#113 希望を持つことの大切さがわかる実験
1950年代にハーバード大学で行われた研究です。カート・リヒター博士は、水のプールにラットを入れて、どれくらいの時間水面から顔を出し泳いでいられるかテストしました。(現代なら動物愛護団体から非難を受けそうですが、この実験が行われたのは今から約70年前です。)
平均すると、15分後にはラットはあきらめて沈んでしまいました。
しかし、研究者たちは、疲れ果ててあきらめてしまう直前に、ラットをプールから出して乾かし、数分間休ませてから、2回目の実験をするために再び水の中に入れてみたのです。
この2回目の挑戦では、どれくらいの時間が経過したと思いますか?
覚えておいてくださいね - 彼らは最初は平均15分で諦めていましたよね。...
2回目はどのくらいだったと思いますか?
15分?
10分?
5分?
ところがなんと!
60時間!
そう!60時間も泳ぎ続けたのです。
ラットは自分がまた救助されると 信じていたから。最初はもうだめだあきらめようと思っていたことを 遥かに超えて頑張ることができたのです。
この結果ってすごく重要だと思いませんか。疲れ果てたラットでも、希望を持つことであんなにも長く泳ぎ続けることができたのです。自分自身と自分の能力を信じることは、何にでも役立つと思いませんか?
先生方、子どもたちが希望を持てるように努力していますか?
ラット君に感謝です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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