるからだ。
・1つ目の理由:脳が発達し、巨大化したこと。
・2つ目の理由:四足歩行から二足歩行になったこと。
・3つ目の理由:他の動物よりも複雑な言語を使用できるようになったこと。
以上の理由からホモ・サピエンスは生き残れた。

先史時代

私達人類が地球に誕生してから文明や文字を創りだすまで膨大な時間を要した。その膨大な時間の事を先史時代という。

猿人:最初の人類である猿人は今から約700万年前にアフリカで誕生した。直立二足歩行であり、簡単な打製石器を用いて暮らした。代表的な猿人はアウストラロピテクスやホモ・ハビリス。最古の猿人はトゥーマイ猿人。脳の大きさは600cc(水でいうと600mL)

原人:原人は240万年前に誕生。ハンドアックス(手斧)や火、言語を用いて狩猟して暮らした。代表的な原人はジャワ原人や北京原人。脳の大きさは1000cc(水でいうと1L)

旧人:約20万年前に誕生。剥片石器(石とかを砕き鋭くした石器)を用いた。旧人は今の私達とさほど変わらず死者埋葬など精神的面で優れていた。代表的な旧人としてヨーロッパにいたネアンデルタール人が挙げられる。脳の容量は1500cc以上(水でいうと1.5L)

ホモ・サピエンス:同じく約20万年前に誕生。現在唯一生き残っている人類。私達である。

新人:約4万年前に誕生。剥片石器を進化させ、新たに骨角器(動物の骨や角で作った道具)を作りあげた。フランスのアルター洞窟やスペインのアルタミラ洞窟も新人が描いたもの。

【フランス】ラスコー洞窟/Wikipediaラスコー洞窟より

代表的な新人は南フランスからアフリカで発見されたクロマニョン人、中国の周口店上洞人、イタリアのグリマルディ人。
脳の容量は1500cc。

旧石器時代

ここまで人類が石等を用いて生活していた。この時代のことを先史時代の中でも旧石器時代という。

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